本日をもって解散するGTH社のホラー「スイマーズ」/ฝากไว้ในกายเธอ

スイマーズ/The Swimmers


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 今年も今日で最後です。本年のトリは、本日をもって解散するGTH社のホラー「スイマーズ」を紹介します。この作品、ようやく観ることができました。

 来年も、よろしくお願いいたします。

 ホラー。学生のプート(チュターウット・パタラカムポーン)とテーン(タナポップ・リーラットタカチョーン)は水泳の選手で、二人とも女学生のアイ(スパットサラー・タナチャート)に想いを寄せていた。しかし、ある日、アイはなぜか自殺してしまったのだ…というストーリー。
 GTH社作品。ホラーではあるのだが、ホラーぽくないというか何というか。「18歳超視聴可」という年齢制限が付いている。確かにティーン・エイジャーのキス・シーンなどは出てくるのだが、作品の前半はどうしてここまで厳しい制限が付いているのか不思議であった。だが、後半に、いやというほど妊娠問題と胎児が登場してくるので納得。
 観客は、作品冒頭のアイの唐突な自殺シーンを引きずりながら作品を観ることになる。そして、ラストの種明かし。確かに、アッと言わせてはくれるのだが、それは自殺についてであって作品の結末としてではない。ストーリーの結末にひねりはあるものの、あっけなさ過ぎる終わり方だ。
 それと、アイが簡単に死にすぎる。そして、入院中の歩けない病人を、簡単には拉致して院外に連れ出すことはできないはず。それにだ、歩くことさえままならない病人が、なぜ急に元気になって泳ぐことができるのだ。最後の詰めのシーンは、ホラーなのにちょっと笑えてしまう。
 観終わった後、この作品は何であったのだろうと考えてしまう。娯楽ホラー?それとも、ティーン・エイジャー向けの妊娠問題を扱った作品なのだろうかと。全体的に、ストーリーの弱さが目立っている気がする。
 MVなどのプールでの水中シーンの撮影は見事だ。実際に、水中で撮影している。俳優たちも大変であったろう。だが、本編では、あまり効果的な水中シーンが出てこないのは残念。
 主題歌は、ミン役で出演しているワイオレート・ウォーティアが歌っている。怪しげな澄んだ歌声で、いい感じを出している。
 タナポップ・リーラットタカチョーンは、日本の映画祭で上映された「マリー・イズ・ハッピー(Mary Is Happy, Mary Is Happy)」<2013年>に出演していたらしい。チュターウット・パタラカムポーンも、日本の映画祭で上映された「セブン・サムシング(Seven Something)」<2012年>に出演しているらしい。スパットサラー・タナチャートは、映画初出演。タナポップ・リーラットタカチョーン、チュターウット・パタラカムポーン、スパットサラー・タナチャートの三人は、いずれもGTH系の若手。全員演技経験がある。第24回スパンナホン賞では、「メーキャップ賞」「特殊効果賞」にノミネートされた。興行収入は、68.4百万バーツとヒットした。
 ソーポン・サックダーピシット監督には、「ラッダー・ランド(Ladda Land)」<2011年>、「ターン・イェーク・ワット・チャイ(Tang Yaek Wat Jai)」<2011年>などの作品がある。「ラッダーランド」では、スパンナホン賞の作品賞を受賞している。原題は「あなたの体の中に預けておく」と訳すのか?

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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