巨大人喰いワニの実話???の映画化/「GATOR ゲイター」

GATOR ゲイター/The Brutal River


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 SF作品。運河が流れるのどかな田舎に、突然、巨大な人喰いワニが出現した。人々が次々と襲われ、懸賞金までかかり大騒ぎとなる。村人たちはあの手この手で退治しようとするが手に負えず、ついには軍隊まで出動するが…というストーリー。
 CM Film社作品。アナット・ユアングーン監督のデビュー作。タイ映画界の苦手?な動物(モンスター)パニックものである。ただ、この作品は、実際にあった事件に基づいている。1964年にタイ南部のチュムポン県バーンムット運河で起きた人喰いワニ?事件を調査し、映画化した。それは、6人の村民が次々に人喰いワニに襲われ、そのワニに8000バーツの賞金が懸けられた。そして、最後は手榴弾3発で全長8mを超える巨大ワニを退治したというものだ。ただし、一部脚色してあるとのこと。
 日本版DVDのパッケージには、「それは完全無欠の捕食生物(プレデター)」というキャッチが載っている。また、裏面には、「ジョーズよりも速くグリズリーよりも強い!! 最強モンスター"GATOR"登場!!」とある。確かに、作中のワニの泳ぐスピードはものすごく速かった。
 作品は甘いメロディーで始まり、絵的にもラブ・ストーリーかと思わせるような雰囲気でスタートする。そのため、予備知識なしでこの作品を見ると、まさか動物パニックものだとは思わないだろう。例によって、特撮は大したことはない。脚本も左に同じ。だが、B級作品としてはなんとかそこそこ楽しめる気がする。
 ワニにいくら銃弾を撃ち込んでも大丈夫なのに、短刀で刺すと血が出るというのはどうでしょうね?それと、あのラストの安易さは、もう少し工夫の余地があるだろう。どこまで真実なのか分からないと思ったら、手榴弾を使ったのは事実だとのこと。ちなみに、タイの自然界にワニは棲息している。
 主人公のピマーンを演じたチャーチャーイ・ガーンサンは、日本で劇場公開された「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>などに出演している。看護婦のピクン役のチラパット・ウォンパーイサーンラックスは、なかなかの美人だ。この人、日本でDVD化された「ラスト・アナコンダ(Vengeance)」<2005年>、「ラスト・ウォリアー(Kunpan: Legend of the War Lord)」<2002年>にも出演している。道化のオカマっぽい役のニラン・チャーンクラーンもおもしろかった。
 興行収入はUS$132,200。邦題の「GATOR」とは、アリゲーター(Alligator)から取ったものか?英題の「The Brutal River」とは、「残忍な川」の意。原題は、「すっごい死刑執行人」とでも訳すのか?



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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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