父親の前に現れたのは、天使なのかそれとも悪魔なのか?/「ファザー・アンド・サン」

ファザー・アンド・サン/Father & Son


FatherAndSonPoster4.jpg


 ドラマ。ヌン(Tuangphop Tancharoen)は、ゲイの父親エーク(Thanapon Prasongsab)に育てられた青年だ。ヌン自身もゲイであったが、ゲイである父親を嫌っていた。ヌンには、ナット(Ameen Sirita)という友達がいた。ヌンはナットのことを唯一無二のボーイ・フレンドだと思っていたのだが…というストーリー。
 Demon666production作品。Gムービー。年齢制限は「20歳超視聴可」。セクシー・シーンを売りにしたただのGムービーだと思って観ると、後に大きく期待を裏切られることになる。前半は、この手の作品が好みではない者にとっては20禁にふさわしい?セクシー・シーンに少々圧倒されてしまう感がある。男性の局部を一瞬しか見せてはいないが、ぼかしは使っていない。タイでは、20禁指定ならここまで見せてもいいらしい。
 中盤、ゲイであるはずのエークが、息子を育てている経緯の説明で観客は少し驚かされる。このあたりから、観客は普通のGムービーではないなと感じ始めることだろう。そして、次に殺人事件が起こるのだ。しかも、父親の前に、霊界からの使い?が現れるのだ。一体この作品はどうなっっているのだ? と思っている間もなく、不思議なストーリーが展開しだす。この部分が、本作の最も魅力的な部分だ。
 作品は、なんとタイム・スリップものへと変化するのだ。しかも、過去へ戻る度に新しい真実が少しずつ分かるのだが、事態は回を重ねるごとに悪くなっていくのだ。この作品はどうやって決着をつけるのかと思ったら、最後は父親自身が○○してしまい終了・・・ではなかった。最後は、父親と息子のきずなが・・・。
 全体的には演出にはちょっと安易さがあるものの、ストーリー展開の良さで観客を十分に楽しませてくれる。サラウット・インタラプロム監督の過去の作品を考えると、この作品の演出内容も納得できる。だが、とにかく、ストーリーが秀逸だ。ただ、ゲイに興味がない観客にとっては、セクシー・シーンはややきつい気がする。とにかく、いろいろな意味で期待を裏切ってくれる作品だ。
 サラウット・インタラプロム監督には、「ティーチャー・アンド・スチューデント(Teacher and Student)」<2014年>、「タイガー・アンド・ウルフ(Tiger & Wolf)」<2013年>、「シンデレラ(The Cinderella)」<2011年>、「ゾンビー・セクシー・ガール(Zombie Sexy Girl)」<2010年>、「スノウ・ホワイト(The Snow White)」<2010年>、「ボアリング・ラブ(Boring Love)」<2009年>などの作品がある。

[ タイのDVD販売サイト ]



[ 詳 細 ] タイ映画ライブラリー


にほんブログ村

タイ・ブログランキング



テーマ : アジア映画
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

タイ映画のDVDなら by eThaiCD .com

タイからDVDなどの取り寄せが可能です
プロフィール

asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

AD by AdMax
AD by AdMax
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
タイ映画 by Amazon
月別アーカイブ
ランキング
検索フォーム
リンク
ニュー・リリース作品       by Amazon
twitter
RSSリンクの表示
twitter(タイ映画)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ