夫が蛇に守られた女性との不倫の果てに見たものは「メー・ビア」/แม่เบี้ย

メー・ビア/Mae Bia


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 タイ映画史に残る「メー・ビア」の三度目の映画化。スパンブリーにある旧家を舞台に、妻子ある男性チャナチョン(チャークリット・イェームナーム)がヘビに守られたツアー・ガイドの女性メーカラー(カーンピッチャー・ケートマニー)との恋に落ち…というストーリー。
 サハモンコン・フィルム作品。「18歳超視聴可」の年齢制限が付いている。内容は、ファンタジー・スリラー仕立てのエロティック不倫物語。巨大なコブラが出て来ることからホラーとする人もいるが、そのような感じではない。今回は、美しい映像をとることで有名な王族パンテーワノップ・テーワクン監督による映画化。
 「メー・ビア」と聞いて、エロティックさを期待しない人はいない。しかも、テーワクン監督なので期待度は大である。作品の冒頭から、コースム(メー・ビア)役のアーパー・パーウィライがヌードを披露しているのは少々驚く。このシーンは、とてもきれいであった。そして、シーン的にはちょっと物足りなさもあるが、主演のカーンピッチャー・ケートマニーも脱いでくれている。
 アーパー・パーウィライは作品公開年で22歳になる売り出し中の女優だが、今までは全くセクシーさでは売っていなかった人だ。その彼女がこの作品で脱いだのは、脱がせ屋でもあるテーワクン監督のなせる業なのであろうか?彼女は、本作でスパンナホン賞の助演女優賞にもノミネートされている。だが、出番としてはあまり多くないので、もったいない気がするのだが。
 全体的としては、作品的には合格点であろう。だが、テーワクン監督の作品にしては、重厚感が少ないかもしれない。また、妖艶さは出ているのだが、エロティック度も少なめな気がする。ただし、男優人のヌードは結構すごい。あと、この作品は、コブラと女性の関係というよりも不倫関係を描くことに重きを置いている。作品の最初と最後に、二人の男優がゲスト出演しているのも楽しい。
 興行収入は「18禁レート」が付いたとはいえ、20.18百万バーツと少々物足りない数字に終わった。タイでは、DVDが劇場公開版の他にアンカット・バージョンのものが発売されている。
 チャークリット・イェームナームは、日本でDVD化された「元カノ~憑き纏う女~(マイ・エクス/My Ex)」<2009年>、「Deadman デッドマン(Opa Patika)」<2007年>などに出演している。
 カーンピッチャー・ケートマニーは、本作が映画デビュー作(「チャンダラー パトムボット(チャンダラー・ザ・ビギニング/ジャンダラ/Jan Dara/Jan Dara the Beginning)」<2012年>に出演しているとする資料もある)?彼女は、「Miss Universe Thailand 2009」の最後の12人、「Miss Thailand World 2009」の最後の四人に選ばれている。
 パンテーワノップ・テーワクン監督には、日本の映画祭で上映された「ウモーン・パー・ムアン - 羅生門(アウトレイジ/The Outrage)」<2011年>や「プレー・カオ(Plae Kao)」<2014年>、日本のAV女優西野翔も出演している「チャンダラー・ジ・アベンジャー(Jandara the Avenger)」<2013年>、「チャンダラー・ザ・ビギニング(Jan Dara the Beginning)」<2012年>、「イターニティー(Eternity)」<2010年>、「クワーム・ラック マイ・ミー・チュー(Khwam Rak Mai Mi Chu)」<1990年>、「チャン・プーチャーイ・ナ・ヤ(Chan Phuchai Naya)」<1987年>、「チャーン・マン・チャン・マイ・ケー(Chang Man Chan Mai Khe)」<1986年>などの作品がある。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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