人生を描いた13本のショート・フィルムのオムニバス「ビター・スイート ボイド・ポット ザ・ショート・フィルム」

ビター・スイート ボイド・ポット ザ・ショート・フィルム
/BitterSweet BoydPod The Short Film


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 13本のショート・フィルムによるオムニバス作品。「フェーンチャン ぼくの恋人」を共同監督した監督たちを中心に集まり、なかなかおもしろい映像となっている。ただ、一本当たりの時間は短いので、内容を描き切るのは大変。
 原題は、「甘い苦い ボイド・ポット ショート・フィルム」という意味。

【ラック・クン・カオ・イーク・レーオ<รักคุณเข้าอีกแล้ว>】 ★★
 出演の女の子がとてもかわいらしい。歌がいい。ウィッタヤー・トーンユーン監督には、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>、映画祭で上映された「恋するリトル・コメディアン(The Little Comedian)」<2010年>や「ラブ・アット・ファースト・マーチ(Love At 1st MARCH)」<2013年>、「ポシブル(The Possible)」<2006年>などの作品がある。

【プアン<เพื่อน>】 ★
 男性三人の友達物語だが、ストーリーがよく分からない。ニティワット・タラトーン監督には「ターン・イェーク・ワット・チャイ(Tang Yaek Wat Jai)」<2011年>、「ディアー・ガリレオ(Dear Galileo)」<2009年>、「シーズンズ・チェンジ(Seasons Change)」<2006年>、「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>などの作品がある。原題は「友達」という意味。

【ティー・ワンニー<ที่วันนี้>】 ★★★
 中年の日本人男性(矢野かずき)と街娼の心温まるラブ・ストーリー。ショート・ムービーなので多くは語っていないが、とても心地よい気分にさせてくれる作品だ。作中に出てくる女性が立っている三合吉大旅店は、バンコクのチャイナ・タウンに実在するその手の宿だ。室内のシーンの撮影は、実際の宿で行ったのであろうか?
 コムクリット・トリーウィモン監督には、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>、映画祭で上映された「ヌーヒン バンコクへ行く(Noo-Hin the Movie)」<2006年>、「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>や「ベッドサイド・ディテクティブ(Bedside Detective)」<2007年>などの作品がある。

【ノーン・ウーイ<น้องเอ๋ย>】 ★★
 約束の時間にいつも遅れてくるボーイ・フレンド(チャンタウィット・タナセウィー)と、朝の10時に待ち合わせをすることにした。ボーイ・フレンドが約束の場所へ行くと、ガール・フレンド(キーラティ・マハープルックポン)は…というストーリー。
 冒頭は何が何だかわからなかったが、ユーモラスでちょっとおもしろい作品だ。アディソン・トリーシリカセーム監督は、日本で公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>や映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>の中の「21/28」、「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story)」<2009年>などの作品がある。

【コーイ<คอย>】 ★
 この作品は短い作品で、セリフもあまりない。タイでもあるにもかかわらず、雪や秋の落葉シーンらしきものがある。内容はよく分からない。チューマン・ブンヤサックが出演しているのだが、顔をはっきりと見せるのはラストのみ。
 ソンヨット・スックマークアナン監督には、日本でも公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(Fan Chan)」<2003年/共同監督>、映画祭で上映された「トップ・シークレット 味付のりの億万長者(Top Secret /The Billionaire)」<2011年>、「夏休み ハートはドキドキ!(Hormones)」<2008年>や「フォウビア 2(Phobia 2)」<2009年>のバックパッカーのエピソード、「ドーム (マイ・スクール)(Dorm /My School)」<2006年>などの作品がある。

【クルアン・バー・バー<เรื่องบ้าๆ>】 ★★
 車でビーチへ行こうとするが、ガス欠を起こしてしまい…というストーリー。訳の分からない内容だが、パーニサラ・ピムプルがおもしろい。実質、彼女の独演会だ。前作に続きソンヨット・スックマークアナンの作品。原題は「バカみたいな話」という意味。

【カム・マイ・キー・カム<คำไม่กี่คำ>】 ★
 「プアン」のニティワット・タラトーン監督の作品。若き頃、彼女に打ち明けられなかった心の内を…というストーリー。

【カム・ターム<คำถาม ?>】 ★
 「ノーン・ウーイ」のアディソン・トリーシリカセーム監督作品。内容がよく分からない作品であった。原題は「質問」という意味。

【チュアン・ティー・ディー・ティースット<ช่วงที่ดีที่สุด>】 ★
 病床の男性が、夢の中で見たものは…というストーリー。原題は「最も良かった期間」という意味。

【シン・ティー・マイ・クーイ・プリアン<สิ่งที่ไม่เคยเปลี่ยน>】 ★★
 「ティー・ワンニー」のコムクリット・トリーウィモン監督作品。幼少の頃、青年は父が嫌いであった。その父は今は亡く、母も物事を理解できなくなっていたが…というストーリー。原題は「変えたことがない物事」というような意味。

【Yoo Hoo】 ★★
 「ノーン・ウーイ」「カム・ターム」のアディソン・トリーシリカセーム監督作品。毎朝夕、白バイ警官(コーム・チュアンチューン)は、小学校前で交通整理を行っていた。彼は若い女性教師(マニーラット・カムウアン)の姿を見るのが楽しみであったが、ある日から彼女の姿が見えなくなり…というストーリー。
 なかなか心温まる作品でいいのだが、残念ながら最後にストーリーの着地がちょっとあいまいになっている。マニーラット・カムウアンは、日本の映画祭で上映された「ディアー・ダーカンダー(親友/ディアー・ダカンダ/Dear Dakanda)」<2005年>で看護婦役をやった人だ。

【ボット・リアン<บทเรียน>】 ★★★
 「ラック・クン・カオ・イーク・レーオ」のウィッタヤー・トーンユーン監督作品。往年の大女優(チンタラー・スッカパット)の大ファンである映画館で働く青年が、彼女のために特集フィルムを編集する。そして、彼女が来館した時に…というストーリー。この作品は、チンタラー・スッカパットファンにとってはたまらないだろう。出演しているチンタラーと共に、昔の作品を楽しむことができる。チンタラーは、ロビン・ウィリアムズの軽快なディスクジョッキーが印象的だったアメリカ映画「グッドモーニング, ベトナム(Good Morming, Vietnam)」<1987年>で主演のベトナム人女性役で出演したタイではかなり有名な女優だ。原題は「授業」という意味。

【ワーン・コム<หวานขม>】 ★★★
 「チュアン・ティー・ディー・ティースット」のวิชชพัชร์ โกจิ๋ว監督作品。本作は、他のショート・フィルムの総集編的内容。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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