明日、「アジアフォーカス 福岡国際映画祭」で上映予定の「タイムライン」

タイムライン(タイムライン チョットマーイ・クワームソンチャム)/Timeline Chotmai Khwamsongcham


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 明日、「アジアフォーカス 福岡国際映画祭 2014」で上映予定の「タイムライン(タイムライン チョットマーイ・クワームソンチャム)」です。以下の解説に大きなネタバレはありませんが、これから作品をご覧になる方はある理由から作品を観てからお読みになった方がいいかもしれません。あしからず。

 ラブ・ストーリー。夫の死後、マット(ピヤティダー・ウォラムシック)は、チェンマイで一人息子のテーン(チラーユ・タンシースック)を農園を経営しながら育てていた。マットは息子に自分の元にいて欲しかったが、彼は半ば強引にバンコクの大学へと行ってしまう。テーンがそこで出会ったのが、同級生で薬屋の一人娘チューン(チャリンポーン・チュンキアット)。彼女はテーンにひかれていくが、彼はほかの女性に夢中になり…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム作品。韓国映画のリメイクである、日本でも公開された「レター 僕を忘れないで(The Letter)」<2004年>の続編という位置付けの作品だ。とはいえ、ストーリーは独立しているので、前作を観なくても問題はない。ただのラブ・ストーリーではなく、涙を誘う作品にはなっている。しかし、主人公のテーンの性格が少々傲慢なために、あまり共感することができないのが難。そして、クライマックスである船のシーンの演出が、あまりにも雑過ぎる。ある意味、作品の最大の見どころでもある盛り上がる場面なのだから、どう描くかは腕の見せ所だったのだが。上映時間が135分とやや長尺なのだが、正直長く感じてしまう。もっと短い方が良かったであろう。
 それからとても残念なのは、せっかく日本まで来てロケをしているのに日本でのシーンが非常に少ないことだ。あれなら、わざわざ日本まで来る必要はなかったであろう。佐賀県の唐津、呼子の朝市、大川内山、祐徳稲荷神社などでロケが行われたとのこと。
 作品の最大の見どころは、チューン役のチャリンポーン・チュンキアットとがはつらつとした演技を見せてくれていることだ。マット役のピヤティダー・ウォラムシックも存在感があった。彼女は、日本でDVD化された「シスターズ(The Sisters)」<2004年>に霊役で出演していた人である。また、「ラッダー・ランド(Ladda Land)」<2011年>では、スパンナホン賞「主演女優賞」を獲得している。主演男優のチラーユ・タンシースックは優しそうな甘いマスクした好青年だが、これからに期待ということで。なお、主演の二人(チャリンポーン・チュンキアットとチラーユ・タンシースック)が、主題歌「クライ・ケー・ナイ・クー・クライ」も歌っていてなかなかいい。この曲の元歌は、getsunovaというグループが歌っていたもの。
 興行収入はUS$1,575,135と、ヒットを飛ばした。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.25点(満点は10点。投票数8。2014年9月現在)であった。日本では、「アジアフォーカス 福岡国際映画祭 2014」で上映。
 ノンシー・ニミブット監督の作品には、日本でも公開された「ジャンダラ 背徳の情事(Jan Dara)」<2001年>、「ナンナーク(Nang Nak)」<1999年>、映画祭で上映された「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>、DVD化された「THREE 死への扉(THREE)」<2002年>や「ディストーション(Distortion)」<2012年>、「オーケー・ベートン(OK Baytong)」<2003年>、「ダン・バイアリーズ・アンド・ヤング・ギャングスターズ(Dang Bireley's and Young Gangsters)」<1997年>、TVドラマ「ヌア・メーク 2 ムープラープ・チョームカマンウェート(Nua Mek 2 Mue Prab Jom Kamangwet)」<2012年>、「ヌア・メーク(Nua Mek(Beyond Comparison))」<2010年>などがある。原題は「Timeline 思い出の手紙」と訳すのか?

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◆アジアフォーカス 福岡国際映画祭 2014

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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