2015年、第4四半期のタイ映画界

2015年、第4四半期のタイ映画界


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「アーパット」


 今四半期は好調とは言えませんが、まともな興行となった作品が多く思わぬヒット作も登場しました。サハモンコン・フィルムのホラー「アーパット(Arpat)」が、一度は仏教へのよからぬ表現があるとして公開直前に上映の差し止めを言い渡されました。その数日後に再編集して公開したところ、そのことが宣伝となり?18禁作品にもかかわらず52.17百万バーツとヒットとなりました。再編集してわずか数日後に公開するという、デジタルならではの技も思い知らされました。
 GTH社の「メー・フー (メー・ナイ ファイ・レーン・フルー/May Who)」は学園ものでしたので、72.14百万バーツまでしかいきませんでしたが、確実にヒットをさせました。あと、王室関連の動員がありそうな「パンターイ・ノラシン(Pantainorasingha)」は、12月31日に公開されて初日が5.42百万バーツ。思ったより少ないですが、ヒットは確実です。
 その他、人気シリーズの第5作目のホラー・コメディー「ホー・テーオ・テーク ヘーク・ナ・カ(Hor Taew Tak 5)」は、コケはしていませんがヒットとなる力はもうありません。ファイブ・スター社のホラー「ゴースト・シップ(Ghost Ship)」は、あまりよくない数字となりました。王様の飼い犬を描いた「クン・トーン・デーン ジ・インスピレーションズ(Khun Tong Dang)」は王室関連の作品ですが、アニメでしたのでヒットとはなりませんでした。大コケを繰り返すというどうしようもない状態のM39社ですが、コメディーではなく学園ホラーで勝負したのかよかったのか、「シニアー(ルン・ピー/Senior)」がまともな数字を挙げて合格です。

 さて、この間に公開された外国映画ですが、いくつかの有力作品が登場しています。ご存知、007シリーズの「007 スペクター(Spectre)」が115.67百万バーツ。「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(The Hunger Games: Mockingjay - Part 2)」は期待通りとはいかず、不満の残る97.15百万バーツに終わりました。
 そして、2015年の世界中の映画界におけるメーン・イベントである「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)」が、12月17日に公開されました。当ブログでは、この作品が過去のタイで上映された外国映画の興行記録を塗り替えるに違いないと予想していました。しかし、ふたを開けてみるとあまりにも低い数字に驚きです。二週間の興行で、117.98百万バーツしか上がっていません。「今の若い人たちはハリウッド映画ばかり観て…」というタイの映画関係者がいましたか、タイにはハリウッド映画を受け付けない側面もあるようです。

[ 参 考 ] タイ映画ライブラリー


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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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