GYAO!で、パンナー・リットクライ監督の「マッハ!ニュー・ジェネレーション」を無料配信

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パンナー・リットクライ監督「マッハ!ニュー・ジェネレーション」を無料配信


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 GYAO!で、パンナー・リットクライ監督の「マッハ!ニュー・ジェネレーション(Bangkok Knockout )」<2010年>を無料配信中です。

 肉体派アクション作品。ストーリーは、あるマーシャル・アーツのグループが、お金を賭けたサバイバル・ゲームに巻き込まれるというもの。
 監督は、「マッハ」シリーズに主演し日本でも人気のあるトニー・ジャーのアクションの師匠であるパンナー・リットクライ。とにかく、とてつもないアクション映画だ。「これぞタイ・アクション」という感じのもので、演じている俳優たちは命が惜しくないのだろうかと思えてしまう内容だ。ここまで無謀?なアクションは、ハリウッドではやらないであろう。タイだからこそできたともいえるのだが。ストーリーは、目新しくもないし大したこともない。とにかくアクションが見ものとなっている。俳優たちの身軽さやフィルムの早回しはしているであろうが戦いぶりはすごい。集団が入り乱れて乱闘しているところに車が突っ込んでいくシーンがあるのだが、ひとつ間違えば車にひかれてしまうのによくやったものだと思う。車の使い方はハリウッドのように洗練されてはいないが、とにかく感動ものである。走っているトレーラーの下で戦うシーンも迫力はそれほどでもないが、ひとつ間違えばタイヤの下敷きとなるかなり危険なものだ。トレーラーの車体の下を使ったアクションは、日本でもDVD化された「タイガーブレード(The Tiger Blade)」<2005年>でもやっていた。
 おそらく、若手の男優陣は全員無名の人たちであろう。そんな中、往年の名優ソンポン・チャートリーも出演している。そう、「THE KING 序章 ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode1)」<2007年>や「山田長政(Yamada)」<2010年>で僧侶役をやっていた人である。この人の役がまた変なみっともない役で、よくこんな役を引き受けたなという内容だ。年齢的にアクションを見せられないのは仕方ないが、肝心な時に足をくじいて戦えないのは・・・。ベテラン俳優に対し、この役柄はいくらなんでもかわいそうだと思うのだが。
 パンナー・リットクライ監督は出演もしているが、悪役面がとてもいい。貫禄もある。また、この作品に日本人が出演している。中津 亜紀子さんという方で、海外を渡り歩くモデルさんだそうです。濃い化粧で登場するのでそれなりの年齢の人のように見えるのだが、でも、意外に若いのでは?と思ったらやはりそうだった。1982年生まれだそうで。08' Miss International Japan Finalistでもあるそうなので、本当は??おきれいな方なのだと思いますがあの役はあまり得な役ではありませんね。
 この作品だったら言葉が全く分からなくても理解できる。日本でDVD化してもおもしろい作品だと思うのだが(→日本でDVD化された)。原題の意味がよく分からないのだが、「スー・ファミリー ソー・ファミリー」と訳すのか?



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GYAO!でジージャー出演のアクション作品「チョコレート・バトラー 」を無料配信中

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ジージャー出演のアクション作品「チョコレート・バトラー 」を無料配信中


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 現在、GYAO!でジージャー出演のアクション作品「チョコレート・バトラー (ザ・キック/The Kick)」<2011年/タイ、韓国>を無料配信中です。

 コメディー・タッチのテコンドーものアクション作品。タイの国宝級の剣を狙う窃盗団とテコンドー教室の一家が剣の争奪戦を繰り広げ・・・・というストーリー。日本でも公開された「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2009年>でもメガホンを取ったプラチャヤー・ピンケーオとチーチャーが再びタッグを組んだ作品。ただし、今作ではチーチャーはは主演ではない。
 作品が始まった最初の数分間で、既に?と思わせる内容となってしまっている。この作品は、B級作品のつもりで作ったのではないだろう。であるならば、失敗作ということになるであろう。
 まずは、作品の基本となるストーリー構成がしっかりしていない。演出と脚本も???である。すばらしいアクション・シーンもあるのだが、アクションの演出も全体的に力がない。それに、クライマックスのお父さんと爆弾のシーンはお粗末だった。
 この作品があまり盛り上がらない理由の一つに、主人公たちが強いのだか弱いのだかよく分からない点を挙げることができる。強いのだったらもっと強く、弱いのだったらもっと弱くしないと観客は感情移入することができない。それと、登場人物のキャラクターがほとんど生かされていない。チーチャーにいたっては、ストーリー的にはおまけ的存在となっている。
 主人公は音楽をかけると強くなるという設定なのに、クライマックスでは音楽は使われていない。ワニが出てくるシーンは合成で、象のシーンでは象をうまく利用できていない。それに、作品の最初の方のアクション・シーンではスロー画面にしたために、実際には当たっていないことがはっきりと分かってしまう。
 アクション・シーンがだめでもストーリーがしっかりしているか、ストーリーがだめでもアクション・シーンがしっかりしていれば作品としては形になるのだが。韓国での興行成績は分からないが、タイではUS$172,000という見るも無残な成績に終わっている。原因は宣伝等興行面にもあるのかもしれないが、タイの人たちに評価されなかったのも一因に違いない。
 日本でのDVD化にあたっては、チーチャーが出演する作品は「チョコレート」という冠を付けるつもりのようだ。DVDジャケットのデザインの感じも、全ての作品が同じになっている。営業的には仕方ないのかもしれないが、なんだか芸がないような気がする。それと、チーチャーは助演なのに、日本版のDVDパッケージでは彼女が大きく載っている。これだとチーチャー目当てで買った人は、だまされた気分になるのでは?
 プラチャヤー・ピンケーオ監督には、日本で公開された「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2008年>や「パーイ・イン・ラブ(Pai in Love)」<2009年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「バンコク・ストーリーズ(Bangkok Stories)」などの作品がある。



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GYAO!でジ―ジャー主演のアクション「チョコレート・ソルジャー RAGING PHOENIX」を無料配信中

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ジ―ジャー主演のアクション「チョコレート・ソルジャー RAGING PHOENIX」を
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 GYAO!で、チーチャー(ジ―ジャー)主演のアクション作品「チョコレート・ソルジャー RAGING PHOENIX(ジージャー:頑固に、美しく、猛々しく/Raging Phoenix)」(2009年)を無料配信中です。

 アクション作品。「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2008年>のチーチャー(ジージャー)主演第二作目。チーチャー目当てに見たいと思う方も多いであろうが、残念ながらかなり厳しい内容となっている。脚本と監督の力不足か? アクションも所々ですごいシーンはあるのだが、ラスト以外は平凡と言っていい。それは、早回しやスローモーションをあまり使ってないせいか、演出の力不足なのか?
 作品の冒頭はタイ版の「酔拳」かと思いきや、後半は新境地の「二人四脚拳?」になっている。チーチャーが、絶対的な強さを持つ役ではないのもこの作品のつらいところだろう。ワンシーンだけ日本人の女性が出てくるが、クレジットにはタケシタ・アイノ(Aino Takeshita)と出てくるので彼女がそうなのであろう。日本で、2010年に大阪アジアン映画祭で上映された時の邦題は「ジージャー:頑固に、美しく、猛々しく」。



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西部劇風銃アクション「シン・サン・パー」

シン・サン・パー/Sing Sung Pah


 西部劇風銃アクション。劇中に、登場人物たちの歌うシーンがあるのが楽しい。二人の男性を従えた都会からやって来た風の気取った若い女性は、若き日のナオワラット・ユックタナンであった。監督のチュムポーン・テープピタックは、男優のチュムポーン・テープピタックと同一人物か?

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実在のスーパーマンをモデルにした特撮アクション「クンパン」

クンパン/Khunphan


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 アクション作品。サハモンコン・フィルム配給。時は、第二次世界大戦勃発直前の日本軍がタイへ上陸してくる直前の物語。そこでは、クンパン(アナンダー・エバリンハム)率いる警察官とアンハーウィヤルー(クリサダー・スコソーン)率いる盗賊団が熾烈な戦いを繰り広げていた。
 本作は、20世紀初めにタイ南部で実在した警察官クンパンタラックラーチャデート(ブット・パンタラック)/ขุนพันธรักษ์ราชเดช(บุตร พันธรักษ์))<1903~2006年>を描いたノンフィクション作品との報道もあるが、彼を主人公のモデルにしてはいるものの実話を基にしているわけではないようだ。彼は人々を脅かすマフィアを次々と制圧し、銃で撃たれても当たらないしナイフで襲われても刺されないという言い伝えがある。
 トレーラーを観ると特撮アクションという感じなのだが、残念ながら、特撮の一番いいシーンはトレーラーなどの中に全て入ってしまっていた。そのため、作品を観終わって少しがっかり感がある。また、特に列車のシーンの特撮は、タイ映画界の技術力は今ひとつの感を受けてしまう。また、心臓をわしづかみにするシーンは、日本の時代劇・必殺シリーズ「暗闇仕留人」の方がすごかった。
 作品は西部劇(マカロニ・ウエスタン)を意識しているのであろうか(タイでも、西部劇作品が作られている)? 冒頭やラストのシーン、そして音楽はマカロニ・ウエスタンそのものだ。あと、エンド・タイトル中に一瞬出てきた俳優は、アーラク・アモンパシリ(ペー)であろうか? メガネをかけていたのでよく分からなかったのだが(後に調べたが、だれだか分からなかった)。
 そして、作品自体は楽しめるのだが、脚本力が弱い。そのため、ストーリー展開のドキドキ感がないのだ。それと、主人公のクンパンと警察の関係、クンパンとアンハーウィヤルーの関係が分かりにくい。そこにチュポーン・チャーンプルン演じるスア・サンという主役級の悪役が登場してくるので、なおさら分かりにくくなる。クンパン対アンハーウィヤルーの両巨頭対決だけにした方が、ストーリーは盛り上がったと思う。
 すばらしいのは、出演者たちだ。名優アナンダー・エバリンハムは当然かもしれないが、クリサダー・スコソーンのすごい面構えがすばらしい。だが、見せ場がそれほどなかったのが残念。むしろ、もう一人の悪役であるチュポーン・チャーンプルンの方が見せ場があった。脇役陣もいい味を出していた。
 アナンダー・エバリンハムは、日本で公開された「心霊写真(Shutter)」<2004年>、日本の映画祭で上映された「コンクリートの雲 (コンクリート・クラウズ/Concrete Clouds)」<2014年>、「ウモーン・パー・ムアン - 羅生門(アウトレイジ/The Outrage)」<2011年>、「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>や日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>、「メモリー(Memory)」<2008年>、「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密(Me...Myself)」<2007年>などに主演している。
 クリサダー・スコソーンは、日本で公開された「レベル・サーティーン(13 Beloved)」<2006年>や日本の映画祭で上映された「マリー・イズ・ハッピー(Mary Is Happy, Mary Is Happy)」<2013年>などに出演している。
 準主役のような存在でクリサダー・スコソーンよりも目立っていたチュポーン・チャーンプルンは、日本で公開された「ザ・ヴェンジェンス (ベンジェンス・オブ・アン・アサシン/Vengeance of an Assassin)」<2015年>、「ロケットマン !(Dynamite Warrior/Tabanfire)」<2006年>、「七人のマッハ!!!!!!!(Born to Fight)」<2004年>で主役を務めた人だ。その他、日本で公開された「マッハ!無限大(トム・ヤム・クン 2/ザ・プロテクター 2/Mach! Infinite/Tom Yum Goong 2/The Protector 2)」<2013年>、「マッハ!弐(Ong-Bak 2)」<2008年>や日本の映画祭で上映された「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>、日本でDVD化された「マッハ!参!!!(Ong-Bak 3)」<2010年>などにも出演している。
 一瞬ヌードを披露したカーンピッチャー・ケートマニーは、「メー・ビア(Mae Bia)」<2015年>で主演女優を務めた人だ。
 興行収入は、61.74百万バーツとヒットした。コーンキアト・コームシリ監督には、日本でDVD化された「裁断分裂キラー スライス(スライス/Slice)」<2009年>、「最強のムエタイ・ファイター (ムアイタイ・チャイヤー/Muay Thai Chaiya)」<2007年>や「パラサイト(Parasite)」<2012年>、「ギャングスター(Gangster)」<2012年>、「ワーイ・ナム・カーム・タレー・ダーオ(Wai Nam Karm Talay Dao)」<2012年>、「ルット・シー・ルット(Lud See Lud)」<2011年>、「アート・オブ・ザ・デビル 2(Art of the Devil 2)」<2005年>などの作品がある。

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娘を殺した犯人を捜す、父の復習が始まった「マキシマム・クラッシュ」

マキシマム・クラッシュ/Zero Tolerance


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 アクション作品。タイの刑事であるピーター(サハチャック・ブーンタナキット)は、ベトナムにいる親友のジョニー(ダスティン・グエン)に彼の娘であるエンジェルが死んだことを告げる。それを聞いたジョニーは、娘を殺した犯人を見つけるために、ピーターと彼の部下であるカーン(プリンヤー・インタチャイ)の協力を得て娘の知り合いの男性をひとりひとり探し出し…。
 本作は、タイによくある肉体派のアクションではない。バイオレンス色の濃い銃アクションだ。本作の特徴でもあり魅力でもあるのは、このバイオレンス描写だ。そのムードを高めているのは、ジョニー役のダスティン・グエンの殺人鬼であるかのような演技であろう。
 全体的には楽しめるのだが、ストーリーの中身が不足している。もっと緻密な内容でなければ、観客はストーリーに納得しないであろう。たとえば、ピーターら三人が捕まった時、なぜ一人はいとも簡単に処刑され、残りの二人は見逃されたのか? 意味が分からない。
 また、ラストにはサプライズが用意されているが、動画が残されていること自体が不自然ではないだろうか? それに、だれもが死んだエンジェルは「美人で頭がいい」と言っているが、とてもそうは見えない。あと、ケイン・コスギの出番はあれだけ? 本作は、バンコクなどで撮影されたとのこと。
 サハチャック・ブーンタナキットは国際派の男優で、日本で上映された「バトルヒート(スキン・トレード/Battle Heat/Skin Trade)」<2015年/アメリカ、タイ、カナダ>、「ルパン三世(Lupin the Third)」<2014年/日本>、「オンリー・ゴッド(オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、デンマーク、タイ、アメリカ、スウェーデン>、「The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛(The Lady)」<2011年/フランス、イギリス>などに出演している。
 タイでは、2015年「Thailand International Film Destination Festival」で上映された。同映画祭では、2012年作品のイギリス映画と紹介されている。この作品は、「エンジェルス(Angels)」<2012年/タイ/Wych Kaosayananda監督>の作品に追加、再編集したものらしい。英題の「Zero Tolerance」とは、「不寛容」という意味。



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9月17日、「映画・チェンネルNEO」でタイでも撮影された実写版「ルパン三世」放送

9月17日、「映画・チェンネルNEO」でタイでも撮影された実写版「ルパン三世」放送


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 9月17日、「映画・チェンネルNEO」で、タイでも撮影された日本映画・実写版「ルパン三世」が放送されます。再放送は、19日と23日です。

 TVアニメにもなったモンキー・パンチの漫画「ルパン三世」の実写版。シンガポールの美術館から、古代オリンピックのメダルが盗まれる事件が発生した。そのメダルを盗んで持ってきた者が、窃盗集団「ザ・ワークス」の次期リーダーになることになっていた。しかし、次期リーダーお披露目の場で、ザ・ワークスの現リーダーが・・・というストーリー。
 実写映画化は、「ルパン三世 念力珍作戦」<1974年/監督:坪島孝>以来のこと。ルパン三世を演じるのは小栗旬。次元大介は玉山鉄二、石川五ェ門は綾野剛、峰不二子は黒木メイサ、銭形警部は浅野忠信が配されている。
 撮影は、日本、タイ、香港、シンガポール、フィリピンなど国際的に行われた。出演者も台湾の人気グループF4のジェリー・イェン、オーストラリアのニック・テイト、韓国のキム・ジュンらが出演している。
 「実写版のルパン三世はコケる」との大方の予想であったが、ふたを開けてみるとかなりのヒットとなった。さすが東宝(配給元)、といったところであろうか?
 当初の予想では、「ルパン三世を実写で撮ってもおもしろいものはできない」という意見が多かったが、公開後の評判はなかなかいいようだ。だが、脚本は深みがなく、ストーリー的にはいまひとつの感がある。元はアニメだからと言われてしまえば、それまでなのだが。また、アクション・シーンのスピードが、速すぎて何が起こっているのかよく分からない。見ていて、目がついていけないのだ。
 しかし、演者たちはなかなかいい味を出している。ルパン役の小栗旬も悪くないが、黒木メイサがとてもいい。公開前、ルパン三世ファンからは、「胸の小さい峰不二子なんて不二子ではない」と揶揄されていたが、なかなかどうして、堂々とした峰不二子を演じていてすばらしい。石川五ェ門役の綾野剛もはまっていた。
 悪役を演じたタイの女優ヤーヤー・インも悪くなかったが、役としての見せ場はそれほどなかった。大きな意味はないのかもしれないが、エンド・ロールで、タイ人の俳優で一番先に名前が出てきたのはコティー・アラームボーイであった。悪の親玉を演じたベテランのニルット・シリチャンヤーでも、一番見せ場があった? ヤーヤー・インでもなかったのはなぜなのだろう? 彼の現在のタイ映画界における地位が、そうさせたのであろうか?
 タイから出演のロイヤル役タナーヨン・ウォーンタラクーンは、日本で公開された「アジョシ(아저씨)」<2010年/韓国>、「闇の子供たち」<2008年/日本>、日本でもDVD化された「2022(2022 Tsunami)」<2009年>や「ムーブ・ブラッド・フォー・フリーダム(HMOOB Blood for Freedom)」<2012年>などに出演している。
 ナヴァロンセキュリティ社の会長役であるニルット・シリチャンヤーは映画出演が多数あるベテラン俳優で、日本で公開された「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part Ⅱ)」<2011年/アメリカ>、「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀(Largo Winch II)」<2010年/フランス、他>、「マッハ!弐(Ong-Bak 2)」<2008年>、日本でDVD化された「マッハ!参!!!(Ong-Bak 3)」<2013年>、「Deadman デッドマン(Opa Patika)」<2007年>、「ソードキング(The King Maker)」<2005年>、「マハウット!(Mahaut)」<2003年>や「コン・コーン(Kon Khon)」<2011年>などに出演している。
 ナローン役のウィタヤー・パーンシーガームは国際的に活躍している人で、日本で公開された「オンリー・ゴッド (オンリー・ゴッド・フォーギブズ)」<2013年/フランス、他>、「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part II)」<2011年/アメリカ>、「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀(Largo Winch II)」<2010年/フランス、他>や「マインドフルネス・アンド・マーダー(Mindfulness and Murder)」<2011年/タイ>、「スニー・エ・レレファン(Sunny Et L'éléphant)」<2007年/フランス>などに出演している。タイ剣道クラブの代表で黒帯五段だそうだ。作中でも、剣道をするシーンが出てくる。
 また、ミス・ヴィー役のラター・ポーガームはもともとは有名な歌手で、AV女優の西野翔が出演したことでも知られる「チャンダラー(ジャンダラ)」シリーズに出演しヌードを披露した人だ。「トム・ヤム・クン 2(ザ・プロテクター 2/Tom Yum Goong 2/The Protector 2)」<2013年>や「オンリー・ゴッド (オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、他>にも出演している。



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タイ、アメリカ合作アクション「ドラゴン・ウルフ」GyaO!!で無料配信中/คู่พิฆาตเมืองโลกันตร์

タイ、アメリカ合作アクション「ドラゴン・ウルフ」GyaO!!で無料配信中


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 タイ、アメリカ合作アクション「ドラゴン・ウルフ(Dragonwolf)」が、GyaO!!で無料配信中です。

 格闘技&ガン・アクションもの。モーツアルト(カズ・パトリック・タン)とジュリアス(ヨハン・カーステン)は、血はつながっていないが幼いころから兄弟として育てられた。そして、二人は成人し、裏社会稼業へと足を踏み入れた。しかし、彼らの前に一人の女性メアリー(マーシャ・ポリブカ)が現れたことで、二人の間に不協和音が…というストーリー。
 タイとアメリカの合作作品だが、タイ映画的なムードはない。また、タイで撮影されているが、物語の場所の設定はどこかは語られていないし、撮影地がタイであるとはっきり分かるシーンもない。タイ文字の看板なども見られない。
 この作品は、何を描きたいのかが分かるまでにとても時間がかかる。単なるアクションものなのか?兄弟間の葛藤なのか?ラブ・ストーリーなのか?前半は、無意味にたくさんの女性の裸のシーンが出てくる。この監督、よっぽど裸が好きなのであろうと思ってしまうほどだ。しかし、セクシーさはほとんどない。ただやたらに裸を見せれば、男性観客が喜ぶと思ったら大間違いである。中盤以降は裸が全く出てこないのだが、最後の最後に突然一回だけ出てくるのも違和感がある。この最後に胸を見せてくれる女優なのだが、どうせならもう少しサイズが大きい人の方が良かった気がするのだが。
 カズ・パトリック・タンのファンはこれでいいのかもしれないが、彼の風貌がとてもヒーロー=主人公のようには思えない。悪く言えば、ただの浮浪者である。ちょっと残酷過ぎるシーンが多いのも気になる。
 全体的に、ストーリー性が薄く、場面と場面のつながりが悪い。また、過去のシーンが時々挿入それているのだが、一つ一つの場面がはっきりと描かれていないために現在なのか過去なのかが分かりづらい部分も少なくない。そして、モーツァルトが殺し屋たちに銃でハチの巣にされたのに、なぜ生きているのかが観客には分からない。かなり後になって種明かしがあるのだが、ハチの巣にされているのだから、いくら病院に担ぎ込んでも生きているというのはおかしいだろう。また、そのモーツァルトは、病院へ運ばれた後アドレナリンの働きがどうのこうので一日だけはぴんぴんして生きてられるが、もう助からないというのは一体何なのだ。それに、モーツアルトが命を助けた女性が、唐突に出てくるのも理解できない。
 体を張ったアクション・シーンはなかなか見ごたえがあったが、やはり物語構成と脚本に問題がある。作品としてはそれなりに楽しめるのだが、あまりすっきりしない出来である。本作はあまり評判が良くないようだが、観ればそれもうなずける。作中にトラックなどのスクラップ置き場のシーンが出てくるが、車だけでなく、船や飛行機、そして戦車まであるというのはすごい。どこで撮影したのであろうか?
 レイムンド・ヒューバー監督には、「バンコック・アドレナリン!!!(Bangkok Adrenaline)」<2009年>などの作品がある。タイ題は、「奈落の底の二人の殺し屋」というような意味か?



◆GyaO!!

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ネイザン・ジョーンズ出演アクション作品「ジャイアント・チリペッパー」GyaO!で無料配信中/ส้มตำ

ネイザン・ジョーンズ出演アクション作品
「ジャイアント・チリペッパー」GyaO!で無料配信中
/ส้มตำ


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 GyaO!で、ネイザン・ジョーンズ(Nathan Jones)出演のアクション作品「ジャイアント・チリペッパー(ソムタム/ムアイ・タイ・ジャイアント/Somtum/Muay Thai Giant)」<2008年>が無料配信中です。

 コメディー・アクション作品。タイを訪れた西洋人のバーンニー(ネイザン・ジョーンズ)は、昏睡強盗に遭い、身ぐるみをはがされてしまう。そんな時に知り合ったのが、二人の少女ドークナー(サシサー・チンタマニー)とクラテン(ナワラット・テーチャラタナプラスート)であった。バーンニーは巨人で力持ちであったが、とても臆病であった。しかし、ソムタムを食べるとその辛さにより暴れまくり、爆発的な力を発揮した。そんな三人が、犯罪事件に巻き込まれ…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム配給。ノンタコーン・タウィースックの初映画監督作品。格闘技指導は、トニー・ジャーの師匠としても知られるパンナー・リットクライ。
 ストーリーそのものは洗練されたものではないが、とても楽しい作品に仕上がっている。子供から大人まで楽しめる作品だ。ネイザン・ジョーンズや子役サシサー・チンタマニーらのアクションも、なかなか見ごたえがある。この作品の魅力の中心になっているのは、オーストラリア出身の格闘家であるネイザン・ジョーンズの体に似合わない愛嬌のある演技であろう。タイ映画に出演する多くの西洋人俳優は内容がイマイチなことが多いが、彼は見事に役柄を演じていた。ソムタムの辛さに反応して赤くなり、そして馬鹿力を発揮するという設定もおもしろい。
 ネイザン・ジョーンズは、日本でも公開された「トム・ヤム・クン(ザ・プロテクター/Tom Yum Goong/The Protector)」<2005年>にも出演している。サシサー・チンタマニーとナワラット・テーチャラタナプラスートは、「パワー・キッズ(Power Kids)」<2009年>でも共演している。サシサー・チンタマニーは、日本でも公開された「七人のマッハ!!!!!!!(Born to Fight)」<2004年>にも出演している。しかし、彼女は本作後、映画には出演していない(2014年9月現在)。どうしたのであろうか?ナワラット・テーチャラタナプラスートは、日本でDVD化された「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS(Dangerous Flowers/Chai-Lai)」<2006年>などに出演している。また、市場のパパイヤ売りとしてアクションを披露している女優ケーサリン・エータワッタクンも、日本でDVD化された「マッハ! エンジェル くノ一 Mission(The Vanquisher/Final Target)」<2009年>や「七人のマッハ!!!!!!!」、「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS」に出演している。格好良かった。
 シリントーン王女は、自らの作詩を本作の挿入歌に使用することを許可されたとのこと。興行収入は、US$254,469と良くなかった。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、6.21点(満点は10点。投票数19。2014年9月現在)であった。



◆GyaO!

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「インシー・デーン」シリーズの女性版ではないです/「インシー・サーオ」

インシー・サーオ/Intri Sao


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 格闘技&銃アクションもの。女性柔道家?と組織との戦いを描く。
 「インシー・デーン」シリーズの亜流女性版かと思ったら、仮面は全く付けていない。アクションは派手に見せてくれるのだが、ストーリーがいまひとつ成立していない。
 スッバシット監督には、「ナック・カー・ナー・ヨック(Nuk Kah Nah Yhok)<1987年>、「プート・サネハー(Phut Saneha)」<1987年>などの作品がある。原題は、「女鷲」という意味。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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