大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「一日だけの恋人(ワン・デイ/フェーン・デイ)」

大阪アジアン映画祭で上映予定の
タイ映画「一日だけの恋人(ワン・デイ/フェーン・デイ)」


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 第12回大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「一日だけの恋人(ワン・デイ/フェーン・デイ/One Day/Fanday)」<2016年>です。この作品の前売りは、二日分共早々と売り切れてしまいました。タイ映画としては、信じられないような出来事です。

 ラブ・ストーリー。GDH社作品の第一作目。撮影は札幌の雪まつりを初めとして、函館、小樽、登別等北海道各地で行われた。
 脚本はバンチョン・ピサンタナクーン、Nontra Khumvong<นนตรา คุ้มวงศ์> 、チャンタウィット・タナセウィー(英語表記では「Chantavit Dhabasevi」となっている)の三名で、出演しているチャンタウィット・タナセウィーも名前を連ねている。興行収入は、110.91百万バーツと大ヒットをした。日本では、第12回大阪アジアン映画祭で上映。
 スパンナホン賞では、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞(チャンタウィット・タナセウィー)」「主演女優賞(ニットター・チラヤンユーン)」「撮影賞」「編集賞」「特殊効果賞」「メーキャップ賞」「録音賞」「音楽賞」にノミネートされた。
 チャンタウィット・タナセウィーは、日本の映画祭で上映された「ATMエラー(ATM ウー・ラック・エラー/ATM Er-rak Error)」<2012年>、「アンニョン! 君の名は(Hello Stranger)」<2010年>、「夏休み ハートはドキドキ!(Hormones)」<2008年>などに出演している。GTH社のエース男優でもあった。
 ミウは、映画初出演。バンチョン・ピサンタナクーン監督は、日本でも公開された「愛しのゴースト(ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン/Pee Mak Phra Kanong)」<2013年>、「心霊写真(Shutter)」<2004年>、日本の映画祭で上映された「アンニョン! 君の名は(Hello Stranger)」<2010年>や「フォウビア 2(Phobia 2)」<2009年>の中の「In The End」、「フォウビア(Phobia)」<2008年>の中の「The Middle Man」、「アローン(Alone)」<2007年>などを手がけているホラー系の映像に力のある人だ。原題は、「Fanday 一日だけの恋人」という意味。

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大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「ギフト(ニュー・イヤーズ・ギフト)」

大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「ギフト(ニュー・イヤーズ・ギフト)」


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 第12回大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「ギフト(ニュー・イヤーズ・ギフト/A Gift/New Year's Gift)」<2016年>です。

 プーミポン国王(ラマ9世)が作曲した音楽に基づいて、三つの異なったラブ・ストーリーが展開していく。三話(「ヤーム・イェーン(ยามเย็น)」「スティル・オン・マイ・マインド(Still on My Mind)」「ポーン・ピーマイ(พรปีใหม่)」)構成のオムニバス作品を四人の監督が演出をした。
 GDH559社作品の第二作目。興行収入は42.88百万バーツとヒットした。日本では、第12回大阪アジアン映画祭で上映。
 スパンナホン賞では、「作品」「監督」「編集」「美術」「音楽」「録音」賞にノミネートされた。
 チャンタウィット・タナセウィーは、日本の映画祭で上映された「ATMエラー(ATM ウー・ラック・エラー/ATM Er-rak Error)」<2012年>、「アンニョン! 君の名は(Hello Stranger)」<2010年>、「夏休み ハートはドキドキ!(Hormones)」<2008年>などに出演している。
 サンニー・スワンメターノンは、日本の映画祭で上映された「フリーランス(ハート・アタック/Heart Attack/Freelance)」<2015年>、「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー(I Fine..Thank You..Love You)」<2014年>、「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>、「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story)」<2009年>、「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>などに出演している。
 ウィオレート・ウォーティアは、日本の映画祭で上映された「フリーランス(ハート・アタック/Heart Attack/Freelance)」<2015年>などに出演している。
 ヌンティダー・ソーポンは、日本の映画祭で上映された「アンニョン! 君の名は(ハロー・ストレンジャー/Hello Stranger)」<2010年>などがある。
 ニティワット・タラトーン監督には、日本で公開された「すれ違いのダイアリーズ(先生の日記/ティーチャーズ・ダイアリー/キトゥン・ウィタヤー/Teacher's Diary)」<2014年>、「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/※共同監督>や「ターン・イェーク・ワット・チャイ(Tang Yaek Wat Jai)」<2011年/※共同監督>、「ディアー・ガリレオ(Dear Galileo)」<2009年>、「早春譜(シーズンズ・チェンジ/Seasons Change)」<2006年>などの作品がある。
 チラ・マリクン監督には、日本の映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>の中の「42.195」、「メコン・フル・ムーン・パーティー(Mekhong Full Moon Party)」<2002年>や「ティン・マイン(The Tin Mine)」<2005年>などの作品がある。
 チャヤノップ・ブンプラコープ監督には、日本の映画祭で上映された「サック・シード(Suck Seed !!)」<2011年>や「メー・フー(メー・ナイ ファイ・レーン・フルー/May Who)」<2015年>、「ターン・イェーク・ワット・チャイ(Tang Yaek Wat Jai)」<2011年>などの作品がある。
 クリアンクライ・ワシラタムポン監督には、「オーガスト・フレンズ(August Friends/Old Pals)」<2011年>などの作品がある。原題は、「空(天)からの祝福」という意味。

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コメディー、タイ版「転校生」/「ラブ・アルーミライ」

ラブ・アルーミライ/Love Arumirai


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 コメディー。ある日、警察官であるケーン(ピッサヌ・ニムサクン)とファッション事務所に勤めるベラー(チーラナット・ユーサーノン)の夫婦は、大げんかをしてそのまま寝てしまう。しかし、翌朝気が付いてみると、二人の体が入れ替わっていたのだ。二人は、それぞれの職場で大奮戦。やがて、お互いが相手を思いやっていたことが分かり…というストーリー。
 Mun WorkProduction作品。男女の体が入れ替わってしまうという内容の作品は、日本にもあった。大林宣彦監督の「転校生」<1982年>がそうだ。そして、過去、タイにもあった。チンタラー・スッカパット(Jintara Sukhapat)とサンティスック・プロムシリ(Santisuk Promsiri)のゴールデン・コンビが主演した、「ワーン・マン チャン・クー・ター(Wan Man Chan Khu Tha)」<1987年>である。
 「転校生」は階段から転げ落ちた時に体が入れ替わり、「ワーン・マン チャン・クー・ター」は相乗りしていた自転車が転倒した時に入れ替わってしまう。しかし、本作では、寝ていた時なのだ。夫婦げんかをし、ただそれぞれが寝室の中と外で寝ていただけだ。これって、工夫があまりにもない気がする。
 ストーリーの中盤は、ゆる~いコメディーになっている。この部分はそれなりだとして、問題なのはラスト。あれではストーリーが終わっていない。第一、ラストで二人の体が元に戻ったのか戻っていないのかが分からない。
 それに、ベラーは死んでしまったのか助かったのか? エンド・タイトルを観るとその答えが分かるのだが、その内容が何とも言えないものなのだ。それから、エンド・タイトルで、ケーンは死んでしまったのであろうか? このストーリー展開ではダメだ。観客が納得しない。主演女優のチーラナット・ユーサーノンが熱演で良かった。

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っ盛り、チェンマイの大学生カップルの恋は実るのか?/「367デイ・ヒム・アンド・ハー」

367デイ・ヒム・アンド・ハー/367 Day Him & Her


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 ラブ・ストーリー。女子大生のタイ(チョンルディー・アモーンラック)は、同じ大学に通うモテモテの男子学生ヘート(カナット・ローチャナイ)に一目ぼれ。やがて、二人は相思相愛の仲になる。しかし、突然、ピー・マイ(ワリッター・ワチラウォン)というタイの恋敵が現れ、ヘートは心を奪われてしまうのだった。だが、ヘートはタイを愛していることに気付き、二人の仲は戻るのだが…というストーリー。
 108 Siam Film作品。チェンマイの大学を舞台にした、青春ラブ・ストーリーという感じの内容。ストーリーは、ただ主人公のタイとヘートがくっついたり離れたりしているだけなのでおもしろ味がない。ピー・マイというライバルが現れたりもするが、友達とのエピソードや学校内でのエピソードがほとんどないのだ。そして、タイとヘートの関係描写も薄いし、ヘートは簡単に相手を乗り換え、そしてあっさりと戻ってきてしまう。これでは、観客は納得しない。
 あと、ベッド・シーンが多いのも気になった。しかも、唐突に二人が一緒に寝るシーンになるのだ。アダルトな要素は全くないのだが、大学生がこんなに簡単にベッドを共にしてしまっていいのだろうか? という気持ちになってしまう。なので、ストーリー的にはタイが妊娠して騒動が起こるぞと思っていたら…であった。それと、プロポーズされて喜んでいたのに、なぜ・・・してしまうのか? 理解に苦しむ。空港でのタイとヘートのすれ違いも、見せ方があまり上手いとは言えない。
 そして、この作品の落としどころというかラストはどうなるのであろうとずっと思って観ていると、なかなか作品は終わらない。あっさりと終るのかと思いきや、舞台はなんと香港へ。ところが、最後に想像を絶するサプライズが待っていた。確かに驚きのラストだったのだが、またもあっさりと終らないのだ。なので、再びサプライズがあるのかもしれないと思ったら、作品はそのまま終了してしまった。ストーリー・ラインはこれでいいと思うのだが、脚本がこれでは・・・という感じだ。
 主演女優のタイ役であるチョンルディー・アモーンラックは、本作が映画デビュー作で厚化粧が少々気になった。そのせいもあり、彼女は役柄に対して年齢がちょっと上過ぎないか?と思ったら、実年齢は19歳であった。

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超大ヒットした、捧腹絶倒?の英会話ラブコメ /「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー」

アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー/I Fine..Thank You..Love You


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 コメディー・ラブストーリー(ラブコメ)作品。イム(サンニー・スワンメターノン)の日本人ガール・フレンドであるカーヤ(蒼井そら)は、彼をタイに残しアメリカへ行ってしまった。カーヤは友人であるプレーン(プリーチャヤ・ポンタナーニコン)に、イムに恋は終わったと告げて欲しいと言い残して行ったのだ。一方、イムは彼女のことが諦められず、英語を学んで自分もアメリカへ行こうとする。そこで、彼はプレーンに英語のレッスンを依頼したのだが…というストーリー。
 GTH社作品。とてもおもしろい作品だ。タイ語と英語が、絶妙な漫才コンビとなっている脚本がとてもいい。プレーン役のプリーチャヤ・ポンタナーニコンの熱演ぶりが見事だ(もともと、こういう演技をする人なのだが)。そして、イム役のサンニー・スワンメターノンもストーカー風の個性的な男性をいかにもそれらしく演じていた。日本のセクシー女優・蒼井そらも、明るくて良かった(本作では、セクシーさは全く出していない)。
 主題歌の「ABCチャッククラトゥク(ABC ชักกระตุก)」も楽しいが、しっとりとした聴かせる曲「ウォーク・ユー・ホーム(Walk You Home)」がすばらしい。また、歌っているのが若い人ではないのも良かった。ムードのある、大人のラブ・ソングである。
 興行収入は、330.01百万バーツという恐ろしい数字をたたき出した。いい作品であったことに加え、トレーラーの内容だけで楽しさが感じられたことが好感されたに違いない。インドネシアでは、この作品のリメイクである「ラブ・ユー... ラブ・ユー・ノット...(Love You... Love You Not...)」<2015年>が作られている。
 主演女優のプリーチャヤ・ポンタナーニコンは、「ATMエラー(ATM ウー・ラック・エラー/ATM Er-rak Error)」<2012年>以来二年振りにスクリーンに戻って来た。相手役のサンニー・スワンメターノンは、日本の映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>、「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story)」<2009年>、「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>などに出演している。蒼井そらのタイ映画出演は、日本の映画祭で上映された「夏休み ハートはドキドキ!(ホルモンズ/Hormones)」<2008年>、「セブン・サムシング」に続きこれが三本目。
 日本では、「第10回大阪アジアン映画祭」で上映された。タイの映画賞である第24回スパンナホン賞では「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞」「助演男優賞」「主演女優賞」「編集賞」「衣装デザイン賞」「音楽賞」「主題歌賞」の10部門にノミネートされたが、無冠に終わった。
 監督のメート・タラートンは、日本の映画祭でも上映された「ATMエラー(ATM ウー・ラック・エラー/ATM Er-rak Error)」<2012年>、「恋するリトル・コメディアン(The Little Comedian)」<2010年/※共同監督>を務めた人だ。原題の「アイ・ファーイ テーン・キウ ルーフ・ユー」とは、英語の「I fine Thank you Love you」のことらしいが、「I fine」ではなく「I'm fine」でしょう。なんでも、タイ人が発音する「I fine」は「Ai fai」と聞こえ、これはトレンディーな(in trendy Thai jargon)タイ語で「あなたは水牛」という意味になるそうだ。タイでは「水牛」という言葉は、バカにする時のたとえで使われることが多い。

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ミャンマー人青年が、路線バスの中で出会ったタイ人女性に一目ぼれ/「ミャンマー・イン・ラブ・イン・バンコク」

ミャンマー・イン・ラブ・イン・バンコク/Myanmar in Love in Bangkok


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 ラブ・ストーリー。タイへ働くためにやって来たデーン(オン・ナーイ・ソー)は、ある日、バスの中でタイ人の女性ケー(コーラウィー・ピムスック)と出会う。彼女は入れ墨師で、ボーイ・フレンドとはうまくいっていなかった。ケーはデーンと接するうちに、ミャンマー人ではあるが彼の真摯な態度に徐々に惹かれていくのだが…というストーリー
 Tanadnung Film作品。この作品をコメディーと紹介する媒体もあるが、そうではない。確かにソフトなコメディー的要素は入っているが、基本はラブ・ストーリーである。主人公のミャンマーの男性とタイの女性という組み合わせも、おもしろい。そして、何を言われてもニコニコとしているデーンを演じたオン・ナーイ・ソーと、髪を鮮やかな金髪に染め上げたケー役のコーラウィー・ピムスックがとてもいい味を出している。オン・ナーイ・ソーは、役柄通りミャンマー人だ。彼の経歴は分からないが、コーラウィー・ピムスックは本作が映画初出演。
 全体的には主人公二人のキャラクターが効いていて、不思議な感じのするほのぼのとしたラブ・ストーリーに仕上がっていておもしろい。ただし、ラストは、「ここで終わりなのかあ」という感じの終わり方をしているのが少し残念だ。ちなみに、デーンがケーと最初に出会ったバンコクのバス路線は8番で、運転マナーなどの点でバンコクでは最も評判の悪い路線である。原題は、「何語を愛するの」というような意味か?

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「ア・クレージー・リトル・シング・コールド・ラブ」の続編のような/「Appラブ」

Appラブ/App Love


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 ラブ・ストーリー。父親を軍人に持つ家庭に生まれた青年ティック(ナッタワット・チャイナロンソポーン)は、オ○マさんであった。ティックらはバンドのコンクールで優勝を目指していたが、ティックの父と兄はオ○マさんであるティックを許せなかった。そんなバンドを助けていたのが、ネーン(エーストゥー・スップリーリラー)という女の子であった。やがて、オ○マさんであるはずのティックとネーンとの間に、恋愛感情が芽生え始めた。はたして、オ○マさんと女の子との恋愛はあり得るのであろうか・・・というストーリー。
 コメディーの入った、オ○マさん青春ラブ・ストーリーという感じの作品。一部の人たちの間で絶大なる人気のある「ア・クレージー・リトル・シング・コールド・ラブ」の続編のようなそうでないような作品。内容に関しては、両作は全く関係がないが。
 ストーリー性はあまり強くないのだが、全体的にほのぼのとした感じで好感が持てる。オ○マさんが普通の女の子を好きになってしまい、相手の女の子もオ○マさんを好きになってしまう。この恋愛は成立するのであろうか? というストーリー・ラインはおもしろい。オ○マさん映画の多いタイだが、ありそうでないストーリーだ。過去に、このようなストーリーの作品があったであろうか?
 出演者たちも、作品内容にマッチしていていい。主演女優のネーン役エーストゥー・スップリーリラーは、今回が映画初出演。かわいいのだかかわいくないのだかよく分からない、明るい感じがいい。オ○マさんの有名歌手役のアーノン・サーイセーンチャンも、それらしくてよかった。実生活ではどうなのであろうか? 全然軍人らしくない優しそうなティックの父親役を演じたメーニー・ブンナシリも、適役であった。驚いたのは、ティックの友達を演じていたとてもかわいらしいノンニー役のリンラダー・トゥラパンは、男の子ではなく女の子であったことだ。厚化粧していたので、てっきりオ○マさん役の男の子だと思っていたのだが。
 プッティーポン・プロムサカ・ナ・サコンナコーン監督には、日本の映画祭で上映された「ア・クレージー・リトル・シング・コールド・ラブ(A Crazy Little Thing Called Love)」<2010年/※共同監督>や「OMG(オー・マイ・ゴースト/OMG)」<2014年>、「30+ ソート・オン・セール(30+ Sode On Sale)」<2011年>などの作品がある。

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1980年代の風俗が楽しめる「サイアム・スクエアー」

サイアム・スクエアー/Siam Square


 歌を歌う田舎の青年と都会の少女の恋の物語。どこまでバンコクのサヤーム・スクエアーで撮影したかは分からないが、何回かサヤーム・スクエアーらしきシーンが登場してくる。
 作品の内容は、「1980年代の作品なので・・・」という感じ。だが、カセット・テープ店、ラジオ、ブレイク・ダンスにローラー・スケートなど、当時の風俗がうかがえる。ローラー・スケートが流行っていたらしいのは興味深い。

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結納金?は10万(シップ・ムーン)バーツ/「モン・ラック・ルークトゥン」

モン・ラック・ルークトゥン/Mon Rak Lukthung


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 歌謡ドラマ。ラブ・ストーリー。年頃の女性ブッパー(บุปผา สายชล)を巡り男たちや親たちが騒動を巻き起こす…というトーリー。
 過去に4回?の映画化と3回のTVドラマ化がされている題材の第一号作品。クラッシック作品なので、現在のようなダイナミックなストーリー展開はない。そのため、少々退屈な感じがする。最後は、まさか銃撃戦でストーリーが締めくくられるとは思はなかった。男性側が女性側に払う結納金?が10万バーツ(シップ・ムーン・バート/สิบหมื่นบาท)という内容の歌「シップ・ムーン(สิบหมื่น)」が出てくるが、あの曲はこの作品がオリジナルであったのか?
 ランシー・タットノップヤック監督には、「タキアン・カノーン(Takhian Khanong)」<1979年>、「プラ・アパイ・マニー(Phra Apai Mani)」<1966年>、「メー・ナーク・プラカノーン(Mae Nark Phrakanong)」<1959年>などの作品がある。

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1970年の同名作のリメイク作品/「モン・ラック・ルークトゥン」

モン・ラック・ルークトゥン/Mon Rak Lukthung


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 歌謡ドラマ。ラブ・ストーリー。イサーン(タイ東北部)の村で、複数の男女が恋愛騒動を起こし・・・というストーリー。
 1970年の同名作のリメイク作品。過去に4回?の映画化と3回?のTVドラマ化がされている(2015年現在)? 前作から10年以上が経っているので、映画製作技術が進歩したことがうかがえる。見覚えのあるシーンがたくさん出てくるが、リメイク作品なので当然であろう。かなり忠実にリメイクしたと思われる。
 ちょっと驚くのは、セクシー・シーンがあることだ。女性がバス・タオル一枚姿で男性のいるベッド・ルームへ入って来たり、森の中の滝つぼで泳いだりする場面がある。滝つぼのシーンでは、女性が泳ぐためにスカートを脱ぎ始めたので驚いたが、中はワンピース上のものを着ていたのでなんということはないように思われた。女性は服を着たまま水の中へ入るのだが、水に濡れると胸が透けて見えるのだ。ただ比較的濃い赤い色の服なので、うっすらとしか見えはしないのだが。当時としては、十分なお色気であったろう。
 全体的に、歌謡作品としてはそれなりに楽しむことができる。

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 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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