洪水で、家も家族も失った三人の子供たちの運命は・・・/「ラック・ニー..ボリスット」

ラック・ニー..ボリスット/Rak Ni..Borisut


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 ドラマ。洪水で、姉弟ともう一人の男の子が家も家族も失ってしまった。そこへボランティアでやって来た女性二人が。哀れみそれぞれ一人ずつ姉ともう一人の男の子を引き取りチェンマイへと戻って行った。弟は一人残されるが、大きくなりチェンマイで姉らを探し当てる。しかし、姉は、恵まれた生活はしていなかった。そしてある日、使いに出かけた姉は、見知らぬ男たちに強姦されてしまう。やがて、姉は妊娠していることが分かる。弟は、父親はもらわれていったもう一人の男性だと信じていたが…というストーリー。
 結構、どろどろとした人間ドラマだ。当時としては、センセーショナルな内容であったかもしれない。だが、不思議な点がいくつかある。なぜ、孤児三人の内二人だけを連れて行ったのか? 孤児を引き取るような親切な女性が、なぜ引き取った子を大切にしないのか? そして、今にも死にそうな瀕死の重傷を負った人間を放り出し、恨みのある相手にけんかを吹っ掛けるのはいくらなんでもおかしいであろう。
 古い作品なのであまり深くはストーリーが描かれていないが、ちょっと驚きの結末であった。

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大阪アジアン映画祭で上映のタイ映画「暗くなるまでには(バイ・ザ・タイム・イット・ゲッツ・ダーク /ダーオ・カノン)」

大阪アジアン映画祭で上映の
タイ映画「暗くなるまでには(バイ・ザ・タイム・イット・ゲッツ・ダーク /ダーオ・カノン)」


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 大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「暗くなるまでには(バイ・ザ・タイム・イット・ゲッツ・ダーク /ダーオ・カノン/By the Time It Gets Dark/DAO KHANONG)」<2016年>です。

 Electric Eel Films in associationとVS Service and Add Word Productions作品。Electric Eel Films in associationは、日本の映画祭で上映された「チェッカーで(毎回)勝つ方法 (ハウ・トゥー・ウィン・アット・チェッカーズ - エブリ・タイム/How to Win at Checkers - Every Time)」<2015年>、「コンクリートの雲(コンクリート・クラウズ/Concrete Clouds)」<2014年>や「ありふれた話(マンデイン・ヒストリー/Mundane History/Jao Nok Krajok)」<2009年>を製作した会社だ。2016年8月、ロカルノ国際映画祭(Locarno International Film Festival)にてワールド・プレミアが行われた。日本では、第12回大阪アジアン映画祭で上映。
 第26回スパンナホン賞では、作品賞、監督賞、助演男優賞(ナットダナイ・ワンシリパイサーン)、助演女優賞(アピンヤー・サクンチャルーンスック)、脚本賞、編集賞、撮影賞、衣装デザイン賞、主題歌賞、録音賞と10部門にノミネートされた。
 アピンヤー・サクンチャルーンスックは、日本の映画祭で上映された「コンクリートの雲 (コンクリート・クラウズ/Concrete Clouds)」<2014年>、「すご〜い快感 (フィン・スゴイ/フィン・プロジェクト/Fin Sugoi/Fin Project)」<2014年>、「帰り道(アイ・キャリード・ユー・ホーム/パーダン・ベサー/I carried you home/Padang Besar)」<2011年>、「風の音、愛のうた(Loving You, Loving Me)」<2011年>や長崎県の軍艦島で撮影された「Hプロジェクト(ハシマ・プロジェクト/H Project/Hashima Project)」<2013年>などに出演している。
 アーラク・アモンパシリはミュージシャンで、日本の映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>、「ベスト・オブ・タイムズ(Best of Times)」<2009年>やDVD化された「裁断分裂キラー スライス(スライス/Slice)」<2009年>などに出演している。
 ペンパック・シリクンは、日本でも劇場公開された「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part Ⅱ)」<2011年/アメリカ>や日本の映画祭でも上映された「愛なんていらない(イット・ゲッツ・ベター/It Gets Better)」<2012年>などに出演している実力派女優。彼女は、セクシー派女優としても有名だ。
 サーイ・チャルーンプラは日本で公開された「THE KING ~アユタヤの勝利と栄光~(King Naresuan Episode 2)」<2007年>、「THE KING 序章 ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode 1)」<2007年>、「ファイターズ・ブルース(Fighter's Bruse)」<2000年/香港>、「ナンナーク(Nang Nak)」<1999年>、「ブロークダウン・パレス(Brokedown Palace)」<1999年/アメリカ>や日本でDVD化されている「ザ・サンクチュアリ(The Sanctuary)」<2009年>、「ビハインド(the Unborn )」<2003年>などにも出演している。

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大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「種(シード/ドゥアイ・クラオ)」

大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「種(シード/ドゥアイ・クラオ)」


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 大阪アジアン映画祭で上映予定のタイ映画「種(シード/ドゥアイ・クラオ/The Seed/Duay Klao)」<1987年>です。

 タイ北部地方の農民生活を描いた作品。天候にも恵まれず、農民の生活はとても苦しい。次々と村を去っていく者も出てくる始末。生活苦から、山岳民族のアヘン密輸に手を貸す者まで現れる。しかし、ロイヤル・プロジェクトによる農業協同組合ができ・・・というストーリー。
 ロイヤル・プロジェクト宣伝映画でもあるが、農民の生活の様子がよく描かれておりいやらしさは感じない。ただ、ロイヤル・プロジェクトにより、飛行機で降雨剤を散布すると雨が降ってくるというのはやり過ぎだろうという気がするが。
 この作品に対し、プーミポン国王(ラマ9世)が「Falling Rain(สายฝน)」「「Love in Spring(ลมหนาว)」」「「H.M. Blues(ชะตาชีวิต)」」「「Blue Day(อาทิตย์อับแสง)」」「Love at Sundown(ยามเย็น)」「Magic Beams(แสงเดือน)」「Candlelight Blues(แสงเทียน)」「Near Dawn(ใกล้รุ่ง)」「Smiles(ยิ้มสู้)」の9つの歌を下賜されている。日本では、第12回大阪アジアン映画祭で上映。
 国民的女優である、主演女優のチンタラー・スッカパットが若い。当時、22か23歳である。バンティット・リットティコン監督には、日本の映画祭で上映された「ムーンハンター(The Moonhunter)」<2001年>、日本でDVD化されている「メテオ・クラッシュ(Meteor)」<2004年>、日本でDVD化された「クラスメイト(Classmates)」<1990年>や「ブンチュー(Boonchu)」シリーズのパート1~9以外に、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「マー・ハー・ナコーン(Mahanakorn)」、「ミス・ユー・アゲイン(Miss You Again)」<2009年>、「マグニフィスント・ファイブ(The Magnificent Five)」<2006年>、「イン・ザ・ネーム・オブ・ゴットファザー(In the Name of Godfather!)」<2003年>、「サターン(Satang)」<2000年>などの作品がある。
 英題は「種(タネ)」という意味だ。これは、農民が借金返済のため種もみまでも売ってお金にしなければならないことを指しているのであろう。原題の意味は不明。

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歌を題材に、8つの物語が交錯/「ルーク・トゥン シグネーチャー」

ルーク・トゥン シグネーチャー/Looktung Signature


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 コメディー・ドラマ作品。サハモンコン・フィルム配給。歌(ルークトゥン?)を題材にした、「CEOกับสาวเมดห้องน้ำ」「ซุป」「หนุ่มสะพานลอย」「สาวมือระเบิดกับหนุ่มอาร์ต」「แต่งงานกันเถอะ」「นายเฉาก๊วยกับสาวหน้าผี」「ไหนว่าไม่ลืม」ともう一つの合計8つのストーリー織り交ぜて展開した作品。中には、実在の人物をモデルにしたストーリーがあるようだ。
 とにかく、8つもの基本的にお互いに関連しないストーリーが、入れ代わり立ち代わり混ざって現れる。それぞれのストーリーの登場人物たちに特徴があるので、どれがどのストーリーだか分からなくなるということはない。しかし、短い時間で、次々と入れ替わるのはどうであろうか?上映時間は119分。単純に物語数の8で割ると、1話あたり約15分となる。この短い時間で物語を描くのは至難の業だ。結果として、どうしても物足りない感じがしてしまう。興行収入は、5.78百万バーツと良くなかった。クリサダー・スコソーンが登場した会社のトイレの中での物語は少しおもしろかったが、最後はあっけなさすぎでは?
 「CEOกับสาวเมดห้องน้ำ」(CEOとトイレ掃除の女性)の主演男優であるクリサダー・スコソーンは、日本で公開された「レベル・サーティーン(13 Beloved)」<2006年>や日本の映画祭で上映された「マリー・イズ・ハッピー(Mary Is Happy, Mary Is Happy)」<2013年>などに出演している。
 日本の映画祭で上映された「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>や「見えざる者(アンシーアブル/The Unseeable)」<2006年>の主演女優であるシラパン・ワッタナチンダーが出演しているという。一体どこに出演していたんだと思ったら「นายเฉาก๊วยกับสาวหน้าผี」(チャオクアイと顔がお化けの女性)の顔がお化けの女性を演じていた。どうりで? 分からなかったわけだ。
 「แต่งงานกันเถอะ」(結婚しましょう)であこがれられる有名男優役を演じていたチャークリット・イェームナームは、日本でDVD化された「元カノ~憑き纏う女~(マイ・エクス/My Ex)」<2009年>、「Deadman デッドマン(Opa Patika)」<2007年>などに出演している。彼は、ポスターなどだけの出演かと思ったら、最後に登場して来て主人公の女性ならずも驚いた。
 プラチャヤー・ピンケーオ監督には、日本で公開された「マッハ!無限大 (トム・ヤム・クン 2/ザ・プロテクター 2/Mach! Infinite/Tom Yum Goong 2/The Protector 2)」<2013年>、「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2008年>、「トム・ヤム・クン(ザ・プロテクター)」<2006年>、「マッハ!!!!!!!!!!(Ong Bak)」<2003年>、DVD化された「チョコレート・バトラー(ザ・キック/The Kick)」<2011年>や「パーイ・イン・ラブ(Pai in Love)」<2009年/共同監督>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「バンコク・ストーリーズ(Bangkok Stories)」、「4 ロマンス(4 Romance)」<2008年>の中の「Warn」などの作品がある。

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日本でも公開されたタイ映画「シチズン・ドッグ」のメイキング映像

日本でも公開されたタイ映画「シチズン・ドッグ」のメイキング映像


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 日本でも劇場公開された、タイ映画「シチズン・ドッグ(Citizen Dog)」<2004年>のメイキング映像です。

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หมานคร - เบื้องหลังการทำภาพยนตร์ [ Making of Citizen Dog ]


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父親の前に現れたのは、天使なのかそれとも悪魔なのか?/「ファザー・アンド・サン」

ファザー・アンド・サン/Father & Son


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 ドラマ。ヌン(Tuangphop Tancharoen)は、ゲイの父親エーク(Thanapon Prasongsab)に育てられた青年だ。ヌン自身もゲイであったが、ゲイである父親を嫌っていた。ヌンには、ナット(Ameen Sirita)という友達がいた。ヌンはナットのことを唯一無二のボーイ・フレンドだと思っていたのだが…というストーリー。
 Demon666production作品。Gムービー。年齢制限は「20歳超視聴可」。セクシー・シーンを売りにしたただのGムービーだと思って観ると、後に大きく期待を裏切られることになる。前半は、この手の作品が好みではない者にとっては20禁にふさわしい?セクシー・シーンに少々圧倒されてしまう感がある。男性の局部を一瞬しか見せてはいないが、ぼかしは使っていない。タイでは、20禁指定ならここまで見せてもいいらしい。
 中盤、ゲイであるはずのエークが、息子を育てている経緯の説明で観客は少し驚かされる。このあたりから、観客は普通のGムービーではないなと感じ始めることだろう。そして、次に殺人事件が起こるのだ。しかも、父親の前に、霊界からの使い?が現れるのだ。一体この作品はどうなっっているのだ? と思っている間もなく、不思議なストーリーが展開しだす。この部分が、本作の最も魅力的な部分だ。
 作品は、なんとタイム・スリップものへと変化するのだ。しかも、過去へ戻る度に新しい真実が少しずつ分かるのだが、事態は回を重ねるごとに悪くなっていくのだ。この作品はどうやって決着をつけるのかと思ったら、最後は父親自身が○○してしまい終了・・・ではなかった。最後は、父親と息子のきずなが・・・。
 全体的には演出にはちょっと安易さがあるものの、ストーリー展開の良さで観客を十分に楽しませてくれる。サラウット・インタラプロム監督の過去の作品を考えると、この作品の演出内容も納得できる。だが、とにかく、ストーリーが秀逸だ。ただ、ゲイに興味がない観客にとっては、セクシー・シーンはややきつい気がする。とにかく、いろいろな意味で期待を裏切ってくれる作品だ。
 サラウット・インタラプロム監督には、「ティーチャー・アンド・スチューデント(Teacher and Student)」<2014年>、「タイガー・アンド・ウルフ(Tiger & Wolf)」<2013年>、「シンデレラ(The Cinderella)」<2011年>、「ゾンビー・セクシー・ガール(Zombie Sexy Girl)」<2010年>、「スノウ・ホワイト(The Snow White)」<2010年>、「ボアリング・ラブ(Boring Love)」<2009年>などの作品がある。

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初めて見る自分の父親が女性の格好をしていたら…/「レイン・ストーリーズ」

レイン・ストーリーズ/The Rain Stories


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 Wayufilm Production作品。Gムービー。三つ?の作品からなるオムニバス作品。最初の作品は、体格のいい高校二年生のナナー(ナーナー・ターウォンパン)が、通学のソーンテーオに乗ってくる同じ学校の男子生徒を好きになってしまうというストーリー。二つ目は、ある日、高校三年生の男子学生の前にある人物が現れる。その人物は彼の父親だというが、なんとレディー・ボーイの姿をしていたのだ。三つ目は、ゲイの男子学生の年上の男性と同じ学校に通う女学生との間で微妙に心が揺れ動く姿を描く。
 いずれの作品も「雨」がテーマになっているわけではないが、作中に雨のシーンが出てくる。ショート・ムービーなので仕方ない部分もあるのだが、一本一本は脚本的には物足りない。
 だが、一番最初の「ナナー」の話の作品は、見どころがある。ストーリーの中身は物足りないのだが、ハート・ウォーミングな感じがいい。男子生徒二人が、なぜ仲良くなったのか? また、なぜ、最後に仲たがいをしてしまったのかが描き切れていない。ストーリーをもう少し膨らませることができたら、とてもいい作品になっていたと思うのだが。そして、ナナーを演じたナーナー・ターウォンパンのちょっと不思議な表情が、観客を和ませてくれる。また、ナナーと絡む女学生役のアーパットサラー・マハーワットが決して美人ではないのだが、明るくちょっとコミカルな演技がとてもいい。彼女は、「マイ・ブロマンス(My Bromance)」<2014年>にも出演している。
 ニチャプーム・チャイアナン監督には、「マイ・ブロマンス(My Bromance)」<2014年>、「アイ・アム・ザ・ディレクター(I Am the Director)」<2010年>などの作品がある。原題は、「頭の上に、雨がしたたり落ちる時」という意味。

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刑務所を出所した青年が、大きな犯罪へと巻き込まれていく/「シティズンズ 2」

シティズンズ 2/Citizen 2(Tongpoon 2)


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 社会派ドラマ。イサーン出身の青年トーンプーン(ソラポン・チャートリー)。彼は刑務所帰りで、出所後家族を探すも息子には受け入れてもらえなかった。そんな時、若い女スリ(ウィチュダー・モンコンケート)と出会う。トーンプーンと彼女はお互いに癒されるようになり、まじめに働こうとする。しかし、周りはそれを許さず、大きな犯罪へと巻き込まれていく…というストーリー。
 「タクシードライバー(The Citizens/ทองพูน โคกโพธิ์ ราษฎรเต็มขั้น)」<1977年>のパート2。1980年代の作品なので、テンポいいストーリー展開とはいかない。しかし、映像には力があり、出演者たちの迫力は見事だ。主演女優の少女スリ役であるウィチュダー・モンコンケートが、作品の初めの方でノーブラ姿で登場してくる。当時としては、これでもかなりセクシーなシーンであったに違いない。だが、その後は着替えていないみたいであるにもかかわらず、同様の姿が見られなかったのはどうしてなのか? この人の経歴を調べても、よく分からない。何本かのチャートリーチャルーム・ユコーン監督の作品に出ているようではあるのだが。
 物語のラストである殺人事件に関しては、多くの観客がだまされたであろう。見事な作りであった。力強い映像は、さすがチャートリーチャルーム・ユコーン監督という感じである。
 主演男優のソラポン・チャートリーは、数多くの作品に出演しているタイを代表する男優。彼は、日本で劇場公開された「マッハ!弐(Ong-Bak 2)」<2010年>、「THE KING ~アユタヤの勝利と栄光~(King Naresuan Episode2)」<2007年>、「THE KING 序章 ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode1)」<2007年>、「ビューティフル・ボーイ(Beautiful Boxer)」<2005年>や日本の映画祭で上映された「カオチョンカイ・キャンプ~高校最後の軍事教練 (カオ・チョン・カイ/Khao Chon Kai)」<2006年>、「深海の宝石(プロイ・タレー/Ploy Talay/The Gem from the Deep)」<1990年>、「傷あと(The Scar)」<1988年>、日本でDVD化された「マッハ!参!!!(Ong-Bak 3)」<2010年>、「マッハ!ニュー・ジェネレーション(Bangkok Knockout)」<2010年>、日本でVHS化された「コブラ・サンダーボルト(Cobra Thunderbolt)」<1987年>などに出演している。
 チャートリー・チャルーム・ユコーン監督には、日本で劇場公開された「THE KING ~アユタヤの勝利と栄光~(King Naresuan Episode2)」<2007年>、「THE KING 序章 ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode1)」<2007年>、日本でVHS化された永瀬正敏が主演した「パウダー・ロード(ヘロイン/Powder Road/Heroin)」<1991年>や「キング・ナレースアン・エピソード 5(King Naresuan Episode 5 Elephant Battle)」<2014年>、「キング・ナレースアン・エピソード 4(King Naresuan Episode 4 The Nanda Bayin War)」<2011年>、「キング・ナレースアン・エピソード 3(King Naresuan Episode 3)」<2011年>、「レジェンド・オブ・スリヨータイ(The Legend of Suriyothai)」<2001年>、「ドーター 2(Daughter 2)」<1996年>、「ドーター(Daughter)」<1994年>、「ソング・オブ・チャオパヤー(Song of Chaophaya)」<1991年>、「アウト・オブ・ザ・ダークネス(Out of the Darkness)」<1971年>などの作品がある。

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「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」で上映予定の「トーンパーン」

「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」で上映予定の「トーンパーン」


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 「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」で上映予定の「トーンパーン(Tongpan)」<1977年>です。まさか、この作品が、日本で上映されるとは驚きです。個人的には、かなりおすすめの作品です。この作品が日本語字幕付きで観ることができるとしたら、かなりすごいことです。でも、こんな地味な作品、集客できるのでしょうか>

 ノンフィクション・ドラマ。実際にあったことをドラマ化し、再現した作品。1975年にイサーン(タイ東北部)のメコン川沿いに位置するルーイ県チェンカーンで、Pa-Mongダム建設の是非についての討論会が行われた。農夫のトーンパーン(Ong-art Ponethon)は、それに招待された。しかし、長い討論の末、やっとトーンパーンの発言の順番が回って来たとき、彼の姿はその会場にはなかった。トーンパーンは農夫で妻と二人の息子がおり、生きるためにサーム・ロー(人力三輪車)の運転手もすればムアイタイ(タイ式キック・ボクシング)の試合にも出場した。彼は別のダムが建設されたために土地を失い、今では貧しい生活を余儀なくされていた。討論会から抜け出し帰宅した彼を待っていた知らせは・・・というストーリー。
 白黒の16mm作品で、2006年にタイでVCDが発売された。また、当時、タイ政府によりこの作品の上映が禁止されたらしい。1973年の民主化運動に端を発する題材のために、政府から圧力がかかったのであろう。ニューヨークで行われたAsian America International Film Festivalで、Award of Merit(オスカー)を受賞している。
 上映時間も長くなく、ドキュメンタリーのような淡々とした語り口なのだが、非常に力のある作品だ。イサーンの農民の苦しい生活を描いた作品としては、どうしてもウィチット・クナーウット監督の「東北タイの子(Son of the Northeast)」<1982年>と比べてしまうが、それとは内容の違ったとても味わいのある作品だ。現代から見るととても古めかしい町の様子も興味深い。ただ、上映時間の関係もあるのだろうが、ラストが少し尻切れトンボのような気がしなくはない。とはいえ、作品のエンド・ロールではトーンパーンのその後が語られるのだが、これが結構意味深で怖いものがある。
 ユッタナー・ムクダーサニット監督には、日本でDVD化されている「少年義勇兵(Boys Will Be Boys, Boys Will Be Men)」<2000年>、ビデオ化された「蝶と花(Butterfly and Flowers)」<1985年>、日本の映画祭で上映された「ナンプーは死んだ(The Story of Nampoo)」<1984年>や「メナムの残照<クーカム>(Khu Kam)」<1995年>、「パス・オブ・ザ・ブレイブ(Path of The Brave)」<1991年>、「ランカー・デーン(Lhung Ka Daeng)」<1987年>、「グーン グーン グーン(Ngern Ngern Ngern)」<1983年>などの作品がある。

◆「爆音映画祭2016 特集タイ|イサーン」

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SNSで知り合った女の子と恋人同士になることを夢見て/「クワーム・ラック・ティー・マーク・クワー・フェーン・クラップ」

クワーム・ラック・ティー・マーク・クワー・フェーン・クラップ/Khwam Rak Thi Mak Kwa Fen Khrap


 ドラマ。青年は、SNSで知り合った女性と恋人同士になったような気分になっていた。ある日決心し、彼女が今いるという場所に出向いてみると…というストーリー。
 GMM Grammyによる、ショート・フィルム・プロジェクト(Short Film Project)の中の一作品。「愛」を歌う歌から三つのショート・フィルムを作るという企画らしい。 AE JIRAKORN(เอ๊ะ จิรากร)の歌をベースにしているのか?
 今時、このストーリーそのものは珍しくないが、温かみのある作品に仕上がっている。相手役のちょっとかわいらしい女の子の胸の大きいこと。主演の男優も、雰囲気があっていい。

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本 編
「Short Film ด้วยความปรารถนาดี – เอ๊ะ จิรากร (AE JIRAKORN) ตอน ความรักที่มากกว่าแฟนคลับ」


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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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