現在、GyaO!で「闇の子供たち」が無料配信中

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 現在、GyaO!で「闇の子供たち」が無料配信中です。配信終了は、2016年8月25日となっています。この作品は賛否が真っ二つに分かれているようですが、当ブログ的には大きく「否」です。描かれている内容が、「こんなこと現実にはないよ」と言いたいのではありません。あまりにも重い内容を描いているにもかかわらず、描き方があまりにも陳腐だからです。


 ドラマ。日本作品。日本の新聞社のバンコク支局駐在員である南部(江口洋介)の元に、日本人の子供がタイで心臓移植をする(子供の人身売買)問題に関する取材を命じられる。その頃、恵子(宮崎あおい)も、日本からバンコクへボランティア活動に参加するためにやって来ていた。やがて、二人の活動に接点が…というストーリー。
 梁石日の原作を映画化した作品で、いろいろな点で大きな物議をかもした作品。バンコク国際映画祭(Bangkok International Film Festival)での上映が予定されていたが、中止されている。この時、同じ映画祭で上映される予定であったのは、この作品もかなりハードな内容の「ソイ・カウボーイ(Soi Cowboy)」<2008年/イギリス、タイ>であったというのは何かの因縁か?
 物議というのは、この作品がノンフィクションなのか、つまり、実話に基づいたものなのかということが話題になったようだ。その発端は、宣伝時に「幼児の人身売買、売春というショッキングな真実を描いたノンフィクション映画」というキャッチフレーズを使っていたためだ。また、監督の阪本順治も、某所で「このような内容が実際にある」と述べているらしく、これも原因の一つであろう。
 結論から言うと、この作品はノンフィクション(つまり実話の映画化)ということではないようだ。小児売春、人身売買は存在している。心臓移植又は臓器売買に関しての情報は何も持っていないが、過去に日本人がタイで心臓移植手術を受けた例はないとのことだ。
 本作に出演している子役たちのことも気になる。子役たちのことはかなり配慮して撮影したらしいが、批判を受けても仕方ないかもしれない。いくら配慮したとしても、当然、子役たちは、自分の出演シーンを観たいと思うであろう。しかし、この内容では見せることはできない。見せることのできないようなシーンに子役たちを使っていいのであろうかという疑問を抱く人は、多いに違いない。
 この作品は非常に重いテーマを扱っており、内容も重い。そして、ノンフィクション風で、実際にあることも描かれているので、映画としての評価はちょっと難しい。ある意味、人によっては見るに堪えることができないシーンもある。だが、作品として評させてもらえば、残念ながら「皆さん、ぜひ観てください」といえるものではない。財団法人日本ユニセフ協会が本作品を推薦しているが、これは作品完成前に決まっていたことなのであろう。ユニセフ協会がどう感じているかは分からないが、かわいそうな気がする。



◆GyaO!

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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