女子高でサッカー・チームを作るために男子学生を入学募集したら /「サシー・プレイヤー」

サシー・プレイヤー/Sassy Player


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 コメディー作品。女子高校でサッカー・チームを作ろうと、男子学生を入学募集した。しかし、男子の入学者は16名で、その内7人がオカマさんであった。それでも一部の教師(トゥッキー・チンローイ、矢野かずき)が中心となり、大会へと望むが…というストーリー。
 プラナコーン・フィルム作品。ポット・アーノン監督お得意のどたばたオカマさんコメディーだ。サッカー・チームの物語なので、キャラクターの数も多い。オカマさんがたくさんなのはもちろん、ホモ関係?の男性二人が一人の女性を巡る三角関係になったと思ったら・・・レズビアン関係だったりと人物関係はハチャメチャだ。
 ストーリーもあってないようなもの。それは仕方ないとしても、サッカーの試合の描き方が大したことないのが残念だ。これがしっかりしないと、この作品は盛り上がらない。また、矢野かずきがおもしろい演技を見せてくれているのだが、最初と終わりにしか出てこない。彼のキャラクターをうまく使えば、もっといい作品になったのにと思う。
 興行収入はUS$568,108。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、7.18点(満点は10点。投票数40。2014年3月現在)であった。
 ポット・アーノン監督には、日本でもDVD化された「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS(Dangerous Flowers)」<2006年>や「スパイシー・ビューティー・クイーン ・イン・バンコク 2(Spicy Beautyqueen In Bangkok 2)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 4 ヘーク・ムワークムワーク・コック(Hor-Taew-Tak 4 Haek Mak Mak Kok)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 3(Hor Taew Tak 3)」<2011年>、「アンボーン・チャイルド(The Unborn Child)」<2011年>、「ターイ・ホーン (ダイ・ア・バイオレント・デス/Tai Hong/Die a Violent Death)」<2010年>の中の「ソップ・ナイ・テーン・ナム(Haunting Motel)」、「オー・マイ・ゴースツ(Oh My Ghosts!)」<2009年>、「イン・ペー・レー・セーマクーテ(スリー・クリップルズ/Yen Pe Le Semakute/Three Cripples)」<2007年>、「バンコク・ラブ・ストーリー(Bangkok Love Story)」<2007年>、「ホー・テーオ・テーク(Hor Taew Tak)」<2007年>、スパイシー・ビューティークイーン・イン・バンコク(Spicy Beautyqueen in Bangkok)」<2004年>などがある。英題は「生意気な選手」、原題の意味は不明。

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大きな物議をかもした「人身売買、小児買春、臓器売買」作品/「闇の子供たち」

闇の子供たち


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 日本映画。ドラマ。日本の新聞社のバンコク支局駐在員である南部(江口洋介)の元に、日本人の子供がタイで心臓移植をする(子供の人身売買)問題に関する取材を命じられる。その頃、恵子(宮崎あおい)も、日本からバンコクへボランティア活動に参加するためにやって来ていた。やがて、二人の活動に接点が…というストーリー。
 梁石日の原作を映画化した作品で、いろいろな点で大きな物議をかもした作品。バンコク国際映画祭(Bangkok International Film Festival)での上映が予定されていたが、中止されている。この時、同じ映画祭で上映される予定であったのは、この作品もかなりハードな内容の「ソイ・カウボーイ(Soi Cowboy)」<2008年/イギリス、タイ>であったというのは何かの因縁か?
 物議というのは、この作品がノンフィクションなのか、つまり、実話に基づいたものなのかということが話題になったようだ。その発端は、宣伝時に「幼児の人身売買、売春というショッキングな真実を描いたノンフィクション映画」というキャッチフレーズを使っていたためだ。また、監督の阪本順治も、某所で「このような内容が実際にある」と述べているらしく、これも原因の一つであろう。
 結論から言うと、この作品はノンフィクション(つまり実話の映画化)ということではないようだ。小児売春、人身売買は存在している。心臓移植又は臓器売買に関しての情報は何も持っていないが、過去に日本人がタイで心臓移植手術を受けた例はないとのことだ。
 本作に出演している子役たちのことも気になる。子役たちのことはかなり配慮して撮影したらしいが、批判を受けても仕方ないかもしれない。いくら配慮したとしても、当然、子役たちは、自分の出演シーンを観たいと思うであろう。しかし、この内容では見せることはできない。見せることのできないようなシーンに子役たちを使っていいのであろうかという疑問を抱く人は、多いに違いない。
 この作品は非常に重いテーマを扱っており、内容も重い。そして、ノンフィクション風で、実際にあることも描かれているので、映画としての評価はちょっと難しい。ある意味、人によっては見るに堪えることができないシーンもある。だが、作品として評させてもらえば、残念ながら「皆さん、ぜひ観てください」といえるものではない。財団法人日本ユニセフ協会が本作品を推薦しているが、これは作品完成前に決まっていたことなのであろう。ユニセフ協会がどう感じているかは分からないが、かわいそうな気がする。


 作品的には、全体的に演出、脚本共にかなりよろしくない。タイ映画のチープなアクション作品のような感じだ。こういう作品は、現実味がないと説得力を持たない。観客に、作り物の世界だと思われてしまっては終わりなのだ。
[以下、若干のネタバレあり]
 例えば、ただただ感情的になって叫びまくるだけの登場人物が複数いる。宮崎あおい扮する恵子や、タイのボランティア団体の責任者などがそうだ。特に、恵子はひどい。あれではすぐに感情的になる直情径行型の女性にしかすぎず、観客としては感情移入はできない。
 また、変な点も多い。1.なぜ、ボランティア団体の職員の恵子が新聞記者である南部と共に取材するのか?しかも、わざわざ日本に帰ってまで。2.少女の体がだるいという症状を聞いただけで、なぜエイズと決めつけるのか。他の病気や性病だったあるのに。3.町中の置屋で働かされていた少女が、エイズにかかり瀕死の状態でごみとして捨てられる。その後、少女は入れられていたゴミ袋から脱出し、這った状態で山中の村にある自分の家へと戻る。今にも死にそうな人間が、這ったまま何キロも移動なんて無理だ。このシーンには、唖然としてしまう。4.チェンラーイの置屋前で、エイズにかかり弱った子供がゴミ袋の中に入れられて捨てられるのを毎日見張るというのも意味が分からない。第一、いつ捨てられるかなんて分からない。明日なのか、三か月後なのか?そして、大きなごみ袋が捨てられると、中が何なのかも確かめずにごみ収集車を奪取するとはどういうことだ。5.人身売買反対の集会で、その活動をつぶそうと犯罪組織がもぐり込ませたスパイたちが警官に発砲するのも意味が分からない。しかも、簡単に制圧されてしまう。6.そして、その騒動の時、南部は恵子の手を取り「一緒に日本へ帰ろう!」だと?一体、何を言っているのだ。7.トゥクトゥクを組織が襲うシーンの見せ方は、B級以下の作品レベル。緊迫感も何もない。8.もし、本作と同じような移植話があるとしたら、移植を待つ子供の親にドナーがどういう子供なのかは教えないでしょう。9.心臓移植に適合するドナーは、血液型さえ合えばそれでいいのか?などなど、まだたくさんある。これでは現実味が薄いので、観客はノンフィクションのように感じることはできない。
 この作品の見せ場であるラストだが、おそらく大きなサプライズを狙ったのであろう。しかし、その企ては見事に崩れている。そもそも、主人公である南部が、トラウマを抱えているらしいシーンは何回か出てきていた。しかし、トラウマの内容が分からないのだ。その理由はラストで分かるのだが、いきなり○○だったのだと言われてもあっけにとられて困惑してしまう。そして、南部の室内の天井にある大きなファンのシーン。あれが何を意味するのか想像はついたが、画面でははっきりと説明がなされていない。続く画面がカメラマンが室内の本を整理しているシーンなので、最初は、なぜカメラマンがこんなにたくさんの本を持っているのかと思ってしまう。すぐにはこのシーンの意味が分からないのだ。


 とにかく、この作品に賛否両論というか批判が多い理由は、観れば分かるであろう。桑田佳祐が主題歌を担当している。



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5月8日公開予定のファンタジー作品「スピリット・ウォー」のキャラクター紹介

5月8日公開予定のファンタジー作品
「スピリット・ウォー」のキャラクター紹介


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 タイで5月8日公開予定のファンタジー作品「スピリット・ウォー(スピリット・ウォー)」のキャラクター紹介です。この作品はコミックの実写化らしいです。タイのコミックの実写化って過去の傾向からいうとあまり期待できないのですが、この作品はどうでしょう?Trailerを観ると、観てみたい気もしますが。

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「ティーチャーズ・ダイアリー(キットトゥン・ウィタヤー)」興行収入1億バーツ届かず

「ティーチャーズ・ダイアリー(キットトゥン・ウィタヤー)」
興行収入1億バーツ届かず


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 現在、タイでロング・ラン中のGTH社作品「ティーチャーズ・ダイアリー(Teacher's Diary)」ですが、大ヒットはしたものの残念ながら興行収入1億バーツには届かないようです。この作品は3月20日に公開され、5週目が終了した4月23日の時点での合計興行収入が98.04百万バーツです。第5週目の一週間で1.52百万バーツですので、普通に考えると大幅に上映スクリーン数が減った第6週目はさらに少なくなるはずです。おそらく、第6週目で興行は終了ですので、計算上は残念ながら1億バーツの大台には届かないことになります。もし達成すれば、昨年の「ピー・マーク(ピー・マーク プラカノーン/ Pee Mak Phra Kanong)」以来一年振りでした。
 一部で「ティーチャーズ・ダイアリー」が興行収入1億バーツ達成と伝えられていますが、これはおそらく、GTH社が「1億バーツ達成」と発表したからです。以前にも説明したことがありますが、タイには公式な機関による興行収入の統計がありません。ですので、ニュース・ソースにより微妙に数字が違います。知る限り、昨年の「ピー・マーク」の時もGTH社の数字が一番大きかったです。ただ、GTH社の数字は、突然○○バーツ達成と出てくるだけで、詳しい数字や途中経過が出てきません。また、ここで話題にしている「1億バーツ」というのは、実は対全国の数字ではなくバンコク及びその周辺部のみの数字なのです。タイ全土の数字は、時間がたたないと集計できないのだそうです。というか、発表されること自体ほとんどありませんが。
 ということで、当ブログが利用しているニュース・ソースの数字(タイの映画雑誌「Bioscope Magazine」)では、残念ながら1億バーツの達成はならないであろうということです。ですが、(少々ややこしいですが)当ブログが興行収入のメインの基準にしているのは米ドル表示のImdbのものです。これによると、「ティーチャーズ・ダイアリー」はすでにUS$3,044,372を記録しています。当ブログの大ヒットラインである300万米ドルをかろうじて超えましたので、大ヒットしたといっていいでしょう。

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Gyao!で無料配信中「THE KING ~アユタヤの勝利と栄光~」

本物の軍隊を使った戦闘シーンが大迫力のスペクタル作品
「THE KING ~アユタヤの勝利と栄光~(King Naresuan Episode 2)」


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(C) Sahamongkol Film International


 現在、Gyao!で無料配信中です。期間は5月13日までの予定です。

 史劇ものノンフィクション。アユタヤー王朝時代のナレースワン王の生涯を描いた、全五部作?(当初は、全三部作の予定であったようだ)の歴史超大作シリーズ第二章。ナレースワン王(ワンチャナ・サワッディ陸軍少佐)が、ビルマ帝国(現ミャンマー)のホンサワディーへ反旗を翻した時代を描く。
 興行収入はUS$7,215,385と、超大ヒットを記録した。公開当時、シリーズでタイ映画史上歴代興収第一位(本作)と二位(Part2)を記録した(資料によっては、「レジェンド・オブ・スリヨータイ」が第一位としている)。
 本物の軍隊を使って撮影された戦闘シーンが、大迫力で繰り広げられる。首が吹っ飛んだりする、スプラッター的要素も含まれている。第一作目を「静」とするなら、本作第二作目は「動」の内容といえる。全体的に、王室礼賛的要素が随所に出てくるのが気になる人がいるかもしれない。まあ、それもタイらしいところだ。
 少数民族の弓の名手を演じたサーイ・チャルーンプラは、日本でも公開された「ナーンナーク(Nang Nak)」<1999年>のナークを演じた主演女優だ。香港映画の「ファイターズ・ブルース(Fighter's Bruse)」<2000年>では、常盤貴子と共演もしている。その他、日本で公開された「THE KING 序章 ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode1)」<2007年>、「ブロークダウン・パレス(Brokedown Palace)」<1999年/アメリカ>や日本でDVD化された「ザ・サンクチュアリ(The Sanctuary)」<2009年>、「ビハインド(the Unborn/The Mother)」<2003年>などに出演している。ちょっとコミカルな山田長政役を、タイで活躍する日本人俳優の矢野かずきが演じている。
 タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、9.63点(満点は10点。投票数96。2014年4月現在)であった。
 チャートリーチャルーム・ユコーン監督には、日本で公開化された「THE KING ~アユタヤの若き英雄~(King Naresuan Episode2)」<2007年>や「キング・ナレースアン・エピソード 4(King Naresuan Episode 4 The Nanda Bayin War)」<2011年>、「キング・ナレースアン・エピソード 3(King Naresuan Episode3)」<2011年>、「レジェンド・オブ・スリヨータイ(The Legend of Suriyothai)」<2001年>、パウダー・ロード(ヘロイン/Powder Road/Heroin)」<1991年>などの作品がある。



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電力会社の職員が、あの手この手で娘の気をひこうとする/「ネクスト・カップル・ステーション」

ネクスト・カップル・ステーション/Next Couple Station


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 VCD用コメディー作品。電気会社に勤めるRongは、いとこと共にピアン家に近付くことを狙っていた。その家の娘に惚れていたからだ。彼は、あの手この手で接近しようとするが…というストーリー。
 ライト・ビヨンド社のコメディー作品。この作品の原題は、日本の映画祭でも上映された大ヒット作の「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story/รถไฟฟ้ามาหานะเธอ)」<2009年>をもじったものだが、内容は全く関係がない。笑わせようとすることに努力を注いでいるので、ストーリー性は弱く話的にはほとんどおもしろくない。「18歳超視聴可」という年齢制限が付いているのはどうしてなのか?お酒、薬、暴力描写、性描写も出てこない。これは200%のなぞである。原題の「カーン・ファイファー」とは、電力公社のこと。

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三話構成の短編ホラー・オムニバス「サーム・プレーン」無料配信中

サーム・プレーン/Sam Phreng


 ホラー作品。全43分弱のショート・フィルム。「トゥク・カナ(ตึกคณะ)」「プアン・ルアム・ターン(เพื่อนร่วมทาง)」「フェーン・カオ(แฟนเก่า)」の三話から成るオムニバス。XTROLICA作品。XTROLICAがどのような組織か不明。作品のレベルとしては、自主製作と劇場公開用との中間という感じ。どの作品も低予算で作られているのは分かるのだが、短編とはいえ脚本が物足りなさ過ぎる。もう少しストーリー性がないと、楽しめない。また、怖さはほとんどない。原題は、「三つに分かれる分岐点」というような意味。

【トゥク・カナ(ตึกคณะ)】 ★
 「トゥク・カナ」の原題は、「学部の建物」と訳すのであろうか?学校の校舎内での物語。夜、男女二人の学生が残っていると、霊が出現して…というストーリー。ストーリーがよくありがちなものなのはいいとしても、ただ学生が霊に襲われるだけでストーリーに落ちがない。これでは楽しめない。

【プアン・ルアム・ターン(เพื่อนร่วมทาง)】 ★
 「プアン・ルアム・ターン」の原題は、「同行する友達」という意味。夜、三人の男友達が車を走らせていた。すると、若い女性が立っており、彼女を喜んで車に乗せる。実は、その女性は霊で…という、これまたよくありがちなストーリーだ。そして、この作品もストーリーに落ちがないのだ。しかも、女性の霊がしゃべらないし、ほとんど行動も起こさない。これではだめでしょう。

【フェーン・カオ(แฟนเก่า)】 ★
 「フェーン・カオ」の原題は、「昔の恋人」という意味。夜、アパートに住む女性が自室にいると、何かの気配がする。恐くなり、昔のボーイ・フレンドを呼び寄せるが…というストーリー。この作品も、内容的にはお粗末だ。だが、この作品にだけは最後に落ちがある。しかし、ああそうですかという程度でどうということはない。

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本編


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明日、タイで公開予定のスリラー「ジ・エンド」

明日、タイで公開予定のスリラー「ジ・エンド」


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 24日公開予定の「ジ・エンド(The End)」。スリラー作品。narin99作品。トレーラーを観る限り、レズビアン的要素があるのか?パーム・ランシー監督には、「ポーン・ショップ(Pawn Shop)」<2013年>、「メヌー・コーン・ポー(Menu Khong Pho/Daddy's Menu)」<2013年>などの作品がある。原題は「ジ・エンド(=終わり)」という意味。

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夫に先立たれ、子供四人を育て上げようとする母親の愛と苦悩/「マザー」

マザー/The Mother


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 ドラマ。ワーン(ナータヤー・デーンブガー)は、夫に先立たれた男二人女二人の合計四人の子を持つ母親だ。貧しいながら、子供たちのことを第一に思って彼らを育て上げた。しかし、子供たちの態度はばらばらで、母親を蔑視したり、苦労も知らず思いっきりすねをかじろうとしたり…というストーリー。
 クルンタイ・ドラマ社の第1作目作品。母親役の主演女優ナータヤー・デーンブガーは、20年以上振りの映画出演となる。彼女は、1985年版の「絵の裏(Behind the Painting/Kang Lung Parb)」の主演女優だ。
 子供を育てる難しさというか、母親としての思いがなかなか子供たちに伝わらないもどかしさなどはよく出ている。涙をぬぐいたくなるような感動ドラマではある。ただ、やはり脚本が弱い。ラストはどうやってまとめるのかと思ったのだが、無理やり?あっけなく終わらせてしまった。あのラスト・シーンはあり得ない。感動のラスト・シーンにしたかったのだろうが、あれではずっこけるだけだ。細かい点はいろいろある。たとえば、息子の一人は、いくら貧しい生活をしているからといって相手に母親も紹介しないで結婚するであろうか?とにかく、ラストさえ決めていれば、それなりにいい作品になっていたのだが。
 ちょっと素行不良なあまり美人ではない?長女役の女優と足の悪い次女役の女性が、なかなかよかった。長女役の化粧はひどかったが、雰囲気が役柄にぴったりだ。次女役は笑顔がとてもかわいらしく、明るい性格がよく出ていた。

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タイ、フィリピン、マレーシアで起こる小さな物語/「同じ星の下、それぞれの夜」

同じ星の下、それぞれの夜


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 日本映画。ドラマ。三話のオムニバス作品。よしもとクリエイティブ・エージェンシーが配給。「タイ、フィリピン、マレーシアで起こる小さな"奇跡"を描くオムニバス・ムービー」とのこと。沖縄国際映画祭で上映後、各地で劇場公開された。

【チェンライの娘】 ★
 40歳代の売れない役者キンちゃん(川瀬陽太)。彼には妻子があるが、妻は別れようとしている。ある日、タイの魅力を聞き、ギャラを手にタイへと向かった。そこでメイとフォンという二人の街娼と知り合い、よく状況が呑み込めないままフォンの故郷チェンラーイへと向かうはめに…というストーリー。
 ラストがあれで終わり?という感じで、ストーリーが完結していないように思えてしまう。この終わり方では、いかんともしがたいような気がする。細かいことだが、チェンマイからチェンラーイの町?へ行くのに、普通、ピックアップ・トラックはチャーターしない。バスで行くでしょう。それに、トイレに寄るとしたら、普通、ガソリン・スタンドですよね。映画は、フィクションの世界ではあるのですが。良かったのは、川瀬陽太のキャラクターがおもしろかったこと。

【ニュースラウンジ25時】 ★★
 「ニュースラウンジ25時」というTV番組のキャスターをしている堀内(ムーディ勝山)は、三年もの間、マニラ駐在員をしている恋人の杉本充子とほったらかして会っていなかった。そんなある日、充子(阿部真理)から別れ話を切り出され…というストーリー。
 ストーリーの構想は決して悪くないのだが、説得力に欠けてしまっている。いくら映画はフィクションだと言っても、現実味のない内容だとつらいものがある。例えば、堀内が東京=マニラを日帰りで往復を繰り返すというくだりがあるが、フライト時刻の関係で日本での放送をこなして日帰りというのは無理だ。ソウル、台北、香港あたりなら可能なのだが。また、その日帰りを二回程度繰り返しただけで、過労で倒れてしまうというのもあまりにも現実味がない。それと、短編なので苦しいであろうが、最後はすごくあっさりと結末を迎えてしまっている。ちょっともったいない出来の作品だ。

【FUN FAIR】 ★★★
 マレーシアに住む中国系の少女チェチェ(スン・ジェニー)。ある日、彼女の家では父と母が大けんかをして、母が結婚指輪をせずに仕事に出かけたのに気付く。その指輪を届けようと、ヤギのヤンヤンと共に母の勤務先の遊園地へと向かうが、道に迷いヤンヤンは行方不明になってしまう。そんな時、帰国間近の日本人ビジネスマン(山本剛史)と人力車夫(アズマン・ハッサン)に巡り合い…というストーリー。
 三本の作品の中では、この作品が一番おもしろい。まず、少女が連れて行くのが、犬ではなくヤギというのが笑ってしまう。このヤギの演技?がなかなかおもしろい。もしかすると、撮影にはかなり苦労をしているかもしれない。
 そして、少女は、中国語が話せるだけでマレーシア語は話せない(実際にこういうことはあるのであろうか?)。日本人ビジネスマンはひどい片言の英語を話せるだけで、もちろんマレーシア語も中国語も話せない。車夫はマレーシア語しか話せないという、言葉の壁をうまくおもしろさに仕立てているのが秀逸。少しだけ、なぜこのシーンで言葉が分からないのに意志が通じるのという場面はあったが、よしとしたい。
 だが、この作品にも説得力が欠ける要素はある。第一、あんな幼い少女に結婚指輪をはずした意味が分かるはずがない。細かいかもしれないが、車夫があれほど長い時間、ヤギ探しに無料で協力するはずもない。また、日が暮れるまでヤギ探しを続け、少女を母親の元に届けないというのもどうだろうか。
 とはいえ、全体的にはハート・ウォーミングな心温まる作品となっている。車夫を演じたアズマン・ハッサンはマレーシアのベテラン男優とのことだが、味があってよかった。タイトルの「FUN FAIR」とは、移動遊園地のこと。



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asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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