下半身の自由がきかない青年の生きる姿を描く/「マンデイン・ヒストリー」

マンデイン・ヒストリー/Mundane History(Jao Nok Krajok)


MundaneHistoryPoster2.jpg


 青年エーク(Phakpoom Surapongsanuruk)は、事故で下半身の自由がきかない身であった。生きる気力をなくしていたが、彼の看護夫として雇われたPun(Arkaney Cherkam)と接するうちに…というストーリー。
 2010年New Horizons Film Festivalでは、グランプリを獲得。International Film Festival Rotterdamでも受賞した。タイでも公開されている。 
 作品を観ていてストーリー・ラインは何となく理解できるのだが、かなり難解な作品だ。主人公のエークが徐々に変わっていくのは分かるのだが、なぜ変わったのかがよく分からない。この作品のDVDには、「20歳超視聴可」の年齢制限が付いている。この年齢制限が付いた状態では劇場公開ができないので、タイで公開時には内容を編集したと思われる。
 年齢制限の対象となっている要素は、おそらく二つ。一つは、主人公エークがバス・タブ内で自慰行為をするシーン。バス・タブの中に入っているとはいえ、男性器がはっきりと見えている。タイの映画で、男性器をはっきりと見せている作品を初めて観た。もう一つは作品のラスト。意味はよく分からないのだが、帝王切開で赤ちゃんが生まれるシーンがはっきりと映し出されている。へその緒を処理するシーンもある。こちらの方は年齢制限の対象となったかどうかは定かではないが、すごいシーンだ。。
 原題はどのように訳すのか?「すずめ様」(※「すずめ」とは鳥の雀)でいいのか?英題もよく分からないが、「現世の歴史」と訳すのか?

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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