娘を殺した犯人を捜す、父の復習が始まった「マキシマム・クラッシュ」

マキシマム・クラッシュ/Zero Tolerance


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 アクション作品。タイの刑事であるピーター(サハチャック・ブーンタナキット)は、ベトナムにいる親友のジョニー(ダスティン・グエン)に彼の娘であるエンジェルが死んだことを告げる。それを聞いたジョニーは、娘を殺した犯人を見つけるために、ピーターと彼の部下であるカーン(プリンヤー・インタチャイ)の協力を得て娘の知り合いの男性をひとりひとり探し出し…。
 本作は、タイによくある肉体派のアクションではない。バイオレンス色の濃い銃アクションだ。本作の特徴でもあり魅力でもあるのは、このバイオレンス描写だ。そのムードを高めているのは、ジョニー役のダスティン・グエンの殺人鬼であるかのような演技であろう。
 全体的には楽しめるのだが、ストーリーの中身が不足している。もっと緻密な内容でなければ、観客はストーリーに納得しないであろう。たとえば、ピーターら三人が捕まった時、なぜ一人はいとも簡単に処刑され、残りの二人は見逃されたのか? 意味が分からない。
 また、ラストにはサプライズが用意されているが、動画が残されていること自体が不自然ではないだろうか? それに、だれもが死んだエンジェルは「美人で頭がいい」と言っているが、とてもそうは見えない。あと、ケイン・コスギの出番はあれだけ? 本作は、バンコクなどで撮影されたとのこと。
 サハチャック・ブーンタナキットは国際派の男優で、日本で上映された「バトルヒート(スキン・トレード/Battle Heat/Skin Trade)」<2015年/アメリカ、タイ、カナダ>、「ルパン三世(Lupin the Third)」<2014年/日本>、「オンリー・ゴッド(オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、デンマーク、タイ、アメリカ、スウェーデン>、「The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛(The Lady)」<2011年/フランス、イギリス>などに出演している。
 タイでは、2015年「Thailand International Film Destination Festival」で上映された。同映画祭では、2012年作品のイギリス映画と紹介されている。この作品は、「エンジェルス(Angels)」<2012年/タイ/Wych Kaosayananda監督>の作品に追加、再編集したものらしい。英題の「Zero Tolerance」とは、「不寛容」という意味。



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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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