西洋人僧侶が雷に打たれて記憶を喪失/「ナ・モーOK」

ナ・モーOK/Na Mo OK


NaMoOKPoster2.jpg


 この作品、バンコクのMBKにあるSF Cinema City MBKで観ました。公開第一週目の平日10:40からと早い時間だったのですが、観客は私一人だけでした。これ、いくら平日の早い回だからといっても、第一週目ですからね。ちょっと寂しいですよね。国歌が流れた時も立ちましたが、たった一人だけでは…。

 コメディー作品。ある日、西洋人の僧侶が雷に打たれて病院に担ぎ込まれた。町の寺院のティー僧侶らが呼ばれるが、西洋人は記憶を完全に失っていた。ティー僧侶は、彼をスティーブと名付け?自分の寺で世話をすることにした。いざスティーブを寺へ連れて来てみると、彼は僧侶としての知識がなかったのだ。そのため、彼はいろいろと面倒を起こすことになるがやがて人気者となっていく。彼の記憶が徐々に戻って来ると、スティーブは自身が暗殺者であることを知り…というストーリー。
 プラナコーン・フィルム作品。トレーラーではコメディアンのコーム・チュアンチューンが前面に出てかき回していたので、ドタバタ・コメディーなのであろうと思っていた。しかし、ドタバタは彼だけで、意外にもハート・ウォーミングな楽しめるコメディーに仕上がっている。観ていてストーリー的に分からなかったのは、暗殺者スティーブがなぜ僧侶を狙わなければならなかったのかということだ。
 この作品のいいところは、出演者たちが魅力的でなかなか面白いことだ。僧侶ノーイ役のアッタルット・コンラーシーは、日本で劇場公開された「愛しのゴースト(ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン/Pee Mak Phra Kanong)」<2013年>で主人公マークの戦友の一人を演じた人である。あと、僧侶ウィナイ役のチュムポーン・トーンタンやティー僧侶役のケーンカート・チョンチャイプラなども良かった。タン(コーム・チュアンチューン)の娘ムアイ役のオラヌット・ウンサワットは、上品な美人だ。映画出演はこれが二本目。
 日本人的立場から見ると、コーム・チュアンチューンのドタバタ部分はほとんどいらないような気がする。それから、一時的に仏門に入った少年僧たちの部分もあまり必要なかった気がする。物語が散らばってしまっているので、主人公であるスティーブが登場する部分がちょっと少ない。全体的に楽しめる作品となっているのだが、もう少しストーリーを主人公に絞るともっといい作品になっていたであろう。
 ティティポン・チャイサト監督には、「スリー・デイ・トゥー・ナイト(Three Day Two Night)」<2012年/※共同監督>などの作品がある。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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