福岡市総合図書館映像ホール・シネラで上映される「ファン・バー・カラオケ」

福岡市総合図書館映像ホール・シネラで上映される
「ファン・バー・カラオケ」


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 福岡市総合図書館映像ホール・シネラで上映される「ファン・バー・カラオケ(Fun Bar Karaoke)」<1997年>です。

 サスペンス・チックなドラマ。娘のプー(フェー・アッサウェート)は、ある日セブン・イレブンでアメリカへ行く夢を持っているノーイ(レイ・マクドナルド)と知り合う。彼女は死んだ母の夢を見るようになり、その夢を見るたびに夢の中に登場する模型の家が完成に近付いていく。占い師に占ってもらうと、その家が完成すると父(パイブーンキアット・キアオケーオ)は死んでしまうと予言される。父はカラオケで女性と知り合うが、彼女はマフィアの親分の愛人であった。親分はノーイに自分の愛人にちょっかいを出した男を銃で殺害するように命じる。そして、ノーイが引き金を引こうとした時、ターゲットがプーの父であることを知り・・・というストーリー。
 奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督のデビュー作。内容はほとんど理解できない。セリフは少なめで、どのシーンが現実でどのシーンが夢なのかは、映像自体が不思議な感じなのでよけいに分からない。ペーンエーク監督にはこのデビュー作を撮る前にどれだけの実績があったか知らないが、よくこのような作品を撮らせてもらえたものだと思う。とにかくよく分からない作品だ。わからなさに関しては、ペーンエーク監督の作品の中では一二を争うものとなっている。
 VCDのジャケットやポスターに使われている、主演のレイ・マクドナルドがパンツをおろして便座に座り銃を構えている姿は作品の中の一シーンだが、よくこんなシーンをポスターなどにするものだと思う。タイ映画はトイレ・ネタが大好きなのだが、でもポスターにしなくてもいいと思うのだが。
 日本では、「アジアフォーカス福岡国際映画祭1997」で上映された。その他、「ベルリン国際映画祭'97」「釜山国際映画祭'97」「モントリオール世界映画祭'97」などの映画祭にも参加している。原題は「夢 バカ カラオケ」という意味。

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サーイパンのコスプレ・ショーが楽しめるバイオレンス・スリラー/「アンカット」

アンカット(アワサーン・ローク・スアイ/グレイス)/Uncut(Awasarn Lok Suey/Grace)


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 スリラー作品。ネット・アイドルのクレート(Grace/เกรซ)(アピンヤー・サクンチャルーンスック)は、ケー(ナパサシ・スラワン)の人気に嫉妬していた。そんな時、友人に仕組まれ、眠り薬を飲まされ犯されてしまった。しかも、その動画をインターネット上にアップされてしまったのだ。彼女はオタクの友人チェック(Natsit Kothimanuswanit)の力を借り復讐を試みるが、計画に狂いが生じ…というストーリー。
 Kantana Motion Pictures作品。「20歳超視聴可」の年齢制限が付いている96分版と「18歳超視聴可」の92分版とがある。この二つの版は同時公開された。かなりすごいバイオレンス作品だ。年齢制限が付いているのはそのためである。それは、この作品の冒頭のシーンでもよく分かる。だが、この冒頭のシーンは、観客を驚かせるために頭に持ってこなかった方がよかったであろう。
 演技には定評のあるアピンヤー・サクンチャルーンスックが、かわいらしい顔をして平気で残酷な行為を行うところがいい。さすが、貫禄の演技といったところ。そして、クレートたちにとらえられた女性二人(ナパサシ・スラワンとピム)の熱演ぶりも見事。また、クレートに協力していたオタクの青年役Natsit Kothimanuswanitも、それらしい感じでよかった。
 かなりの暴力シーンがあるが、その暴力を振るった瞬間はほとんど描かれていない。また、強姦シーンもあるが、裸は出てこない。だが、ここまでやっていいのかと思うほど、十分に暴力的な作品である。
 物語の細かい点ではいろいろと言いたい部分もあるが、迫力が観客の目をくぎ付けにする。だが、ラストは良くない。あそこまで盛り上げたのに、なぜ、ああも適当な終わり方になるのか?これが、多くのタイ映画の欠点なのだが。最後は、完全な構成力不足だ。もったいない。
 主演のアピンヤー・サクンチャルーンスックは、作品公開年で26歳になる。童顔だが、だんだんとお年頃の顔付きになってきた。だが、まだまだ体操着(はいていたのは、ブルマではなかったが)を着てもあまり違和感はない。そして、数々のコスプレも似合っており楽しめる。また、彼女が下着姿になるシーンがあるが、顔が映っていないので代役であろう。「コンクリートの雲 」<2014年>では、下着姿を見せてくれていたのだが。
 オタク青年役のナッタシット・コートマナットワニットは、日本の映画祭で上映された「タン・ウォン ~願掛けのダンス~(タン・ウォン/Tang Wong)」<2013年>の主演男優。映画の出演は、これが二本目。
 興行収入は17.02百万バーツであった。年齢制限が付いていることを考えると、この数字でも十分に合格点かもしれない。New York Asian Film Festivalでは、「Grace」というタイトルで90分の尺で上映された。
 アピンヤー・サクンチャルーンスックは、日本の映画祭で上映された「コンクリートの雲 (コンクリート・クラウズ/Concrete Clouds)」<2014年>、「すご〜い快感 (フィン・スゴイ/フィン・プロジェクト/Fin Sugoi/Fin Project)」<2014年>、「帰り道(アイ・キャリード・ユー・ホーム/パーダン・ベサー/I carried you home/Padang Besar)」<2011年>、「風の音、愛のうた(Loving You, Loving Me)」<2011年>や長崎県の軍艦島で撮影された「Hプロジェクト(ハシマ・プロジェクト/H Project/Hashima Project)」<2013年>などに出演している。監督は、両監督共これが初作品。原題は「美しい世界の最期」という意味。

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タイらしさ200%のブラック・ユーモア・サスペンス/「シックスティナイン」

シックスティナイン/6ixtynin9


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 サスペンス作品。ファイナンス会社のOLであったトゥム(ラリター・パンヨパート)は、折からの経済情勢のため会社を首になってしまう。アパートへ戻ると、何者かがドアをノックした。開けてみると箱があり、その中には大金が入っていたのだ。トゥムは迷いながらもそのお金を自分のものにしようとするが、組織のメンバーがそれを取り戻しに…というストーリー。
 ファイブ・スター・プロダクション作品。日本での配給はアルバトロス・フィルム。いかにもタイらしい、ブラック・ユーモアの効いたサスペンス作品に仕上がっている。コメディー色は決して強くないが、ユーモアのセンスもなかなかいい。首にする社員をおみくじで選ぶというのもおもしろい。部屋番号の「6」の文字が取れかかって逆さになり「9」に見えてしまうというのは、タイ映画では時々あるパターンだ。元祖は、この作品なのかもしれないが。とにかく、ストーリーのつながり方が傑作だ。主人公の女性トゥムは意図せず人を殺す羽目になるし、トゥムの秘密を知ってしまった人物たちも巡り合わせでほとんど全員が死んでしまうというのがすごい。そして、ラストでは、邪魔者がすべて消えてしまったにも関わらずトゥムはお金を○○てしまうのが印象的だ。
 女性が一人だけで死体をいくつも運べるのかとか、アパート内で銃を使ったら銃声がしてしまうだろうとかいろいろとあるが、そのあたりは勘弁できる内容だ。
 主演女優のラリター・パンヨパートは最初はさえない感じがしたが、よく見るとそれなりに美人だ。彼女は、1999年度のスラサワディー賞では主演女優賞を受賞している。興行収入は8.7百万バーツだったらしい。蛇足だが、女性だけではなく男性にも「ノイ」というニックネームが存在することを初めて知った。
 作中でも主人公のトゥムらが解雇されるシーンがあるが、本作が作られたのは1997年に始まったアジア通貨危機の直後のこと。その影響もあってか、この作品が公開された1999年にはタイ映画はたったの10本しか公開されていない。タイ映画が、どん底の時代の作品である。日本で劇場公開された「ナンナーク(Nang Nak)」も、同じ年の作品である。
 奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督には、日本で劇場公開された「インビジブル・ウェーブ(Invisible Waves)」<2006年>、「地球で最後のふたり(Last Life in the Universe)」<2003年>、「わすれな歌(Transistor Love Story)」<2002年>、日本の映画祭で上映された「ヘッドショット(Headshot)」<2011年>、「ファン・バー・カラオケ(Fun Bar Karaoke)」<1997年>や「パラドクソクラシー(Paradoxocracy)」<2013年>、「ニムフ(Nymph)」<2009年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「サイレンス(Silence)」、「プローイ(Ploy)」<2007年>などの作品がある。原題は、「喜劇69」という意味。



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奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督のデビュー作/「ファン・バー・カラオケ」

ファン・バー・カラオケ/Fun Bar Karaoke


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 「福岡市総合図書館映像ホール シネラ」で10月に上映される作品です。

 サスペンス・チックなドラマ。娘のプー(フェー・アッサウェート)は、ある日セブン・イレブンでアメリカへ行く夢を持っているノーイ(レイ・マクドナルド)と知り合う。彼女は死んだ母の夢を見るようになり、その夢を見るたびに夢の中に登場する模型の家が完成に近付いていく。占い師に占ってもらうと、その家が完成すると父(パイブーンキアット・キアオケーオ)は死んでしまうと予言される。父はカラオケで女性と知り合うが、彼女はマフィアの親分の愛人であった。親分はノーイに自分の愛人にちょっかいを出した男を銃で殺害するように命じる。そして、ノーイが引き金を引こうとした時、ターゲットがプーの父であることを知り・・・というストーリー。
 奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督のデビュー作。内容はほとんど理解できない。セリフは少なめで、どのシーンが現実でどのシーンが夢なのかは、映像自体が不思議な感じなのでよけいに分からない。ペーンエーク監督にはこのデビュー作を撮る前にどれだけの実績があったか知らないが、よくこのような作品を撮らせてもらえたものだと思う。とにかくよく分からない作品だ。わからなさに関しては、ペーンエーク監督の作品の中では一二を争うものとなっている。
 VCDのジャケットやポスターに使われている、主演のレイ・マクドナルドがパンツをおろして便座に座り銃を構えている姿は作品の中の一シーンだが、よくこんなシーンをポスターなどにするものだと思う。タイ映画はトイレ・ネタが大好きなのだが、でもポスターにしなくてもいいと思うのだが。
 日本では、「アジアフォーカス福岡国際映画祭1997」で上映された。その他、「ベルリン国際映画祭'97」「釜山国際映画祭'97」「モントリオール世界映画祭'97」などの映画祭にも参加している。原題は「夢 バカ カラオケ」という意味。

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ハード・ボイルドなミステリー刑事アクション/「インスペクター・マッド・ドッグ(ザ・コップ)」

インスペクター・マッド・ドッグ(ザ・コップ)/Inspector Mad Dog(The Cop)


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 警察アクションもの。まだ幼い大臣の娘が、惨殺されるという事件が起きた。その事件を担当することになったのは、曲者警部のワサン(ソムチャーイ・ケムクラット)とベテラン警官のトーン(ノート・チューンイム)、それにまだ若い女性警官のナリン(クリスタン・ウィー)であった。多くの犠牲を払いながらも犯人を逮捕するが、ワサンには思いもよらぬ事件が待ち受けていた…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム作品。タイでは珍しい、ハード・ボイルド作品だ。内容もちょっと残酷性があるので、「18歳超視聴可」の年齢制限が付いている。色調のトーンを落とした映像が、独特の雰囲気を盛り上げている。
 そして、なんといってもこの作品の一番の見どころは、出演者たちがすばらしいことだ。主人公の刑事を演じたソムチャーイ・ケムクラットの狂犬振りは、実に見事。彼は、日本でもDVD化されている「キラータトゥー(Kiiler Tatoo)」<2001年>、「Deadman デッドマン(Opa Patika)」<2007年>などに出演している人である。本来はコメディアンであるノート・チューンイムも渋くてよかった。そして、若い女性警察官のクリスタン・ウィーは、どこか影がある美人でいい。某シーンで、脱いでくれればもっと良かったのだが。名前からすると香港人かとも思えるのだが、タイ人らしい。映画もTVドラマも出演本数はあまり多くない。タイの映画は、本作が「メイド(M.A.I.D)」<2004年>に続いて二本目。外国映画としては、「スコーピオン・キング3(The Scorpion King 3 Battle for Redemption)」<2012年/アメリカ>ではSildaの役を演じているとのこと。ワサンの上司役であるチャラット・ナ・ソンクラーもいやらしさが出ていてよかった。それともう一人、出番はそれほど多くなかったが、ワサンの妻役のピヤティダー・ウォラムシックも魅力的だっだ。彼女は、TVドラマには多く出演しているが映画出演本数は少ない。日本でDVD化されている「シスターズ(The Sisters)」<2004年>(※この作品が映画デビュー作)で、霊の役を演じていた人だ。
 肝心の作品だが、残念なことに演出も脚本もいまひとつだ。特に、銃撃戦シーンにはさえがない。警察が取り囲んでいるのに簡単に犯人を逃がすし、同僚たちも簡単に殺されてしまう。ストーリー展開的には、中盤で簡単に犯人が捕まってしまったのでどうなるのかと思ったが、意外な続きがあっておもしろい。しかし、脚本の細部はだめである。いい要素がそろっているのに、とてももったいない出来の作品となっている。
 興行収入はUS$43,932。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.0点(満点は10点。投票数10。2013年12月現在)であった。原題は、「警部 狂犬」という意味。

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当時としては最高度のセクシー作品?/「ナーン・ベープ」

ナーン・ベープ/Nang Bep


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 モデルの世界の物語。女性モデルを眠らせ裸の写真を撮り商売にしていたカメラマンに、ついに復讐の手が…というストーリー。
 ポスター(VCDのパッケージも同様)は、当時の作品としてはかなり色っぽいものだ。作品の中身もポスターと同じく、当時のセクシー度としては最高のものであろう。
 とはいえ、おそらく裸は出てこないだろうと思われたのだが、二回だけ出てきた。正確には、冒頭から水着姿や裸もどきのシーンはたくさんあったのだが、胸の露出は避け通していた。それが、作品の中盤で、突然メイン・メンバーではない女性が全裸姿を見せてくれる。しかもアンダー・ヘアーもだ。ということは、この作品の方針で胸を見せていなかったわけではなく、見せることができる女優がメイン・メンバーの中にいなかっただけの話らしい。ところがである、作品のラスト近くのほとんど意味のないシャワー・シーンで、メイン・メンバーの一人が脱いでいる。どうもよく分からない。こんなシーンで脱ぐのなら、他のシーンで脱いだ方が価値があるのにと思うのだが。
 肝心の作品の内容だが、ストーリー展開がおとなし過ぎて退屈気味だ。とにかく、作品がヒットしたのかどうかはわからないが、当時としてはトップ・レベルのセクシー作品だったに違いない。
 ウィニット・パックディーウィチット監督には、「サーオ・ハー(Sao 5)」<1976年>、「サット・マヌット(Sat Manut)」<1976年>などの作品がある。原題は「女性モデル」という意味。

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新年まであと三時間。快楽は悪夢への入口だった/「カウントダウン」

カウントダウン/Countdown


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 GTH社によるスリラー。物語の舞台は、アメリカのニューヨーク。タイから来た三人の学生が、アパートの一室でニュー・イヤー・イブをドラッグと共に楽しもうとしていた。しかし、彼らは、やがて悪夢のイブを迎えることを知らなかった・・・というストーリー。
 2012年の年末映画。GTH社の作品としては珍しく、興行的にはあまり思わしくなくUS$881,117と沈んでしまった。GTH社の作品で、US$1,000,000を割る作品はほとんどないのだが。成績不振の原因は、トレラーを観れば分かる。観る限り、かなり残酷なような感じがうかがえるのだ。ただ、実は中身は楽しそうな感じも受けるのだが。でも、これではヒットは難しいであろう。完全に、トレーラー製作の失敗ではないだろうか。いくらなんでも、女の子の指を折るシーンをトレーラーに入れてはダメだ。
 それで、作品はというと、トレーラーよりもさらに残酷な内容だ。これには少々驚かされる。最後に落ちは付いているものの、相当残酷である。この内容だったら、決してカップルでは観に行きたくない作品だ。「18歳超視聴可」の年齢制限が付いているのは当然で、それにしても制限が厳しいタイでよく劇場公開できたものだ。
 俳優陣は、かなり撮影が大変だったのではないだろうか?画面から、彼らの苦労がうかがえる。この作品の興行成績はおもわしくなかったのだが、利益はそれなりに出いるに違いない。というのも、かなりの低予算で作られているように思われるからだ。撮影のほとんどはアパート内なので、出演者がわざわざアメリカへ行く必要もない。おそらく、アメリカへ行ったのはトゥーイのみであろう。
 第22回スパンナホン賞の主演男優賞(デイビッド・アサバノンド)、脚本賞、編集賞を受賞した。デイビッド・アサバノンドは、何者かわからないいかれた感じが出ていて良かった。トゥーイが主演女優賞にノミネートされたが、受賞することはできなかった。ホラー・ムービーという紹介を見るが、スリラーのような気がする。コメディー的要素が入っていないことはないが、ほとんど目立たない。とにかく、残酷性が際立っている。
 主演男優のパチャラ・チラーティワットは、日本の映画祭で上映された「サック・シード(Suck Seed !!)」<2011年>、「トップ・シークレット 味付のりの億万長者(Top Secret /The Billionaire)」<2011年>に出演している。主演女優のピークによると、一番難しかったシーンはバス・タブのシーンだったそうだ。
 チョーイ・ボーイ(アピシン・オーパートイアムリキット/ジョー)らが歌っている「10-9-8-7-6-5-4-3-2-1」がとてもおもしろくていい。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.37点(満点は10点。投票数41。2013年4月現在)であった。ちなみに、タイ文字で綴られた「Countdown」をそのままタイ語発音すると、「カオダーオ」となる。タイ題は、この「カオダーオ」となっている。

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キヤノン・タイランドのオンライン・ムービー「リメンバー」無料配信中

リメンバー/The Remember


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 タイのキヤノン(Canon)によるオンライン・ムービー(Canon Online Movie)。サスペンス・タッチの作品。人気モデルのCherry(オーム)は、ストーカーらしき人物につきまとわれ誘拐されてしまう・・・というストーリー。
 キヤノンのEOS MOVIE、EOS 7D、EOS 60D、EOS 550Dで撮影された。おそらく、それらの機材の宣伝のために作られた作品。最近は、一眼レフ・カメラでも動画が撮れてしまうのですごい。オームは、クレジットでは「Sushar Manaying」と表記されている。

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Trailer


本編(Episode 1)



本編(Episode 2)



本編(Episode 3)



本編(Episode 4)



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奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督のデビュー作

ファン・バー・カラオケ/Fun Bar Karaoke


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 サスペンス・チックなドラマ。娘のプー(フェー・アッサウェート)は、ある日セブン・イレブンでアメリカへ行く夢を持っているノーイ(レイ・マクドナルド)と知り合う。彼女は死んだ母の夢を見るようになり、その夢を見るたびに夢の中に登場する模型の家が完成に近付いていく。占い師に占ってもらうと、その家が完成すると父(パイブーンキアット・キアオケーオ)は死んでしまうと予言される。父はカラオケで女性と知り合うが、彼女はマフィアの親分の愛人であった。親分はノーイに自分の愛人にちょっかいを出した男を銃で殺害するように命じる。そして、ノーイが引き金を引こうとした時、ターゲットがプーの父であることを知り・・・というストーリー。
 奇才ペーンエーク・ラッタナルアン監督のデビュー作。内容はほとんど理解できない。セリフは少なめで、どのシーンが現実でどのシーンが夢なのかは、映像自体が不思議な感じなのでよけいに分からない。ペーンエーク監督にはこのデビュー作を撮る前にどれだけの実績があったか知らないが、よくこのような作品を撮らせてもらえたものだと思う。とにかくよく分からない作品だ。わからなさに関しては、ペーンエーク監督の作品の中では一二を争うものとなっている。
 VCDのジャケットやポスターに使われている、主演のレイ・マクドナルドがパンツをおろして便座に座り銃を構えている姿は作品の中の一シーンだが、よくこんなシーンをポスターなどにするものだと思う。タイ映画はトイレ・ネタが大好きなのだが、でもポスターにしなくてもいいと思うのだが。
 日本では、「アジアフォーカス福岡国際映画祭1997」で上映された。その他、「ベルリン国際映画祭'97」「釜山国際映画祭'97」「モントリオール世界映画祭'97」などの映画祭にも参加している。原題は「夢 バカ カラオケ」という意味。

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ノンシー・ニミブット監督によるサイコ・スリラー

ディストーション/Distortion


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 サイコ・スリラー作品。異常な殺人事件が起き、心理学者のクアン(アーティット・タンウィブーンパーニット)が呼び出される。その事件後、クアンは思い出したくない過去の少年時代の記憶が蘇り・・・というストーリー。
 サイコなので中身は少々分かりにくい。ポスターのデザインがとてもおもしろい。このポスターから想像すると、映像はもっとSFぽいのかと思ったらそれほどでもない。絵的にはしっかりと作られているのだが、とにかくストーリーがわかりにくい。それと、あのラストは理解できない。銃で発砲してきた敵がいるのに、その敵を最後まで探さずに目の前の仕事を完了させようとするのはどう考えてもおかしい。当然、やられてしまうではないか。そして、銃を持っているのなら、味方?をもっと早く助けるはずだが。
 アーティットは映画初出演だが、なかなか役にはまっていていい。そして、少女の父親で殺人者役のスチャオ・ポンウィライが、ものすごく迫力のある鬼気迫る演技を見せてくれている。その父の娘クワーンが大きくなってからを演じたアパー・パーウィライも、(胸は小さかったが)悪くない。主要メンバーの三人は役柄上はそれなりの年齢なのだが、実年齢はアーティットが20歳、アパーは18歳、もう一人の女優ティアンを演じたブンイサー・チャントララーチャイは19歳ととても若い。そして、出演者の役名がクアン(เขื่อน)、クワーン(กวาง)、ティアン(เทียน)と紛らわしいのは意図してか?
 タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.33点(満点は10点。投票数24。2012年9月現在)であった。スクリーン数は分からないが、興行収入はUSUS$153,485という低い成績に終わっている。
 ノンシー・ニミブット監督の作品には、日本でも公開やDVD化されている「ナンナーク(Nang Nak)」<1999年>、「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>、「THREE 死への扉(THREE)」<2002年>、「ジャンダラ 背徳の情事(Jan Dara)」<2001年>などがある。英題は「ゆがみ」、原題は「人間 世界 精神」というような意味。英題の「ゆがみ」とは、時空のゆがみではなく精神のゆがみのことだそうだ。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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