人間とピー・ポープの究極の愛を描いたホラー/「シークレットルームNO.7」

シークレットルームNO.7/Secret Room NO.7


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 ホラー作品。水商売の女性?フォン(チンタナー・アーロムイェン)は、フーン(ティカナポーン・ナリンタワーニット)の親が所有するアパートの一室に住んでいた。その7号室にはピポプ(カポーン・トーンプラップ)が住んでいたが、二年間もの間姿を見せなかった。実は、フーンの妹が死んだ二年前まで、彼はフォンのボーイ・フレンドであったのだ。しかし、彼は人間ではなくピー・ポープ(霊)であったために、フォンらに抹殺されてしまった。そのピポプが蘇り…というストーリー。
 劇場未公開のDVD用作品のようだ。「タイ発のスタイリッシュ サスペンスホラー・ムービー!!」とのキャッチが、DVDのジャケットに載っている。「シークレット・ルーム」というタイトルからはサスペンスを想像してしまったが、ピー・ポープを扱ったホラー。出だしから、C級のにおいがプンプン匂っている。しかし、作品には終始ホラーのムードが漂っておりいい感じだ。だが、場面場面が細切れで、ストーリーがあまりつながっていないのが難。そして、最後にはピー・ポープが複数出現し、訳が分からなくなってしまう。だが、心が広い人なら、C級ホラーとしてなんとか楽しめるレベルだ。
 ピー・ポープも殺すことができるのかできないのか、設定がよく分からない。ピー・ポープを殺しても死ななかったのに、今度はピー・ポープ自身が自分を殺せという。そして、ピー・ポープに内臓を食べられたはずなのに、きれいに裂かれた腹部がいつの間にか直ってしまっている(ただし、人間は死んでしまっているが)。
 本作は、エロティックさも出そうとしている。しかし、裸は出てこない。だが、制服を着た女学生が、太ももをあらわにしたりなど結構色っぽいシーンもある。日本でDVD化された「Blind Moon~女子校生吸血鬼伝説~(Blind Moon)」<2006年>にも出演している主演のチンタナー・アーロムイェンは、C級ホラーにはぴったりの人だ。美人ではないが、ちょっとセクシーでホラー向きの顔をしている。不思議な魅力のある人だ。彼女がトイレで用を足すシーンがあるのだが、わざわざを音を入れる必要があるのであろうか?そして、拭かずにショート・パンツを上げてはいて行ってしまうというのも気になる。どうして、タイ映画はこういう要素を入れるのであろうか?ピポプ役のカポーン・トーンプラップが、不気味ないい味を出している。この人は、DJなのか?
 キラティ・ナークインタノン監督には、日本でDVD化された「ファースト・キス(First Kiss)」<2012年>や「3 AM パート 2 (ティー・サーム クーン・サーム 3D/3 AM Part 2)」<2014年>の中の「コーンウェーン」、「スリー・エー・エム(ティー・サーム/3 A.M.)」<2012年>の中の「ルアン・ホー・コン・ターイ」などの作品がある。原題は、「秘密 部屋No.7」という意味。



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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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