GyaO!でカズ・パトリック・タン主演のタイ映画「ドラゴン・ウルフ」無料配信中

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カズ・パトリック・タン主演のタイ映画「ドラゴン・ウルフ」無料配信中


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 GyaO!で、カズ・パトリック・タン主演のタイ映画「ドラゴン・ウルフ(Dragonwolf)」<2013年/タイ、アメリカ>が無料配信中です。

 格闘技&ガン・アクションもの。モーツアルト(カズ・パトリック・タン)とジュリアス(ヨハン・カーステン)は、血はつながっていないが幼いころから兄弟として育てられた。そして、二人は成人し、裏社会稼業へと足を踏み入れた。しかし、彼らの前に一人の女性メアリー(マーシャ・ポリブカ)が現れたことで、二人の間に不協和音が…というストーリー。
 タイとアメリカの合作作品だが、タイ映画的なムードはない。また、タイで撮影されているが、物語の場所の設定はどこかは語られていないし、撮影地がタイであるとはっきり分かるシーンもない。タイ文字の看板なども見られない。
 この作品は、何を描きたいのかが分かるまでにとても時間がかかる。単なるアクションものなのか?兄弟間の葛藤なのか?ラブ・ストーリーなのか?前半は、無意味にたくさんの女性の裸のシーンが出てくる。この監督、よっぽど裸が好きなのであろうと思ってしまうほどだ。しかし、セクシーさはほとんどない。ただやたらに裸を見せれば、男性観客が喜ぶと思ったら大間違いである。中盤以降は裸が全く出てこないのだが、最後の最後に突然一回だけ出てくるのも違和感がある。この最後に胸を見せてくれる女優なのだが、どうせならもう少しサイズが大きい人の方が良かった気がするのだが。
 カズ・パトリック・タンのファンはこれでいいのかもしれないが、彼の風貌がとてもヒーロー=主人公のようには思えない。悪く言えば、ただの浮浪者である。ちょっと残酷過ぎるシーンが多いのも気になる。
 全体的に、ストーリー性が薄く、場面と場面のつながりが悪い。また、過去のシーンが時々挿入それているのだが、一つ一つの場面がはっきりと描かれていないために現在なのか過去なのかが分かりづらい部分も少なくない。そして、モーツァルトが殺し屋たちに銃でハチの巣にされたのに、なぜ生きているのかが観客には分からない。かなり後になって種明かしがあるのだが、ハチの巣にされているのだから、いくら病院に担ぎ込んでも生きているというのはおかしいだろう。また、そのモーツァルトは、病院へ運ばれた後アドレナリンの働きがどうのこうので一日だけはぴんぴんして生きてられるが、もう助からないというのは一体何なのだ。それに、モーツアルトが命を助けた女性が、唐突に出てくるのも理解できない。
 体を張ったアクション・シーンはなかなか見ごたえがあったが、やはり物語構成と脚本に問題がある。作品としてはそれなりに楽しめるのだが、あまりすっきりしない出来である。本作はあまり評判が良くないようだが、観ればそれもうなずける。作中にトラックなどのスクラップ置き場のシーンが出てくるが、車だけでなく、船や飛行機、そして戦車まであるというのはすごい。どこで撮影したのであろうか?
 レイムンド・ヒューバー監督には、「バンコック・アドレナリン!!!(Bangkok Adrenaline)」<2009年>などの作品がある。タイ題は、「奈落の底の二人の殺し屋」というような意味か?



◆GyaO!

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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