「熱帯楽園倶楽部」

滝田洋二郎が南国の魅力に迫る


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 「僕らはみんな生きている」<1993年>に続く、滝田洋二郎監督、一色伸幸原案のコメディー。ツアーコンダクター(清水美砂)が仕事で訪れたタイで、日本にはないこの国の魅力?に巡り合う。そして、日本人とのハーフである詐欺師(風間杜夫)と日本人大学生詐欺師(萩原聖人)に出会い・・・というストーリー。この映画を見たらタイの人はどう言うかわからないが、ある意味タイの魅力を伝えていておもしろい。ただ残念なのは、最後の萩原聖人による「手を使わずに服を脱ぐ」マジックのくだりはいまひとつ。大事な作品の落ちだったのだが。
 風間杜夫がうまい演技を見せてくれる。風間杜夫の店のテラスから水上マーケットのようにボートで行きかう人々の様子が描かれている。どこで撮影されたかわからないがあれは仕込みであろう。作品としては、全体的に「僕らはみんな生きている」よりもまとまっている。


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「呪信 999」 999-9999

タイ映画お得意のほぼ実話(???)のホラー


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 999-9999という電話番号にまつわるホラー。タイ映画では珍しくないが、タイトルバックに「ほぼ実話である」旨の記述が出てくる。「ほぼ」とは何パーセントのことであろうか?1%かな?3%かな?ストーリーのコンセプトは悪くないのだが、仲間が次々と殺されていくシーンが全くのでき損ないでおもしろくない。ラストのストーリー的どんでん返しもパンチに欠ける。全体的にあまり怖くないのも×。それと、ゴキブリがいくつかのシーンで意味ありげに出てくるのだが、結局何だったのか?まさか、あれが殺人鬼の正体???
 殺人があった学校からの転校生であるレインボー(シーリター・チェーンセーン)がこの作品では重要な役柄なのだが、役的に生かせずに死んでしまっている。このシーリター・チェーンセーンは、タイ映画ではよく出てくる西洋人とのハーフのようなタイ人好みの美人だ。インドネシア生まれの有名なモデル?らしい。


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「チェット・ブラカーン」 7 Pra Kharn

特殊任務に就いた? 7人の話



 特殊任務に就いた?7人の話。人物関係が複雑で、ストーリーがよくわからない。原題は「地獄から来た7人の使者」とでも訳すのだろうか?


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「バトル 7」 7 Pra Chan Ban

センスに疑問?豪華俳優陣によるアクション・コメディー


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 タイでは大ヒットしたという、豪華俳優陣によるアクション・コメディー。ベトナム戦争の戦友が力を合わせて金もうけをたくらむ…というストーリー。コメディー部分はタイ人と笑いのセンスが違うのかほとんど笑えず、アクション部分は演出がくだらなさ過ぎておもしろくない。ストーリーも大したことなく、個性派俳優陣も生かされていない。タイトルでは「7」となっているが、チームの隊長も含めると「8人」である。なぜ「7」なのか?「なんでこんな作品がタイでヒットしたのか?」という疑問だけが残る作品。かなり苦しい出来だ。この作品はシリーズ化されているというから恐ろしい。
 原題は「7人の戦い」と訳すのか?


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「7 ストリート・ファイターズ」 7 Street Fighters

7人が忍者や日本軍相手に大活躍


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 シリーズ第二作目のアクション・コメディー。第一作目は、日本でも劇場公開された「バトル7(7 Pra Chan Ban)」<2002年>。監督は前作とは違っている。
 今回の舞台は第二次世界大戦中。開戦前夜に日本軍がタイ南部に上陸してから、カンチャナブリーのクワイ(クウェー)河の橋を爆破するまでの間の7人と日本軍との戦いを描いている。史実では、日本軍が上陸したのは1941年、クワイ河の橋は1945年。監督が変わったせいもあるのかもしれないが、くだらないものの一作目よりも面白い。ただし、中盤少々中だるみ気味。日本軍の手先となって働く、わけのわからない忍者たちが愉快で笑える。また、タイ独特の命がけの特撮をしているのであろうが、ほとんどカットされていて短く効果的には使われていない。スタントマン?たちがかわいそう。


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「トロピカル・マラディー」 Tropical Malady

一体この作品は何なのであろうか?さっぱりわからない


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 2010年度の第63回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルムドール賞にタイ映画史上初めて輝き話題となった「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>を監督したアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品。はっきり言って何がなんだかさっぱり分からない内容だ。この作品を高評価する人がいるのだから見る人が見ればすごいと感じる作品なのかもしれないが、まったく理解できない。作品は、森林警備隊(軍隊?)が何かを仕留めて獲物を前に記念撮影しているシーンから始まる。本部へ無線で連絡する時のセリフで、男性の死体を前に撮影していることが分かる。すでに、この段階で???である。
 前半はゲイのカップル(兵隊のケンと青年トン)である二人の行動を追いかけているだけで、ストーリーはない(と思う)。後半は突然ゲイの片割れの軍人が何か獲物(トラかなと思ったのだが)を仕留めようと、ジャングルの中に分け入りランボーのように身を潜めている。しかし、その獲物はトラではなかった。全裸の人間だったのだ。そして人間と格闘の末負け、さらに追跡を続けるが・・・で作品は終わる。某サイトの解説によると、この作品は「人間がトラに変わる」という伝承(中国の「人虎伝」)が下敷きになっているらしいということだ。ということは、追っていたのはケンで追われていた全裸の人間はトンだったのか?
 この作品は、2004年度のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞している。また、2004年度の東京フィルメックスでは最優秀作品賞を受賞している。英題は「熱帯病」、原題は「異常な動物」と訳すのか?アピチャポンには、他に「2003 Tokyo International Film Festival」に出品されている「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>などの作品がある。


※こちらのブログで詳しく解説されています。
⇒「ぷらねた ~未公開映画を観るブログ~」


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「2022」 2022 Tsunami

タイでは珍しい本格?SF作品のはずが・・・


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 自然の脅威を扱った、タイではとても珍しい本格SF作品。舞台設定は、2008年に起り甚大なる被害が出たスマトラ島沖地震の18年後となっている。18年後には、バンコクのタイ湾沖にはニューヨークにある「自由の女神」ならぬ金色に輝く「自由の?仏陀像」があるらしい。
 この映画にはタイなのになぜか国王が出てこない。まあ、映画なので仕方ないか。その代わり、正義感に満ちた首相が嫌というほど出てくる。しかも、いつも学者に対しての質問は「津波は本当に来るのか?」。そんなの分かるはずないのに。それに、バス一台分の子供たちをヘリコプター一機に乗せることはできないでしょう。で、肝心の内容はどうかというと、特撮(CG?)が技術的に見劣りするのは仕方ないが、ストーリーがボロボロなのは困る。ちゃんとした脚本を元に作らないと。この作品を酷評する人はかなり多いのも当たり前。
 6年もの製作期間と1億6000万バーツ(約4億8千万円)という、タイ映画としてはかなりの巨費を投じて制作されたとのこと。だが、タイ本国では大コケしたらしい。ハリウッド映画「2012」<2009年/アメリカ>とこの映画のDVD日本発売が同じ時期のために、混同している人が多く??、レンタル店ではこの作品はかなり人気があるようだ。原題は「2022 津波 世界が滅亡する日」。


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「七夜待」 Nanayomachi

タイ古式マッサージの映画ではなかったの?


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 宣伝では「主人公の日本人女性が訪れたある村でタイ古式マッサージと出会い、次第に・・・」となっているが、見る限りタイマッサージはこの作品の中で重要な意味は持っていない。マッサージよりも、日本という国も関係してくる複雑な登場人物の生い立ちと長谷川京子の色っぽさを追及した作品であろう。長谷川京子は過剰なくらいに色っぽい。監督自らが長谷川京子の色っぽさを出したかったと言っている。一部では彼女が撮影中ノーブラであったことが多かったことが話題になっているようだが、まあそれは・・・。
 作品は一本筋の通った中心ストーリーがあるわけではなく、淡々と流れていく。おまけにラストはあそこで終わるの?というところで終わってしまったのでどうしても物足りなさが残ってしまう。アムパワーで撮影されたというので、てっきりアムパワー水上マーケットが出てくるのかと思ったのだが、水路とメークローン駅は出てくるが市場は全く出てこなかった。


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「スノウ・ホワイト」 The Snow White

ラストに二重のサプライズが用意されているホラーだが…


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 胎児と共に死んでしまった妊婦の霊であるピー・ターイ・タン・クロムを扱ったホラー作品。二人の学生オー(ナッタポン・チャートポン)とトーン(パリンヤー・ガームウォンワーン)が黒魔術でそれぞれの願いをかなえるために、死体安置所にある妊婦の遺体から胎児を取り出す。そこを職員であるコーク(アティワット・ラムクーン)に発見されるが見逃される。そして、この三人への霊の復讐が始まる。コークが霊に襲われた時、その恋人であるオー(パタラナン・ディーラッサミー)はなぜか彼を助けようとしない…というストーリー。
 ポスターを見るといかにもC級作品のようなイメージを受けるが、しっかりと作られている。ただ、前半はほとんどホラーらしくない。初めから霊が出過ぎるのも困るが、なかなか出てこないのも困りものである。残念ながらホラーとしてはほとんど怖くない。細かいことを言わせてもらうと、死後硬直した遺体の体は簡単には曲がらないはずだし、切っても血は出てこないと思うのだが。それに、妊婦のおなかがあんなに大きいのに、胎児がなんであんなに小さいのかな?
 また、ストーリー的にもいま一つの感がある。作品の最後には二つのサプライズが用意されているが、意外性はあるものの演出がよくないからだと思うのだがほとんどサプライズにはなっていない。
 監督は「ボアリング・ラブ(Boring Love)」<2009年>のサラウット・インタラプロム。主演女優のパタラナン・ディーラッサミーは歌手で映画初出演。その恋人役のアティワット・ラムクーンは、「ボアリング・ラブ」の主演男優だ。それから、ナッタポン・チャートポンは本来コメディー系の人。英題の「The Snow White」とは看護婦のことか?


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「イービル・イン・ザ・ビースト」 Evil in the Beast

森には若い女性の姿をした悪魔たちが・・・


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 たぶん、DVD用作品だと思われる。ジャンル的にはセクシー・ホラーといったところであろうか?白象を探しに探検隊がジャングルの中に分け入るが、そこで見たものはセクシーな姿の若い女性たちであった。しかし、彼女たちの真の正体は…というストーリー。
 かなり安易な作りの作品だ。ストーリーも演出もD級の内容。1シーンだけ乳房が露わになったヌード・シーンを見せてくれるが、セクシーさもほとんどない。ストーリー展開にもかなり無理がある。英題は「獣の姿をした悪魔」、原題は「女悪魔」。


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 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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