命を懸けたバスケットボールのデス・ゲーム・アクション/「ファイヤーボール」

ファイヤーボール/Fireball


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 アクション作品。タイ(プリーティ・バーラミーアナン)は、双子の兄?のタンに保釈金を出してもらい自由の身となった。しかし、出てみると、タンは何者かにやられ昏睡状態となっていた。タイは相手を突き止めるためにタンと名乗り、ファイヤーボール(地下バスケットボール)の世界へと入っていくが…というストーリー。
 バスケットボールを利用したデス・ゲームを扱った、肉体ハード・アクションもの。内容は結構ハードで、残酷シーンも多く出てくる。ただ、ほとんどが殴り合いけり合いのアクションで、バスケットボールならではのストーリー展開とか、バスケットボールのすご技などは出てこないのが残念。なにせ、この試合のルールであれば、ドリブルする必要は全くなくなってしまう。それと、作品ラストの銃を使うシーンはいらない。あれは作品のムードを壊してしまう。
 全体的には脚本にそれほど工夫はなくラストも少々甘いが、アクションだけで十分に楽しめる作品になっている。日本でDVD化されたタイの肉体派アクションものとしては、珍しく?堪能できる作品だ。アクション的には、「ヤマカシ(Yamakasi)」<2001年/フランス>を思い起こさせる。特に、チームのメンバーが掛け金を獲得するために、アパート群の中を駆け巡りゴールを目指すシーンはそうだ。
 映画出演は二本目だと思われる主演のプリーティ・バーラミーアナンが、男気があってなかなかいい味を出している。彼は、有名なロック・バンドClashのボーカルだ。紅一点のタンの恋人役であるカヌタラー・チューチュアイスワンも感じがいい。彼女は、後にプリーティ・バーラミーアナンが共同監督をした「チョイス(Choice)」<2012年>にも出演している。
 興行収入はUS$219,306。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.11点(満点は10点。投票数28。2014年4月現在)であった。
 タナコーン・ポンスワン監督には、日本でDVD化された「Deadman デッドマン(Opa Patika)」<2007年>や「フェイク(fake)」<2007年>、「ザ・ストーリー・オブ・Xサークル(The Story of X-Circle)」<2004年>などの作品がある。原題は「戦いに挑む」という意味。



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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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