タイで、本日公開予定の山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作「アグラリアン・ユートピア」

タイで、本日公開予定の山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作「アグラリアン・ユートピア」


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 タイで、本日SF系で公開予定の山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作「アグラリアン・ユートピア(Agrarian Utopia )」です。

 二つの農家を追ったドキュメンタリー作品。というか、この作品の正確な詳細が分からないのだが、セミ・ドキュメンタリーといえるかもしれない。映像は、借金のために耕地を手放すことになった二つの農家を追い続ける。土地を手放した後、小作農として土地を借り受けて生活するが、地主がその土地を手放すことになり彼らは耕地を失い出稼ぎに・・・というストーリー。映画は、田畑を1年間借り受けて主人公たちを住まわせ撮影したという。
 「The North」<2008年>に次ぐ、「稲作三部作(The Rice Trilogy)」の第二作目。最終作は、日本の映画祭でも上映された「稲作ユートピア(アグラリアン・ユートピア/Agrarian Utopia)」<2009年>。プロデューサーは、「ワン・ナイト・ハズバンド(One Night Husband)」<2003年>の女流監督であるピムパカー・トーウィラ。
 TVのドキュメンタリー作品と違い、解説(ナレーション、字幕等)は一切付いていない。そのため、何をしているのか分からない場面もある。カメラは、農民とその家族の日々の生活をひたすら追い続ける。特に、農作業風景と食物の捕獲、食事の時間を追う。老若男女が、「生きるために食べる」「食べるために捕る」という行動が、興味深い画面でとらえられている。なぜか、住んでいる家屋の内部は映していない。第20回スパンナホン賞で撮影賞を受賞しているだけあって、撮影は迫力があってきれいだ。特に朝霧?のシーンはとても美しい。一体どれくらいの時間、カメラを回したのであろう。
 作品の中で特に印象的なのは、「食」の映像である。中身のよく分からないおかず(生きた小魚とやはり生きた小エビを混ぜたものなど)や、木の枝にある巣から捕ったアリの卵、蜂の子、ヘビ、野ネズミなどを獲って食す姿は感動的だ。犬を銃で撃つシーンがあったが(弾は当たっていない?)、あれも食すためであろう。このシーンは、かなり印象的である。また、見たことのない伝統農具やアイデア農具(自転車による脱穀?機)も興味深い。そして、竹と草?で作ったおもちゃのトランペット(草笛のような音が出る)は初めて見た。
 「15歳超視聴可」という年齢制限が付いているのだが、なぜだろう。ウルポン・ラックサーサット監督は、タイ北部のチェンラーイから60km離れた場所の農村で生まれている。日本の2009年度山形国際ドキュメンタリー映画祭の特別招待作品。
 原題は「農家のユートピア」。タイで発売されているDVDは北タイ方言の音声にタイ語字幕付きだが、この作品の製作会社であるエクストラ・バージン(Extra Virgin)のホームページからなら英語字幕付きのInternational Versionを購入することができる(2016年6月現在)。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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