ワンちゃん映画のシリーズ第二弾、犬たちは赤ん坊を取り戻せるか?

ミッド・ロード・ギャング 2/Mid-Road Gang 2


MaMaPoster2.jpg


 動物コメディー。日本でもDVD化された「捨て犬マッカムの大冒険(Mid-Road Gang)」<2007年>に次ぐ、5年振りのシリーズ第二作目。犬のチューは、子供が生まれたばかりの夫婦に飼われていた。ある日、その家の赤ちゃんがさらわれるが、チューはそれを防ごうとしたために逆に赤ちゃんをさらったと勘違いされて追われる身に。チューは途中、人間に捕まった犬たちを助け、一緒に赤ちゃんを取り戻そうとアユタヤーを目指すが・・・というストーリー。
 前作はお子様向け作品だと思って観たのだが、意外にしっかりと作られていておもしろかった。しかし、今作はいけない。ストーリーはこんなものでもいいのかもしれないが、おもしろさがない。そして、犬たちがほとんど演技をしていないのが気になる。犬たちがことばをしゃべるという設定なので、セリフで無理やりストーリーを進行させている。これでは物足りないのも当たり前だ。5年も経っているのでもちろん犬たちのメンバーは違うが、前作の方が演技をしていた気がする。極めつけは、なかなかストーリーが進まないので上映時間内で完結できるのか?と思っていたら、なんと「次回につづく」という形で終わってしまった。連続TVドラマではないのだから、これはだめだ。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、6.84点(満点は10点。投票数19。2012年8月現在)とよくなかった。ただし、興行収入的にはUS$741,600と悪くない数字を出している。
 パンタム・トーンサン監督には、当時18歳の女優ボンコット・コンマーライをヌードにさせて撮った衝撃作「ジャッジメント(The Judgement)」<2004年>、「メナムの残照(クーカム)(Khu Kam)」<1995年>(※共同監督)などの作品がある。シリーズ第一作目も同監督の作品。

⇒タイ映画ライブラリー

にほんブログ村 映画ブログ 華流・アジア映画(韓国以外)へ
にほんブログ村

[ タイのDVD販売サイト ]


 


テーマ : アジア映画
ジャンル : 映画

いたずら猿と少年の愛情物語

カピ / Kapi


KapiPoster3.jpg


 タイ南部を舞台とした、少年トーンといたずら猿カピの愛情物語といったところであろうか?猿以外は、コメディー色をあまり出していないところは好感が持てる。カピがおもしろいことをしてくれるのだが、残念ながらこれが描ききれていない。どうしてもっと猿が活躍するシーンをちゃんと出さないのか?猿の演技力の限界なのか?肝心な部分を見せなかったりすぐに次の場面へ移ってしまう。猿はこの映画の生命線でもあると思うのだが。
 物語はどうかというと、展開はゆっくりでダイナミックなストーリーがないのでやや退屈さを感じてしまう。タイ南部の田舎では、このように時がゆっくり流れるのだといわれてしまうとそれまでなのですが。なんだか猿と少年の日常を淡々と描いているような感じになっている。リゾート開発という作品中の大きな問題があるのだが、こちらの方はあまり重要性を持たせていないようだ。
 村人の一人として、日本人俳優の矢野かずきが出ていた。ほんわかした温かさが出ていていいです。原題は「カピ 猿は王子をだまさない」と訳すのか?

[ タイのDVD販売サイト ]


⇒タイ映画ライブラリー

にほんブログ村 映画ブログ 華流・アジア映画(韓国以外)へ
にほんブログ村

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

捨て犬マッカムの大冒険 / Mid Road Gang

MidRoadGangPH1.jpg



 タイではとても珍しい、動物が主人公の作品。飼い主の奥さんである猫好きの夫人に捨てられてしまった犬マカーム(日本語字幕ではマッカム)が主人公となって繰り広げる、犬たちの物語。舞台は中産階級が住む新興住宅街で、ローイクラトン(ロイカトーン)の祭りなども舞台設定として出てくる。
 足をけがしてびっこをひいたり二本足で立って物陰に隠れるなど犬たちの演技はなかなかなのだが、残念なことにストーリーがちょっと弱い。泣かせる部分もあるのだが、もう少し盛り上げて欲しかった。お子様向きの内容かというと、そういうわけではないような気がする。雄犬が雌犬のお尻を追いかけるシーン等が結構あり、セリフも柔らかくはしてあるものの内容は大人の世界のものも多い。
 犬たち同士の争いの場面で一方が大きな壺の中に隠れるシーンがあるが、その中から突然犬たちが飛び出してくる。何が起きたのかと思いきや、壺の中からおばさんが現れる。日本人には何が何だかわからないが、このおばさんはピー・ポープというお化け役で有名な女優のナタニー・シッティサマーン(Nattanee Sitthisaman/ณัฐนี สิทธิสมาน)だ。つまり、壺の中にピー・ポープ(お化け)がいたから逃げだしたのだ。アメリカから来たという設定の犬が英語とタイ語を話していたが、アテレコは本当に西洋人がやっているのがおもしろい。原題の意味は不明。


「タイ映画ライブラリー」


にほんブログ村 映画ブログ 華流・アジア映画(韓国以外)へ
にほんブログ村


タイ映画のDVDなら by eThaiCD .com

タイからDVDなどの取り寄せが可能です
プロフィール

asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

AD by AdMax
AD by AdMax
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
タイ映画 by Amazon
月別アーカイブ
ランキング
検索フォーム
リンク
ニュー・リリース作品       by Amazon
twitter
RSSリンクの表示
twitter(タイ映画)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ