「メー・ナーク」を扱った最新作「モー6/5 パーク・マー ター・メー・ナーク」/「愛しのゴースト」特集4

「メー・ナーク」を扱った最新作「モー6/5 パーク・マー ター・メー・ナーク」
「愛しのゴースト」特集4


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 「愛しのゴースト」特集4。「メー・ナーク・プラカノーン」の伝説を扱った最新作「モー6/5 パーク・マー ター・メー・ナーク(Mo 6/5 Pak Ma Tha Mae Nak)」<2014年>です。「愛しのゴースト」の二番煎じ感はありますが…。

 コメディー・ホラー。高校生のニック(クナーティップ・ピンプラダップ)らはメー・ナークの祠を訪れるが、なぜかメー・ナークの世界へ迷い込んででしまった。そこでナーク(ワニダー・トゥムタナーポン)に頼まれ、戦場へ赴いた夫のマーク(ポンピット・プリチャーボリスットクン)を助けに行くことになった。そして、次第に伝説「メー・ナーク」の世界へと取り込まれ…というストーリー。
 プラナコーン・フィルム作品。「モー6/5 パークマー」シリーズの第二作目。前作は、興行収入US$1,392,939とヒットした。3D作品。タイではだれもが知っており、多くの人が実話と信じているというとても有名なホラー伝説「メー・ナーク・プラカノーン(แม่นาคพระโขนง)」を題材としている。観る前は、この伝説を適当に料理した内容なのであろうと思っていた。しかし、この作品は、多くの高校生が登場してくること以外は、なんと一点を除き忠実に正統派メー・ナーク・ブラカノーンの伝説を再現しているのには驚いた。唯一の例外は、物語のラストだ。観客をアッと言わせる?ものに変えてある。こういうラストを考えても不思議ではないが、多くの「メーー・ナーク」作品の中で初めてだ。
 なぜこのタイミングで、「メー・ナーク」作品を作ったのであろうか?本作公開の前年(2013年)に、「愛しのゴースト(ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン/Pee Mak Phra Kanong)」が超特大ヒットをしたからなのであろうか?高校生たちのダンスや髪形、船で逃走しようとするシーンなどは、「愛しのゴースト」を意識しているに違いないと思わせる。
 多くの高校生たちを登場させ正統派メー・ナークの物語を描いたということはある意味おもしろいのだが、内容はいま一つだ。コメディー的にも、笑える部分もないわけではないが物足りない。演出もさえない。戦闘シーンは、コメディーだということを考えてもお粗末である。それに、高校生たちは制服だったのに、突然昔の裸同然の姿となり、次は軍服姿にと変わっていくのも不自然だ。
 ナークを演じたのはワニダー・トゥムタナーポン。恥ずかしながら、観終わるまで彼女だと気付かなかった。彼女のナークも、怖さがあって悪くない。出演作品には、日本でDVD化された「元カノ~憑き纏う女~(マイ・エクス/My Ex)」<2009年>、「パクチー学園 トム・ヤム君(Club Zaa)」<2006年>や「スペル(ナム・マンプラーイ/Spell)」<2014年>、「クリアン・フィクションズ(Grean Fictions)」<2013年>、「スモール・ルー クー・ネーオ(Small Ru Gu Naew)」<2011年>、「ニムフ(Nymph)」<2009年>などに出演している。
 ポット・アピルット監督には、日本でもDVD化された「マッハ! エンジェル MACH! ANGELS(Dangerous Flowers)」<2006年>や「モー6/5 パーク・マー ター・ピー(Mo 6/5 Pak Ma Tha Phi(Make Me Shudder)」<2013年>、「スパイシー・ビューティー・クイーン ・イン・バンコク 2(Spicy Beautyqueen In Bangkok 2)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 4 ヘーク・ムワークムワーク・コック(Hor-Taew-Tak 4 Haek Mak Mak Kok)」<2012年>、「ホー・テーオ・テーク 3(Hor Taew Tak 3)」<2011年>、「アンボーン・チャイルド(The Unborn Child)」<2011年>、「ターイ・ホーン (ダイ・ア・バイオレント・デス/Tai Hong/Die a Violent Death)」<2010年>の中の「ソップ・ナイ・テーン・ナム(Haunting Motel)」、「オー・マイ・ゴースツ(Oh My Ghosts!)」<2009年>、「サシー・プレイヤー(Sassy Player)」<2009年>、「イン・ペー・レー・セーマクーテ(スリー・クリップルズ/Yen Pe Le Semakute/Three Cripples)」<2007年>、「バンコク・ラブ・ストーリー(Bangkok Love Story)」<2007年>、「ホー・テーオ・テーク(Hor Taew Tak)」<2007年>、スパイシー・ビューティークイーン・イン・バンコク(Spicy Beautyqueen in Bangkok)」<2004年>などがある。原題は「悪口を言う メー・ナークに挑戦する」という意味。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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