映像美が見事なクライム・スリラー「オンリー・ゴッド」がGyaO!で無料配信中/รับคำท้าจากพระเจ้า

映像美が見事なクライム・スリラー「オンリー・ゴッド」が、GyaO!で無料配信中


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 タイでも撮影された「オンリー・ゴッド(オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、デンマーク、タイ、アメリカ、スウェーデン>が、GyaO!!で無料配信中です。この作品、GyaO!ではずいぶん評価が低いのですね。私は、おもしろかったですが。

 クライム・スリラー。バンコク在住のアメリカ人ジュリアン(ライアン・ゴズリング)は、表向きはボクシング・ジムを経営していた。しかし、裏では、本国にいる母クリスタル(クリスティン・スコット・トーマス)をボスとする麻薬組織もやっていた。そんな時、冷酷な刑事チャン(ウィタヤー・パーンシーガーム)により弟が殺される。ジュリアンは、母の命により弟の復讐へと乗り出すが…というストーリー。
 第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された作品。いやあすごい。この冷酷な映像感覚はすごい。直視できない人もいるであろう。また、評価も分かれるに違いない。いや、実際に分かれているようだ。
 ストーリーそのものは単純なのだが、ディテールは少々分かりにくい。作品のラスト近く、主人公ジュリアンと母との葛藤は理解できる。しかし、ラストの終わり方は全く分からない。結末はどうなったのか?それがこの作品の最大のマイナスポイントだ。
 母親役をやったクリスティン・スコット・トーマスの演技の評価が高いようだが、なんといってもよかったのは刑事役をやったタイ人男優ウィタヤー・パーンシーガームだ。冒頭からのあの冷酷振りはすごいとしか言いようがない。この方、タイ映画というよりタイで撮影される外国映画を中心に活動されているようで、気が付かなかったのだが 、「マインドフルネス・アンド・マーダー(Mindfulness and Murder)」<2011年>で主演の僧侶刑事を演じていた人だ。タイ剣道クラブの代表で黒帯五段だそうだ。彼は、タイで撮影された「スニー・エ・レレファン(Sunny Et L'éléphant)」<2007年/フランス>や「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part II)」<2011年/アメリカ>にも出演している。
 歌手から女優に転向してしまった感もあるタイ人女優のヤーヤー・インは、それほど大きな役ではなかったがとても妖艶な魅力を出していた。美人である。この人は、日本のAV女優西野翔が出演したことでも話題となった「チャンダラー(Jan Dara)」<2012、2013年>の主演女優でもある。監督のニコラス・ウィンディング・レフンはデンマーク人。脚本も担当している。
 撮影は、バンコクなどで行われている。バンコクのエムポリアム・スイーツ(ホテル)でも行われたとか。舞台がチャイナ・タウンのようなので、撮影もチャイナ・タウンのような気がする。作品中に小さなマッサージ・パーラーの雛壇や、安ホテルにいる街娼が登場するが、あれは実際にあるマッサージ・パーラーとホテルかもしれない。
 日本でもDVD化されているタイ映画「わすれな歌(Transistor Love Story)」<2002年>で印象的に使われていた歌、スラポーン(สุรพล สมบัติเจริญ)の「ルーム・マイ・ロン(ลืมไม่ลง)」がとても効果的に使われている。ウィタヤー・パーンシーガームが作中で歌うのだが(ご本人に確認したのですが、あれはご自分で歌っているのだそうです)、彼の冷酷な性格とそのスローなテンポがとても合っていておもしろい。
 タイでの興行収入はUS$66,799。タイのエンターテイメント・サイトSiam Zoneのユーザー評価では、8.0点(満点は10点。投票数8。2013年11月現在)であった。「18歳超視聴可」の年齢制限が付いている。
 原題(英題)は「神のみぞ許す」という意味だが、邦題は「オンリー・ゴッド」になった。原題から「フォーギブズ」を取ってしまったのだが、「オンリー・ゴッド」だと意味は「神のみ」である。これだと、微妙に?意味合いが変わってしまう。それほど長いタイトルでもないのに、なぜ原題を変えてしまうのであろうか?タイ題は、「神から挑戦の言葉を受け取る」という意味。



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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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