新宿でロケが行われた、夜の世界のタイ人女性の物語/「トワイライト・イン・トウキョウ」

トワイライト・イン・トウキョウ/Twilight in Tokyo


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 ドラマ。夜の世界で働くために、日本へやって来た女性の世界を描いた作品。ストーリーのメイン舞台は東京の新宿。コメディー的要素は全くない。
 「トワイライト・イン・バンコク 2(Twilight in Bangkok 2)」<1990年>の前段の作品ということになるのであろう。裸も出てこないわけではないが、胸をあらわにはしていないのでそれほどエロティックなものとはなっていない。
 また、脚本力が弱い。主人公の女性やその周囲の人たちにさまざまなつらい出来事が起こるのだが、ただハプニングが起こっているだけで作品全体のストーリーには溶け込んでいない感じだ。
 監督は、日本でもDVD化されたあの迷作「2022(2022 Tsunami)」<2009年>を監督したトラノン・シーチュア。他に「アンヒューマン(Unhuman)」<2004年>、「トワイライト・イン・バンコク 2」<1990年>、「カンボジア(Cambodia)」<1985年>、「キング・ナレースアン・ザ・グレート(King Naresuen the Great)」<1981年>などの作品がある。原題を直訳すると、「愛の場所性欲の機械」というような意味になるのだが。

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「クンチャーン・クンペーン」物語から三つのエピソードを描く/「クンペーン スック・モン・サネー」

クンペーン スック・モン・サネー/Khun Paen Suek Mon Sanae


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 DVD用歴史アクションもの。この作品の元になっているのは、タイの国王ラマ2世(1768~1824年)とスントーン・プー(Sunthorn Phu/วันสุนทรภู่)らが著した有名な長編叙事詩の「クンチャーン・クンペーン(Khunchang Khunpaen/ขุนช้าง ขุนแผน)」だ。この中から「モー・ピー(หมอผี)」「ナーン・ラップレー(นางลับแล)」「スック・パマー(ศึกพม่า)」の三つのエピソードをオムニバス形式で描いている。
 この原作の元になっているのは、スパンブリー地方の民話でを基にアユタヤー時代の講談師が創作した短編であったという。物語の内容は、幼馴染である武芸と呪術に秀でた好青年クンペーン(ขุนแผน/またの名をプライケーオ<พลายแก้ว>)とはげ頭で金持ちのクンチャーンが、美しい女性のピムを巡って争うというもの。日本でDVD化された「ラスト・ウォリアー(Kunpan: Legend of the War Lord/ขุนแผน)」<2002年>も同じ物語を描いたものだ。
 作品の中身はというと、ボロボロで小学校の学芸会並みのレベルだ。演出、脚本共に情けない内容となっている。アクションシーンも、本番の練習のような超スローモーションでやっている。
 セクシーさも出そうとしていることは確かなのだが、完全な裸は出て来ない。ただ、「ナーン・ラップレー」では、グラマーな女性を三人集めている。その中の一シーンで女性が川で水浴びする場面があるのだが、撮影の仕方が悪いのか胸が水面の上に出てしまっている。そして、その際に、乳首にニップレスのようなものを貼って隠してあるのがはっきりわかってしまうという情けなさだった。
 演出が悪いせいもあるだろうが、主演男優の演技もさえない。演技陣でよかったのは、「モー・ピー」で生贄にされそうになった若い女性だけだ。セクシーさの全くない薄汚れた姿であったが、よく見るとかわいらしくいい演技をしていた。 「15歳超視聴可」の年齢制限が付いている。

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まだ若いダーオは初老の男性と結婚していたが、体が・・・/「カキー (ラック・ラーイ・タンハー・ローン)」

カキー (ラック・ラーイ・タンハー・ローン)
/Kakee Ruk Raw Tunha Rorn


 DVD用アダルト作品。まだ若いダーオ(Wilinda Chandrathip)は初老の男性と結婚していたが、すでに妻を持つ若い男性とも関係があった。やがて初老の男性が亡くなるが、ダーオは夫のことを忘れられずにいた・・・というストーリー。
 「カキー」という題材というかタイトルは、タイではよく使われる。「カキー(กากี)」とは「雌鳥」という意味で、転じて俗語で「浮気女」を表している。内容はというと、ストーリーが弱過ぎ。これではちょっと退屈だ。脱いでいるのは、基本的に主演(Wilinda Chandrathip)の一人だけ。もう一人は胸は見せていない。この辺が、日本と違って脱げる女優の少なさゆえなのであろう。
 DVD用作品なのだが、衣装はよく選ばれていて全体的によかった。あんな胸元を強調した喪服を着られたら、死人も蘇ってしまう。「20歳超視聴可」の年齢制限が付いている。原題は「カキー 悪質な熱い愛欲」とでも訳すのであろうか?

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約1000年前のタイ民族を描いた歴史物語/「コン・タイ ティン・ペーン・ディン(エッジ・オブ・ジ・エンパイア)」

コン・タイ ティン・ペーン・ディン(エッジ・オブ・ジ・エンパイア)
/Khon Tai Ting Paen Din(Edge of the Empire)


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 歴史ものアクション作品。約1000年前の昔、タイ人はモンゴル帝国の支配下でモンゴル南部に分散して住む一民族であった。圧政に反発し立ち上がるが、強大な力を誇るモンゴル帝国の前に・・・というストーリー。
 有名なアニメーション映画「カーン・クルアイ(Khan Kluay /The Blue Elephant)」<2006年>を製作したカンタナー社(Kantana/บริษัท กันตนา กรุ๊ป จำกัด)の作品。エキストラの数やセット?、ロケなどは、お金をかけているのが分かる。撮影はセットなのであろうか?ネパールにチベットと中国が混ざったような感じの背景になっている。
 大作という位置づけらしいが、興行収入はUS$88,714と見事に沈んでしまった。ある意味愛国映画なのだが、細かい演出と脚本がいま一つのような気がする。主要登場人物が多いために、ひとつひとつのエピソードが希薄になってしまっている。そのために、一本の作品としては完成度がよろしくない。俳優陣は、悪役も含め悪くなかった。ティックは映画初出演。
 「18歳超視聴可」の年齢制限が付いている。裸のシーンも出て来ないわけではないが大したことはないので、おそらくこの年齢制限は残酷描写によるものだ。人間の(しかも女性の)釜ゆでのシーンがあり、残酷性はそれなりにある。だが、女性が釜ゆでになるシーンは、かなり情けない演出であった。ひとつの見せ場なのに、あの演出はない。いくらなんでも、釜ゆでにされながら長いこと演説をすることはできないはず。
 タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、4.18点(満点は10点。投票数11。2013年6月現在)であった。ニラットティサイ・カンチャールク監督には、「カワオ・アット・バーン・プレーン(Kawao at Bangpleng)」<1994年>などの作品がある。原題は、「タイ人 領土を捨てる」という意味。

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高校生軍事教練キャンプの青春を描く/「カオチョンカイ・キャンプ~高校最後の軍事教練」

カオチョンカイ・キャンプ~高校最後の軍事教練(カオ・チョン・カイ)
/Khao Chon Kai


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 高校生の軍事教練を扱ったドラマ。少年たちがカオ・チョン・カイでの5日間に渡る軍事教練キャンプを通して、友情を培い人間として成長していく姿を描く。
 「カオ・チョン・カイ(เขาชนไก่)」とはカーンチャナブリー県にある山の名で、実際に軍事教練キャンプのある場所だ。撮影もここで行われている。作品の狙いは分かるのだが、内容が軽過ぎる。気楽に観られるという点ではいいのだが、残念ながらその分作品に説得力がない。もっと、何か核になる、大きなエピソードがないとつらいのではないだろうか?
 主人公の少年が、カオ・チョン・カイに着いた時に先輩から喉をかき切るしぐさをされる。その彼がキャンプを通して成長し、そこを去る時にはそのしぐさを逆に今着いたばかりの後輩に対して行うシーンは印象的だった。
 一日が終わり集団で水浴びをするシーンがあるのだが、その時、オカマの青年がシミーズのようなものを着て水浴びをしていた。実際に、あのような格好が許されるのであろうか?そうだとしたら、さすがタイであるといえる。
 食堂の看板娘役でコーイが出演している。ショート・カットのヘアーがトレードマークのような彼女だが、ロング・ヘアーで登場している。若く見えるが、撮影時は22歳だ。この人結構美人なのだが、この作品ではそのようには見えないのが不思議だ。
 主題歌を歌っているのはParadox。1970年代にワス・セーンシンケーオ(ジップ)が歌ってヒットした「ジップ・ロー・ドー(จิ๊บ ร.ด.)」が、ディスコ風にアレンジして使われている。
 タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、7.88点(満点は10点。投票数68。2013年6月現在)であった。興行収入はUS$817,112。日本では、第21回東京国際映画祭で上映された。ウィティット・カムサケーオ監督の作品には、「マイ・スペース(My Space)」<2004年>などの作品がある。

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残虐な逃亡者が女の園へ逃げ込んだ、さて、女たちは・・・/「ピサワート・サターン」

ピサワート・サターン/Phitsawat Satan


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 カーンチャナブリー県のスリー・パゴダ・パスで、ミャンマーからタイへ犯罪者の引き渡しが行われた。犯罪者たちの仲間が護送車を襲撃し、一人の男だけがけがをしながらも逃げることに成功した。そして、女の園の女性達に助けられる。しかし、女性しかいない世界に男性が入りこんできたことで・・・というストーリー。
 アカラセラニー監督は出演もしている。たぶん、逃亡者役がアカラセラニー監督だ。サスペンスというより、女と男の物語という感じだ。全体的にはシビアな空気が流れているのだが、女と男の関係の部分になるとちょっとコメディーぽくなる。
 しかし、性的な関係の描写などにはハードな部分もある。裸という意味ではセクシー女優のターイが脱いでいるシーンがあるが、ソフト・フォーカスになっているのでよく分からない。あとは、他の女性達がちょっとだけセクシーな格好をしているだけだ。だが、役柄上7歳の少女が脱走者の男性にキスされたり、たばこを吸ったり(実際に吸っているかどうかは微妙で分からない)、パンツを見せたりしている。また、この7歳の女の子がどうもレズビアンのような・・・と結構過激だ。それに、脱走時、手錠でつながれていた相手が銃で撃たれると、まだ死んではいないのに斧で相手の手を切断して逃げるシーンもある。
 おもしろいセンスの作品なのだが、残念なのは、ストーリーがちょっと弱いことだ。特にラストは、これで終わってしまうの?という感じだ。もっと、衝撃的なラストが欲しいところだ。逃亡者が女性のお尻を触ろうとするシーンで、「ゲゲゲの鬼太郎」の曲が使われている。無断使用なのであろうが、ユーモラスな感じが出ていておもしろい。
 アカラセラニー監督には、「ラスト・ソング(The Last Song)」<2006年>、「ウィワー・チャムレーン(Wiwa Chamleng)」<1988年>などの作品がある。原題は「サタン(悪魔)の愛情」という意味。

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古女房と別れ、愛人と暮らすための画策7日間/「セブン・デイズ・トゥー・リーブ・マイ・ワイフ」

セブン・デイズ・トゥー・リーブ・マイ・ワイフ
/7 Days to leave my wife


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 コメディー・ドラマ。夫のアチョーン(ガイ)は、あまり美しくない?妻のことをうっとうしく思っていた。彼には、美人の不倫相手のピム(เบญจวรรณ อาร์ตเนอร์)がいた。ある日、彼女から、海外へ行くので7日間以内に妻と別れてくれと言われてしまう。アチョーンもその気になり、あの手この手で妻と別れようと画策する。だが妻はそんなことも知らず、愛する夫に悪霊が取りついたと思い込み彼を救おうと・・・というストーリー。
 GMMの作品。ひとつ間違えばくだらないコメディーになってしまうところなのだが、なかなか見どころのあるハート・ウォーミングな作品に仕上がっている。ガイは人気の司会者&DJで、映画出演は10年振りとのこと。
 何といってもこの作品の中で光っていたのは、妻を演じたスワットニ・チャイムシックだ。この人はTVドラマには数多く出演しているが、映画はこの一本だけ(2013年4月現在)。マーチャー・ワタナパーニット(マーシャ/Marsha Wattanapanich)と共演したTVドラマ「チャオ・サーオ・ムー・アチープ(Jao Sao Mue Ah Cheep)」<2001年>の悪女ぶりが印象深い人だ。ラストの「八墓村」のような狂気の走りは、おもしろく見事だった。興行収入は、US$603,500であった。
 トーポン・タンカムヘーン監督の作品には、「メモリー(Memory)」<2008年>、「ヤー・ナーク(Ya Nark)」<2004年>などの作品がある。

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二人の女性リポーターが、歌手が隠れている豪華コンドミニアムを発見/「キック・クアン・プアン・サー 3」

キック・クアン・プアン・サー 3
ナック・ローン-ノーン・ラック
/Gig Guan Puan Sah 3


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 DVD用コメディー作品。二人の女性リポターが、行方をくらましていた歌手をコンドミニアムで発見し・・・というストーリー。
 「キック・クアン・プアン・サー」シリーズの第三作目。内容はいまひとつ。この作品は「18禁」の年齢制限もかかっていないので、セクシーさもほとんどない。ビキニのお嬢さんが出てくるくらいだ。 ところで、冒頭のタイトル・バックにはアピンヤー・サクンチャルーンスック(サーイパーン)やキーラティ・マハープルックポン(イプシー)が名前だけでなく大きく顔入りで出てくるが、本編のどこに出ていたのであろうか?DVD用作品にしては豪華なメンバーが出てくるものだと驚いたのだが、どこに出てきたのかは不明だ。
 ティーラトン・シリパンワラポーン監督は、日本でDVD化されている「タイガーブレード(The Tiger Blade)」<2005年>や「キック・クアン・プアン・サー パラマーチャーン・ヘーン・ラック(Gig Guan Puan Sah)」<2012年>、「ザ・キック 3(The Gig 3)」<2009年>、「キック・ナンバー・トゥー(Gig Nunber Two)」<2007年>、「ザ・キック(The Gig)」<2006年>なと゜の「キック」シリーズ、「ゴースト・カレッジ・オブ・ファイン・アーツ(Ghost College of Fine Arts)」<2008年>、「バスレーン(Buslane)」<2007年>、「イン・ザ・ネーム・オブ・ザ・タイガー(In the Name of the Tiger)」<2005年>、「ホエア・イズ・トーン(Where is Tong?)」<2001年>などを手がけている。

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「王様と私」のアニメーション版/「王様と私」

王様と私/The King and I


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 ミュージカル風アニメーション。タイ王室に子供たちの家庭教師として招かれた、イギリス人の夫人アンナと王様の物語。原作は、マーガレット・ランドンが1944年に発表した小説。有名なミュージカル作品で、実写版での映画化は三度行われている(2013年5月現在)。
 物語は、実写版とはかなり変えられている。アニメーションらしく、動物たちのキャラクターも登場してくる。登場人物の中で一番注目すべきは、チュラロンコーン王子だ。この作品では、結婚適齢期の青年として描かれている。実写版では、ストーリーのメインが王とアンナの関係、サブがアンナと王の子供たちの関係となっている。しかし、本作では、チュラロンコーン王子と召使いの女性のラブ・ストーリーが入ってきている。そのためか、王とアンナの関係は十分には描かれていない。アンナと子供たちにいたっては、かなり薄っぺらだ。
 子供用に作ったアニメーションなのだろうが、かなりひどい内容だ。絶対に起こり得ない間違った内容が描かれている。実写版の三つの作品もそう言われて非難を浴びたが、この作品はそれどころではない。いくら子供用だといっても、こんな間違った内容を子供たちに見せていいのであろうか?たとえば、王子が召使いと恋仲になるのはいいのだが、その召使いとはビルマ人なのだ。タイ王室の人間が、ビルマ人と結婚することを許されるはずがない。そして、家庭教師の息子が、チュラロンコーン王子を殴るのもあり得ない。もし殴ったら、死刑に決まっている。そして、国王が、チュラロンコーン王子にお辞儀をするのもあり得ない。王のペットである黒豹?の名前が「ラマ」。「ラマ」は、タイの歴代王の名前である。それをペットの名前に使うとは何を考えているのだ。
 実写版も、タイ王室の描き方にはいろいろと問題があることは分かる。しかし、それぞれがそれなりに見どころのある作品であった。だが、このアニメ作品はひどい。たとえていうなら、実写版がタイ国内で上映禁止になっているのが解かれたとしても、このアニメ版は絶対上映が許可されないであろう。そして、作品的にも薄っぺらな内容になっているので、観ていてもあまり楽しくない。
 日本では同じ年に実写版の「アンナと王様」が公開されてしまったので、本作は劇場公開されずビデオ発売のみだったらしい。IMDbの評価では、1946年版が7.0点、1956年版が7.4点、1999年実写版が6.5点なのに対し、本作はたったの3.4点だ(満点は10点。2013年6月現在)。とにかく、悲しい出来の作品となっている。



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タイ映画におけるヌードとセクシー女優/第二回

タイ映画におけるヌードとセクシー女優
第二回


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上: パチャラパー・チャイチュア 「ファビュラス 30」
中: スパクソン・チャイモンコン 「手あつく、ハグして」
下: ラター・ポーガーム 「チャンダラー・ザ・ビギニング」


 「タイ映画におけるヌードとセクシー女優」の第二回目です。

 タイに少し詳しい方は、雑誌グラビアなどでセクシーな姿を載せている有名なセクシー女優の名前が出てこないじゃないかと思っている人もいるでしょう。タイで「セクシー女優」と聞いて、一番に思い起こすのがパチャラパー・チャイチュア(アム)ですよね。とても美しい人で、タイでは絶大な人気があります。残念ながら、日本で紹介された彼女の出演作はありません。
 彼女は雑誌などでかなりセクシーな姿を見せることが多く、フル・ヌードも披露しています。ただし、フル・ヌードといっても胸を露わにしたことはありません。俗にいう、手ブラまでです。
 そして、次にかわいらしい童顔とそれとは不釣り合いのグラマラスなボディーを持つ、スパクソン・チャイモンコン(クラテー)です。この人のも上記のアムと同様で、グラビアでも手ブラまでです。映画の中ではセクシーな姿をたびたび見かけますが、ヌードといえるものは披露していません。彼女の出演作の中で、「マッハ!ニュー・ジェネレーション(Bangkok Knockout)」<2010年>、「ブレイブ・ファイターズ(Brave)」<2007年>、「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS(Dangerous Flowers)」<2006年>、「アート・オブ・デビル(Art of the Devil)」<2004年>、「ラスト・ウォリアー(Kunpan: Legend of the War Lord)」<2002年>、「ZODA ゾーダ(The Trek)」<2002年>が日本でDVD化され、「手あつく、ハグして(Handle Me with Care)」<2008年>が映画祭で上映されています
 タイ映画史上で、セクシー女優として忘れてはいけない人がいます。それは、ナパックパパー・ナークプラシット (マミー)です。この人が出演した「メー・ビア(Meabia)」<2001年>という、若い女性と彼女を守るコブラ(蛇)を扱ったスリラー作品があります。実は、この作品が、後に続くタイ映画の流れを変えたといわれているのです。この作品に主演した(彼女の映画デビュー作だったのですが)マミーの肌の露出度の多い場面がとても多く、この作品が当たったために、その後のタイ映画の肌の露出度が飛躍的に増えたのだそうです。今観れば、それほど大した露出度ではないのですが、当時はセンセーショナルだったそうです。彼女は本当は脱いではいないのではないか(つまり代役を立てている)という噂もありましたが、のちのあるインタビューで、すべて自分が演じていると述べています。と言っても、背中は見せてくれているのですが胸は見せていません。
 その後の出演作でセクシーな姿を披露する場面もありますが、胸を露わにしたことはありません。日本では、フランス、ベルギー、ドイツ映画「ラルゴ ウィンチ 裏切りと陰謀(Largo Winch II)」<2011年>が劇場公開され、タイとイギリスの合作「バタフライ・マン(Butterfly Man)」<2002年>がDVD化されています。それらの作品の中で、少しだけセクシー・シーンがありました。
 最後に、もう一人だけ重要な人物を紹介しましょう。その人は、ペンパック・シリクン(ターイ)で御年52歳のベテランです。若いころから活躍し、現在でもセクシー女優兼モデルとして活躍しています。この人の出演作はとても多く、「愛なんていらない (イット・ゲッツ・ベター/It Gets Better)」<2012年>が日本の映画祭で上映されました。あと、日本で紹介された作品としては、アメリカ映画「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える (ハング・オーバー・パート2/The Hangover Part Ⅱ)」<2011年>が劇場公開されています。
 この人もグラビアで手ブラのヌードは披露していますが、胸は見せたことがないと思います。映画でも同様で、大胆な格好を見せてくれてはいますがそこまでです。ですが、彼女のすごいところは、普通の人がビキニなど着ない時代にビキニ姿でグラビアを飾り、しかもそのビキニがシースルー気味なのです。これはかなりすごいことで、若い頃は大分世間から非難を浴びたのではないでしょうか?あるインタビューで、ヌードについてこう述べていました。「人間は生まれてくるときは、誰しもがああいう姿なのだから・・・」。それなりの年になられた今も、とても魅力的な方です。

MaeBiaPoster3.jpg ShePH112.jpg
上: ナパックパパー・ナークプラシット 「メー・ビア」
下: ペンパック・シリクン 「シー」 < (C) SHE-MOVIE >


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「アンダマン・ガール」/スパクソン・チャイモンコン Trailer


「メー・ビア」/ナパックパパー・ナークプラシット Trailer


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asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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