みなさん、良いお年を!! 良いときはきっと来る「It Gets Better」

みなさん、良いお年を!!
良いときはきっと来る 「It Gets Better」


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 今年1年間お付き合いいただきましてありがとうございました。年の締めくくりに、この1年間で一番印象に残った作品をご紹介します。以前にも一度紹介しましたが、推理小説を読んでいるような見事なストーリー構成でした。この作品は興行的には良くなかったのですが、評判は悪くないようで来年のスパンナホン賞の作品賞や監督賞にノミネートされたら大したものです。日本でDVD化されるのは無理でしょうから、どこかの映画祭でやってくれませんかねえ?
 英題の「イット・ゲッツ・ベター(It Gets Better)」とは「良いときはきっと来る」というような意味だそうで、その願いを込めて・・・。
 来年が、みなさまにとっていい年でありますように。

 第三の性を扱ったドラマ。最初、性のマイノリティーに関する三組のカップルのオムニバス・ラブ・ストーリーかと思ったら、そうではなかった。全体がひとつの物語だったのだ。この作品のすごいところは、このストーリー構成のみごとさにある。最後の方で、なるほどこういうことだったのかと分かるのだが、それまでが分かるようでわからない。そのため、少々登場人物の人間関係が分かりにくいが、これは仕方ないであろう。基本的に三つのラブ・ストーリーなのだが、それらが交わらなさそうで交じわる絶妙の構成がとてもすばらしい。それほどダイナミックなストーリー展開はないが、観客を物語の中に引き込んでいく力がある。よくありがちな、軽いタッチのオカマさん映画とは全く違う。ただ、多くのタイ映画かそうであるように、最後を簡単に終わらせてしまっているのは残念。あそこまで盛り上げたのに・・・、という感じだ。特に、父親が強盗に襲われるシーンの演出は情けない。あそこはひとつの見せ場のはずだ。だが、十分に見ごたえのある作品である。
 タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、9.48点(満点は10点。投票数50。2012年6月現在)であった。この手の作品には熱烈なファンがいて得点を引き上げている可能性があるが、かなりの高得点といえる。興行的には、興行収入US$227,000と沈んでしまった。
 トンマイが心ひかれるニューハーフの役で登場するナンティター・カムピラーノン(Belle)は、TVのタレント発掘番組「Thailand's Got Talent」出身のトランスジェンダー歌手だ。結構人気があり、女性と男性の声色を使い分けることができ歌唱力もある。本作ではいかにもニューハーフという感じなのだが、撮影の仕方によっては完全に女性に見える美形である。彼女?は映画初出演で、キス・シーンもある。彼女は、主題歌「マイ・ダイ・コー・ハイ・マー・ラック(ไม่ได้ขอให้มารัก)」も歌っている。
 英題でもある「イット・ゲッツ・ベター(It Gets Better)」しは、「良いときはきっと来る」というような意味だ。ゲイであることを理由にいじめを受けたり、ゲイではないかと同級生に疑われて自殺をする青少年が続出したために、それを防ぐことを目的にアメリカの作家ダン・サベージ(Dan Savage)が始めたプロジェクト名とかけているようだ。
 タンワーリン・スカピシット監督には、「ハック・ナ サーラカーム(Hug Na Sarakham)」<2011年>などの作品がある。そういえば、この作品にもオカマさんとか同性愛者が登場していた。この人は、トランスジェンダーらしい。

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「カウント・ダウン」ただ今タイで上映中

「カウント・ダウン」ただ今タイで上映中


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 「カウント・ダウン(Count Down)」が公開二週目に入りました。第一週目の成績はあまり芳しくありませんでしたが、二週目に入り大分上映スクリーン数が少なくなりました。Major系では一ヵ所で3スクリーン同時に上映する映画館はなく、2スクリーン同時もほとんどありません。これでは数字は上がりませんねえ。

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女性監督によるムアイタイ(タイ式ボクシング)格闘アクション/「ファイティング・フィッシュ」

ファイティング・フィッシュ/Fighting Fish


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 格闘アクション作品。フランス人のマイク(ジャワード・エルベルニ)はムアイタイの試合で相手を殺してしまい、何かを求めてタイへとやってくる。そんな彼を待っていたのは強盗団であったが、格闘家のヨー(チェー・チェー)と出合い彼の家に居候させてもらうことになる。彼には足が不自由な妻カートゥン(カサチャン)がいた。しかし、やがてマイクが裏の世界の格闘試合に手を出したため・・・というストーリー。
 女性監督によるアクション作品。監督のチュラーラック・イサマローンは元女優だそうだ。「アヌ・オーディナリー・ラブ・ストーリー(An Ordinary Love Story)」<2012年>、「レーシング・ラブ(Racing Love)」<2011年>、「アット・ファースト・サイト(@ First Site)」<2010年>、「エーク・イー・エーク・エーク フェーン・ランラー(8E88)」<2010年>を作ったサガ・スタジオ(Saga Studio)の作品なので、期待できないかもと思ったのだが、やはり・・・。
 B級のアクション作品だ。脚本の力がなさ過ぎる。作品の中心にしっかりとしたコンセプトがあればB級でも楽しめるのだが、この作品にはそれがない。フランス人格闘家のマイクとタイ人格闘家ヨーの友情も薄ければ、ヨーとその妻の愛情物語もほとんど描ききれていないに等しい。アクションシーンは悪くないが、いい場面もあればそうでないところもあるといった感じだ。ラストの格闘シーンの結果は見え見えだし、演出はB級以下だった。とにかく、ストーリー構成をもっと確かなものにしないと、作品としてはおもしろくならない。
 作品の最後にちょっとした落ちが付いているのだが、(劇場公開ではどのようになっていたのかわからないが、DVDでは)「Few years ago」との文字が画面に出てくる。これを訳すと「数年前」となる。しかし、同時に「3ปีต่อมา(サーム・ピー・トー・マー)」というタイ文字によるものも出ているのを読み取った。これは「3年前」ではなく、「3年後」という意味だ。画面説明として正しいのは「3年後」。もしこの場面を「3年前」と読み取って観たら、おそらく???となるであろう。こういう間違えは、あまりにも恥ずかしい。
 興行収入はUS$35,216。「15歳超視聴可」の年齢制限が付いている。原題は「凶悪 決闘 未熟」という意味か?

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1月17日公開予定の「メヌー・コーン・ポー」のO.S.T.

1月17日公開予定の「メヌー・コーン・ポー」のO.S.T.


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 1月17日公開予定の「メヌー・コーン・ポー(Menu Khong Pho)」のO.S.T.です。

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衝撃!! 「407 ダーク・フライト」が「ゴースト・フライト407便」という邦題で日本公開

衝撃!! 「407 ダーク・フライト」が
「ゴースト・フライト407便」という邦題で日本公開


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 いやあ、驚きのニュースが入ってきました。「407 ダーク・フライト(407 Dark Flight)」<2012年>が、「ゴースト・フライト407便」という邦題で日本公開されるというから驚くではありませんか。まさかこの作品が?なぜ??という感じです。来年の2月23日から東京のシネマート新宿で公開されます。今年はタイ映画の日本でのロードショーは一本もなかったのに、来年はすでに「チョコレート・ガール バッド・アス!!(This Girl Is Bad-Ass)」と共に二本ものタイ映画の公開が決まっています。
 うれしいのは、主演が私の好きなマーチャー・ワタナパーニット(マーシャ)であるということです。私の知る限り、彼女はDVDも含めて日本初登場だと思います。彼女の出演作は、映画祭でも上映されたことがないと思います。また脇役ですが、女性と男性の声色を使い分けるトランスジェンダー歌手のナンティター・カムピラーノン(ベル・ナンティター/ベル)もスチュワーデス役で出演しています。今年、タイのTVのタレント発掘番組で、女性が上半身裸になったというニュース覚えていますか?彼女は、この番組出身の人なのです。
 日本でのこの作品のちらし?に「タイ国内でのホラー映画歴代NO1ヒット」とのキャッチがありますが、それは違うと思います。どうみても、そんなにヒットはしていません。このキャッチをどこから持ってきたか知りませんが、私の知る限り事実ではありません。ちなみに、昨年公開され大ヒットしたスパンナホン賞の作品賞を受賞しているホラー「ラッダー・ランド(Ladda Land)」の興行収入はUS$3,877,740、「ゴースト・フライト407便」はUS$1,133,343です。
 個人的にはある意味楽しめる作品でした。トレーラーを観てもなおOKという勇気のある方は、ぜひ映画館へ足を運んでみてくださいね。

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◆シネマート新宿



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西野翔出演のチャンダラー2「チャンダラー パトチムボット」2月7日公開

西野翔出演の
チャンダラー2「チャンダラー パトチムボット」
2月7日公開


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「チャンダラー パトムボット」


 日本のAV女優西野翔が出演したタイ映画チャンダラー2「チャンダラー パトチムボット(จันดารา ปัจฉิมบท)」が、2月7日タイで公開予定とのことです。この作品は、昨年公開された「チャンダラー パトムボット(Jan Dara)」の続編となります。

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さあ大変、GTHの年末作品「カウントダウン」がつまずいた

さあ大変
GTHの年末作品「カウントダウン」がつまずいた


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(C) GTH


 さあ大変です。GTH社の年末作品である「カウントダウン(Countdown)」の公開第一週目の週末の成績が振るいません。興行収入は10.1万バーツで、このままでいくと最終興行収入は百万米ドルの大台には少し届かない数字になります。約1年前の今年1月に同社が公開した「ATM ウー・ラック・エラー(ATM Er-rak Error)」がタイ映画史上に残る大ヒットを記録しただけに、かなり見劣りがしてしまいます。この作品はトレーラーを見る限りかなり残酷な要素があり、その残酷さが興行の足を引っ張ったのは確実だと思います。でも、この作品おもしろそうですけどね。さて、最終的な数字はどうなりますやら。

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M-Thirtynine社の年末映画「クン・ナーイ・ホー」、本日公開

M-Thirtynine社の年末映画
「クン・ナーイ・ホー」、本日公開


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 本日公開予定のM-Thirtynine社による恒例の年末映画「クン・ナーイ・ホー(Khun-Nine-Ho)」です。今年のタイ映画のトリを努めます。コメディー。テーマは「女性は泣くのが好き・・・」。主演は人気のある女優のチョムプーだが、映画出演は「サーラネー シップロー(SaRaNair Siblor)」<2010年>に続いて二本目。チョムプーももう30歳代です。

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Mr. ヘースット役のDavid Asavanondによる「カウントダウン」紹介

Mr. ヘースット役のDavid Asavanondによる
「カウントダウン」紹介


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(C) GTH


 Mr. ヘースット役のDavid Asavanondによる、GTHの年末作品「カウントダウン(Countdown)」の紹介です。

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チーチャーの「チョコレート・ガール バッド・アス!!」1月18日、日本公開

チーチャーの「チョコレート・ガール バッド・アス!!」
1月18日、日本公開


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 チーチャー(ジージャー/ヤーニン・ウィサミタナン)出演の「チョコレート・ガール バッド・アス!!(This Girl Is Bad-Ass)」の日本公開日がようやく決まりました。東京、大阪、名古屋で公開予定ですが、東京ではヒューマントラストシネマ渋谷で1月18日(金)に一日だけ先行ロードショーされます。その後の上映期間は、1月26日(土)~2月15日(金)<2月1日のみ休映>の予定です。大阪と名古屋の予定は発表されていません。

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◆ヒューマントラストシネマ渋谷

◆「チョコレート・ガール バッド・アス!!」公式HP

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 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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