現在、日本で劇場公開中?のタイ合作作品「沈黙の達人」

現在、日本で劇場公開中?のタイ合作作品「沈黙の達人(Attrition)」<2018年/アメリカ、タイ、香港、イギリス>です。
スティーブン・セガールが主演だけあり、例によって邦題には「沈黙」が付いている。
ウィタヤー・パーンシーガームは国際的に活躍している男優で、日本映画の「ルパン三世(Lupin the Third)」<2014年>、日本で公開された「サムイの歌(Samui Song)」<2017年>、「オンリー・ゴッド (オンリー・ゴッド・フォーギブズ)」<2013年/フランス、他>、「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part II)」<2011年/アメリカ>、「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀(Largo Winch II)」<2010年/フランス、他>や「マインドフルネス・アンド・マーダー(Mindfulness and Murder)」<2011年/タイ>、「スニー・エ・レレファン(Sunny Et L'éléphant)」<2007年/フランス>などに出演している。タイ剣道クラブの代表で黒帯五段だそうだ。
Tanapol Chuksridaは、日本でDVD化された「スコーピオン・キング 3(The Scorpion King 3 Battle for Redemption)」<2012年/アメリカ>に出演している。
[詳細] タイ映画ライブラリー

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"タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録!"した???という「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」が日本公開
「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」が日本公開

タイで大ヒットした、「バッド・ジーニアス 危険な天才たち(頭脳ゲーム/バッド・ジーニャス/Bad Genius)」<2017年>が、22日(土)より、東京の新宿武蔵野館より順次全国で公開されます。この作品、日本人の間でもものすごく評判がいいので驚きです。絶賛の嵐といった感じです。ここまで評判がいい作品は、めったにないと思います。東京地区は1館だけの公開なのですが、ここまで評判がいいと1館だけでさばけるかどうか。この作品の内容については、後日、取り上げることにします。
さて、今日の話題は、「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録!」ということに関してです。インターネット上では、この言葉が飛び交っています。先日、当ブログでも取り上げましたが、結論から言うと、この作品は「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録!」した作品ではありません。タイの人に聞けば、すぐに分かることです。
「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」した作品は、日本でも公開された「愛しのゴースト(ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン/Pee Mak Phra Kanong)」<2013年>です。興行収入は、半永久的に破られないとも思えるような約597.5百万バーツ($18,161,322)というとてつもない数字を挙げています。「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」はどうかというと、111.93百万バーツでした。日本で公開されたタイ映画の「すれ違いのダイアリーズ(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キトゥン・ウィタヤー/Teacher's Diary)」<2014年>が100.7百万バーツでしたので、これと同じくらいと言えますね。
では、なぜこの作品が、「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」した作品という情報が流れているのでしょうか?おそらく、その発端は、日本での配給会社の宣伝コピーにあると思われます。作品の公式ホームページを見ていただくと分かるのですが、「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録!」と大きく出ています。そして、よく読んでみると、その上に小さな文字で、「中国、香港、台湾、マレーシア、フィリピン、ベトナム・・・8つの国と地域で」と書かれているのです。つまり、これらの地域で公開されたタイ映画としては史上歴代No.1のヒットということなのです。
昨今は、SNS時代なのはご承知の通りです。たくさんの人たちが、この「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」という部分だけをコピーした情報が瞬く間にSNSで広がってしまったのです。そのために、この作品が「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」した作品と勘違いする人たちが続出してしまいました。TAT(タイ国政府観光庁)までもが、(おそらく勘違いしているらしく)「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」という情報を流していました。
何人かの方には正しい情報を伝えたのですが、もうここまで間違った情報が広まってしまうと何をやっても無駄です。映画ライターらしき方までも、間違った情報発信をしているのを見つけてしまいました。映画ライターの方とはいえタイ映画には詳しくないでしょうから、これだけ間違った情報があふれていたらこうなってしまうでしょうね。配給会社のキャッチコピーが悪いとは思いません。SNS時代の怖さですよね。有名なサイトが間違って発信してしまうと、多くの人がそれをコピーして再発信してしまうので、とんでもないことになってしまいますね。
というわけで、何人かの方から当ブログあてに質問をいただきましたが、「タイ映画史上歴代No.1の大ヒットを記録」した作品は、「愛しのゴースト」です。
◆「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」公式ホームページ
[参考] タイ映画ライブラリー

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本日より、日本でタイ・シンガポール映画「ポップ・アイ」がロードショー

本日より、日本でタイ・シンガポール映画「ポップ・アイ(Pop Aye)」<2017年>が、東京のユーロスペース、他で全国順次ロードショーです。
ドラマ。象と共に歩むロード・ムービーとのこと。「第30回東京国際映画祭」で上映された。女優のペンパック・シリクンは、日本で劇場公開された「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part Ⅱ)」<2011年/アメリカ>や日本の映画祭で上映された「愛なんていらない (イット・ゲッツ・ベター/It Gets Better)」<2012年>などにも出演している。ナロン・ポンパープは、日本の映画祭で上映された「メコン・フル・ムーン・パーティー(Mekhong Full Moon Party)」<2002年>で僧侶役を演じていた人だ。
原題の「ポープ・アーイ」とは象の名前で、英語で言う有名なアメリカのアニメーションの「ポパイ(Popeye)」のこと?
[ 詳 細 ] タイ映画ライブラリー
◆「ポップ・アイ」公式HP

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「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は、「タイ映画史上歴代N0.1の大ヒットを記録」した作品ではありませんよ
「タイ映画史上歴代N0.1の大ヒットを記録」した作品ではありませんよ

日本公開予定が公表されたタイ映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」ですが、世間で誤解されている部分があるようです。SNSの普及で、この作品に関して「タイ映画史上歴代N0.1の大ヒットを記録」との文言がインターネット上で大量に踊っているのです。この作品は、タイ本国において「タイ映画史上歴代N0.1の大ヒットを記録」してはいません。歴代N0.1は、「愛しのゴースト (ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン)」(Pee Mak Phra Kanong)<2013年>です。
この情報源はどこかと思ったら、日本の配給会社でした。ですが、配給会社の宣伝文句をよ~く読んでみると、「タイ映画史上歴代N0.1の大ヒットを記録!」という文言の前に、小さく「中国、香港、台湾、マレーシア、フィリピン、ベトナム・・・8つの国と地域で」と記載されています。多くの人たちは、この部分を削って情報を発信したのですね。そのために、大きな誤解が生じたというわけです。
ちなみに、タイにおける本作の興行収入は111.93百万バーツでした。一方、「愛しのゴースト」はUS$18,161,322でした(※資料の関係で、通貨単位の統一ができなくて申し訳ございません)。

[ 参 考 ] タイランド・ライブラリー

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本日より、タイ映画「すれ違いのダイアリーズ」が沖縄の松坂劇場で公開

本日より「すれ違いのダイアリーズ(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キトゥン・ウィタヤー/Teacher's Diary)」<2014年>が、沖縄の松坂劇場で8月18日まで公開予定です。この作品は、日本を全国行脚しています。すごいですね。
◆松坂劇場
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明日、日本で空族の「バンコクナイツ」が劇場公開

明日から、日本で空族の「バンコクナイツ(Bangkok Nites)」が劇場公開予定です。東京では、テアトル新宿で上映されます。
配給は空族(クゾク)。クラウドファンディングによって製作された。目標1千万円に対して、集まった金額は11,302,862円であった。富田克也監督には、「同じ星の下、それぞれの夜」<2012年>の中の「チェンライの娘」などの作品がある。
[ストーリー] ※「バンコクナイツ」公式ホームページより
タイの首都、バンコク。日本人専門の歓楽街タニヤ通りの人気店、「人魚」でNO.1のラックは、イサーン(タイ東北地方)からバンコクへ出稼ぎに出て5年が経った。日本人のヒモ、ビンを連れまわし高級マンションで暮らす一方、ラックの支える大家族は、遥かラオスとの国境を流れる雄大なメコン川のほとり、ノンカーイ県に暮らしていた。確執が絶えない実母ポーンと今は亡きアメリカ軍人だった2番目の父との息子、ジミー。ラックは種違いの弟ジミーを溺愛している。
ある晩、謎の裏パーティーで、ラックは昔の恋人オザワと5年ぶりに再会する。ノンカーイから出て来たてだったラックの初めての恋人がオザワだった。元自衛隊員のオザワは、今では日本を捨てバンコクで根無し草のようにネットゲームで小銭を稼ぐしかない沈没組。オザワがラックに会うには金がいる。戸惑うふたり…。そんな折、オザワはかつての上官で、現在はバンコクで店を営む富岡にラオスでの不動産調査を依頼される。
かくして、いくつもの想いを胸に秘めたラックとオザワは、バンコクを逃れるように国境の街ノンカーイへと向かうことになったが…
古来、国境紛争に翻弄され続けたイサーン。物語はその雄大な“イサーンの森”の闇の奥へ、舞台はやがてラオスへと、かつてインドシナを深く抉ったベトナム戦争の癒えぬ傷を映しはじめる―。
◆テアトル新宿
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「すれ違いのダイアリーズ」日本各地で続映

すごいですね。5月14日に日本で劇場公開されたタイ映画の「すれ違いのダイアリーズ(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キトゥン・ウィタヤー/Teacher's Diary)」<2014年>が、日本各地でいまだに続映中です。
10月8日~21日には、飯田橋ギンレイホールで上映されます。また、鹿児島ガーデンズシネマと宇都宮ヒカリ座では、10月8日~14日の上映です。彩の国さいたま芸術劇場では、11月10日~13日に上映されます。

[ 参 考 ] タイランド・ライブラリー

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「クワイ河に虹をかけた男」が、ポレポレ東中野で続映



日本陸軍の通訳を務めていた永瀬 隆 氏を追ったドキュメンタリー「クワイ河に虹をかけた男」が、ポレポレ東中野で続映します。なんと、10月1日~11月4日までのロングランです。上映時刻が変わりますのでご注意ください。
◆ポレポレ東中野
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「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー」のリメイク、インドネシア映画「ラブ・ユー... ラブ・ユー・ノット...」が日本で上映

第10回大阪アジアン映画祭でも上映されたGTH社の大ヒット作「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー(I Fine..Thank You..Love You)」<2014年>のリメイク作品である、インドネシア映画「ラブ・ユー... ラブ・ユー・ノット...」が日本で上映されます。シネマート心斎橋の「インドネシア映画祭2016」においてで、9月25日のたった一回だけです。これ、すごく観たいです。東京のシネマートでもやってくれませんかね。
◆インドネシア映画祭2016
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特報、「すれ違いのダイアリーズ」が、ユジク阿佐ヶ谷で9月3日から上映



(C) 2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.
特報です。「すれ違いのダイアリーズ(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キトゥン・ウィタヤー/Teacher's Diary)」<2014年>が、ユジク阿佐ヶ谷(東京)で9月3~16日の間上映されます。うれしいですね。東京地区での再度の上映です。興業もいい成績が出ているということなのでしょうか? この作品を見逃した方、もう一度見たいという方は是非どうぞ。
◆ユジク阿佐ヶ谷
[ 参 考 ] タイ映画ライブラリー

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