タイの丑三つ時「午前三時」シリーズの第二弾/「3 AM パート 2 (ティー・サーム クーン・サーム 3D)」

3 AM パート 2 (ティー・サーム クーン・サーム 3D)/3 AM Part 2


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 ホラー作品。三作の変形オムニバス。ファイブ・スター・プロダクション作品。ヒット作「スリー・エー・エム(ティー・サーム/3 A.M.)」<2012年>のPart2。三人の監督の内二人は、前作と同じ。全体の出来としては、あまりいいとはいえない。「クーン 3」と「コンテック」の中で交通事故のシーンが何回かあるのだが、これらのシーンがまったくなっていない。霊の怖さもあまり伝わってこない。
 興行収入はUS$628,584で、シリーズ連続ヒットとはならなかった。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、7.2点(満点は10点。投票数5。2014年5月現在)であった。

【クーン3(คืน 3)】 ★★
 ラン(レイ・マクドナルド)は、彼女を知人にとられてしまった。バイクで彼女らを追いかけている際に事故に遭い…というストーリー。
 彼女の問題やお金(欲?)の問題などの要素はあるのだが、ストーリー的には冴えない内容だ。また、どうして霊となって復讐しようとしたかも、あまり納得がいかない。消化不良の作品になっている。
 プティポン・サーイシーケーオ監督には、日本の映画祭で上映された「風の音、愛のうた(Loving You, Loving Me)」<2011年>などの作品がある。原題は「三つの夜」という意味か?

【コーンウェーン(คอนแวนต์)】 ★
 修道院内の寄宿学校の物語。深夜の午前三時に頭のないシスターがピアノを弾くという伝説が本当かどうか、ケム(スパナート・チットリラー)らが確かめようとするが…というストーリー。
 ある分野では超人気女優のスパナート・チットリラーが、「ジェリーフィッシュの恋(イエス・オア・ノー/Yes or No)」シリーズ以外の映画に初登場となった作品。彼女の出演作らしく最後にはレズビアン三角関係のどんでん返しがあったりするのだが、物語がどうもはっきりとしない。スパナート・チットリラーが服のボタンをはずし始めたので、えっ、脱ぐのか(もちろんヌードではなく下着姿を見せてくれるのか)?と思ったりもしたのだが…。また、彼女がタバコを吸うシーンがあるのだが、これがすごく堂に入っている。もしかして、私生活でも吸っているのであろうか?女生徒リーニン役のハタイチャット・ウアキッティロートは、映画初出演。
 全体的に妖しいムードだけは出ているのだが、厳しい内容の作品となっている。キーラティ・ナークインタノン監督には、日本でDVD化された「ファースト・キス(First Kiss)」<2012年>や「スリー・エー・エム」の中の「ルアン・ホー・コン・ターイ」などの作品がある。原題は「修道院」という意味。

【コンテック(กงเต๊ก)】 ★★★
 中国系の葬儀用品店での父、母(シンチャイ・プレーンパーニット)、兄、弟たちの前に、霊?が現れ…というストーリー。
 ストーリー的にはもうひとひねり欲しかったが、どんでん返しに次ぐどんでん返しがなかなかおもしろかった。本作の中の作品では、この作品が一番おもしろい。そして、この作品が第三作目であると同時に、オムニバス作品全体の枠組みにもなっている。
 シンチャイ・プレーンパーニットは出演作が多数あるベテラン女優で、日本で公開された「ミウの歌(ラブ・オブ・サイアム/サイアム・スクエア/The Love of Siam)」<2007年>や映画祭で上映された「一度でたくさん(Once is More than Enough)」<1987年>などに出演している人だ。この作品では怖いメイクをしているので分からないが、それなりの歳になった現在でもなかなかの美人である。
 イサラー・ナディー監督には、日本で公開された迷作「ゴースト・フライト407便(407 Dark Flight)」<2012年>や「スリー・エー・エム」の中の「オーバータイム」などの作品がある。原題「コンテック」とは、「中国系の人の葬儀で、死者の形見や生活必需品の代用品を一緒に火葬する習慣?」のこと。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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