孤島に連れ去られた金持ちの娘は奴隷のように扱われるが…/「タート・ラック・アスーン」

タート・ラック・アスーン/Tas Rak Asoon(Love Slave)


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 ドラマ作品。フアプーム(マム・チョクモク)は、海の孤島に住んでいた。そして、死んだ妹の家族に復讐を企んでいたのだった。そこで、ウーウィ(サーウィカー・チャイヤデート)を誘拐し、島で奴隷?のように扱った。しかし、やがて…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム作品。マム・チョクモクの監督&主演作。コメディー的要素の入った、家族愛、男女愛?の物語だ。囚われの身となった金持ちの女性ウーウィを演じた女優のサーウィカー・チャイヤデートが、ぐちゃぐちゃになりものすごい体当たり演技を見せてくれている。だが、残念ながら脚本に力がない。作品の大元になる基本的な物語が、弱過ぎるというか平坦過ぎるのだ。フアプームとウーウィの仲は当初、奴隷と主人(阿修羅?)の関係だったのだが、次第に・・・となる。その過程を、ただ延々と描いているだけという感じがする。物語というか、小さなエピソードがあまりないのだ。そして、肝心の二人の仲が変わっていく様子もいまひとつな気がする。そのために、上映時間の113分が長く感じる。編集そのものも、スピード感がない気がする。
 ところで、島にいたフアプームをわがものにしようとしていたお姉さんたちは、何だったのであろうか?あの二人、何者なのだろう?マム・チョクモク監督の演出は体の不自由な人を笑いのネタに使ったりして結構ハードな部分があるのだが、本作でも暴力描写がすごい。子供たちには見せない方がいいかもしれない。この内容でも、年齢制限は「15歳超視聴可」だ。どうも、タイの年齢レートはあてにならない。
 マム・チョクモクが作中ですばらしい肉体美を見せているが、あれは合成ではなく本物であろうか?サーウィカー・チャイヤデートは、日本のAV女優・西野翔が出演した「チャンダラー・ザ・ビギニング(ジャンダラ/Jan Dara/Jan Dara the Beginning)」<2012年>、「チャンダラー・ジ・アベンジャー(Jandara the Avenger/Jan Dara the Finale/Jandara 2)」<2013年>で主人公チャンダラーの母親と恋人役の二役を演じた人だ。他に、「トレイン・オブ・ザ・デッド(Train of the Dead/Ghost Train)」<2007年>、「ホリー・マン」(The Holy Man)」<2005年>や「マーカンデヤン(Markandeyan)」<2011年/インド>などに出演している。彼女は子役出身の女優&モデルで、出演TVドラマは多数あり歌も出している。フアプームにいいよる女性役であるスーパー・ボディーのラッカーナ・ワタナウォンシリは、日本でもDVD化された「メテオ・クラッシュ(Meteor)」<2004年>に出演している女優。
 興行収入は、US$656,672とまあまあだった。原題は、「愛の奴隷 阿修羅」とでも訳すのか?

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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