ショッキングなニュースが・・・タイ映画界を引っ張るGTH社が、突然の解散を発表

ショッキングなニュースが・・・タイ映画界を引っ張るGTH社が、突然の解散を発表


 突然、11月13日にタイ映画界を引っ張っている人気の映画会社GTH社(GMM Tai Hub)が、年末をもって解散するという大変ショッキングな発表をしました。今年の12月31日で、11年の歴史に幕を閉じます。
 原因は、社内での意見の相違ということのようです。もともと、このGTH社は、2004年(2003年とする資料もありますが)にGMMピクチャーズ(GMM Pictures)、タイ・エンターテイメント(Tai Entertainment Co. Ltd.)、ハブ・ホー・ヒン(Hub Ho Hin Co. Ltd.)の三社が合併して誕生した会社でした。このことを考えると、分裂する要素は十分にあったのだと思います。
資本比率は、GMM Grammy (51%)、Tai Entertainment(30%)、Hub Ho Hin (19%)となっています。解散という結論に至ったのは、タイ・エンターテイメントが株式を上場しようとしたのに対し、ハブ・ホー・ヒンが上場は時期尚早との考えから猛烈に反対したからだと伝えられています。また、GMM グラミーは、タイ・エンターテイメントとハブ・ホー・ヒンとの折り合いが付けば、どちらの考えでも従うつもりであったそうです。長い間、討議を重ねた結果、会社を分けるという結論に至ったそうです。
 製作中の作品に関しては、2016年中はGTHの名前で公開するそうです。過去のGTH社の作品に関しては、GMMグラミーが以前の各子会社が代表を任命するまで権利を有するとのことです。また、CEOのVisute Poolvoralaks氏が「三つか四つの新しいGTHが誕生するであろうと」述べていることから、新しい会社がいくつかできるのかもしれません。
 一般的には、株式を上場すると資金を調達しやすくなります。しかし、その代りに株主からの意見に耳を傾けなければならなくなります。つまり、会社の外部の株主が事業内容に口出しをするようになってしまいますので、会社の運営がやりにくくなるのも事実です。
解散の発表を受けてGrammyの株価は0.89%下がったとのことですので、市場は今回の解散をそれほど大きなことではないと判断したようです。とはいえ、現在、絶不調のタイ映画界にとって、プラスになるとは思えません。どうも、タイ映画界にとっていいニュースは、なかなか出てこないようですね。

 GTH社の作品には、日本で劇場公開された「愛しのゴースト (ピー・マーク/ピー・マーク プラカノーン/Pee Mak Phra Kanong)」<2013年>、心霊写真(Shutter)<2004年>、日本の映画祭で上映された「アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー(I Fine..Thank You..Love You)」<2014年>、「すれ違いのダイアリーズ (先生の日記 /ティーチャーズ・ダイアリー /キトゥン・ウィタヤー)」<2014年>、「ATMエラー(ATM ウー・ラック・エラー/ATM Er-rak Error)」<2012年>、セブン・サムシング(Seven Something)<2012年>、「アンニョン! 君の名は (ハロー・ストレンジャー/Hello Stranger)」<2010年>、「バンコク・トラフィック・ラブ・ストーリー(Bangkok Traffic Love Story)」<2009年>などがあります。


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「Bangkok Post」

Curtain falls on #GTH

Posted by BangkokPost on 2015年11月13日


「Khaosod」

GTH's announcement took many by surprise

Posted by Khaosod English on 2015年11月12日


テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

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No title

株式も上場していなかったのですか。
ほかの映画会社も株式上場していないのですか。

新作映画については各地方の有線で3ヵ月後には毎日見ることができるわけで、わざわざ映画館に行って観ることもないだろうというのが一般大衆の傾向だと思います。

マムなどの超人気者が主演でない限り、一家で見に行くような映画もないと思います。

今後、タイ映画の発展は望めないのでしょうか。

日本の映画会社も不振で潰れた時期もあったわけで、タイも、いずれは復活するんじゃないのですか。
日本の場合は、たとえば東宝なんかは東宝シネマズを主要都市に設置し、主に漫画小説のベストセラーの映画化で人気を博しているのだと思います。
バクマン
https://www.youtube.com/watch?v=AjuyrRTqfkE

ビリギャル
https://www.youtube.com/watch?v=aZdU6y9NeiI

ストロボエッジ
https://www.youtube.com/watch?v=3mM23stLzOA

タイ映画も興行が上向く、なにか糸口があるんじゃないかと思うのですが。
タイ映画の各会社は、今の事態を何とか打開してほしいです。
不振となれば良い監督も脚本かも生まれなくなってしまう。

Re: No title

 上場するかどうかはその企業の考え方ですので、大きな企業が上場しなければならないということはありません。親会社?のGMMは上場してますし。ただ、上場してしまうと、利益を追求しなければならなくなるでしょうね。他の映画会社が、上場しているかどうかは知らないです。
 今後のタイ映画界がどうなっていくかは、全く予想が付きません。ただ、今言えるのは、映画製作がビジネスとして成り立っていないということです。ですので、大手の会社が作品を作らなくなってしまっています。作りたくても作れないのかもしれませんが。今のところ、タイ映画界に明るい見通しはありませんね。
 

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プロフィール

asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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