東京国際映画祭で上映のメコン川ノンストップ麻薬アクション「メコン大作戦」

東京国際映画祭で上映のメコン川ノンストップ麻薬アクション
「メコン大作戦」


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 東京国際映画祭で上映のメコン川ノンストップ麻薬アクション「メコン大作戦」(2016年/香港、中国)です。

 ノンフィクション・アクション作品。中国にその源を発し、ミャンマー、ラオス、タイを通り下流域へと流れる世界を代表するメコン川。中流域には、ミャンマー、ラオス、タイ三国にまたがる黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)と呼ばれる麻薬製造で有名な不法地帯があった。そのメコン川で、中国船が拿捕されて乗組員13人が殺されるという事件が発生した。その事件の調査に、中国、タイ、ミャンマー、ラオスの四ヵ国が共同で捜査に乗り出すが、中国は独自の部隊を派遣し…。
 中国では大ヒットした作品。2011年に実際に起こった事件に取材し、作られている。ストーリーの舞台の多くはタイ。おそらく、タイでもかなりのロケが行われていると思われる。タイの俳優陣も出演している。日本では、第29回東京国際映画祭で日本プレミアが行われた。
 とにかくアクションがすごい。123分というやや長い上映時間だが、次から次へと続くアクションで最後まで一気に見せてしまう。どの程度事実に基づいたストーリーかは分からない。複数の国のいろいろな組織が登場してくるので、人物関係も少し分かりにくい。突っ込みどころがある部分も決して少なくないのだが、観客を飽きさせることはない。
 製作費も、ものすごくかかっているのではないだろうか? さすがタイだなと思わせるシーンもあった。タイで最も大きな鉄道駅であるフアラムポーン駅(バンコク駅)で、列車を留めたまま(営業中に)アクション・シーンの撮影が行われている。おそらく、近くには一般客もいたことであろう。これは、日本では考えられないことだ。さすが、映画撮影大国タイといったところである。
 本作のいちばんの見せ場は、ラストではなく中盤の麻薬の取引をショッピング・モール内で行うシーンではないだろうか? モール内で、とてつもないアクション・シーンが展開されるのだ。これをセットで撮るにはお金がかかり過ぎるので、ロケであろうとは思った。だが、それにしても・・・。監督の言によると、(どこの国かは言及しなかったが)本物のショッピング・モールで撮影したそうだ。しかも営業したままで撮影したらしく、各店舗には迷惑料を払ったとのこと。また、撮影で壊してしまった部分もあるので(作品を観れば、分かるが)、その補償もしたとのこと。
 この作品は全編殺人シーンが多くかなり残酷な場面もあるので、あまり子供には見せたくない気がする。また、本作では、人間が銃弾を浴びてもなかなか死なない。そして、麻薬組織の幹部を生きたまま捕まえろと言われても、あの銃撃戦の中では不可能だろう。しかし、・・・。
 出演したいた俳優陣も男気があって、いい味を出している。ところで、エディ・ポンって国広 富之に似ていないだろうか? タイからは、ウィタヤー・パーンシーガーム(タイの悪軍人役)らが出演している。ウィタヤー・パーンシーガームの出演作としては、日本で公開された「ルパン三世(Lupin the Third)」<2014年/日本>、「オンリー・ゴッド (オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、デンマーク、タイ、アメリカ、スウェーデン>、「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(The Hangover Part Ⅱ)」<2011年/アメリカ>や「ニンジャII シャドウ・オブ・ア・ティアー(Ninja II Shadow of a Tear)」<2013年/アメリカ、タイ>、「ザ・マーク リデムプション(The Mark Redemption)」<2013年/アメリカ>、「チョイス(Choice)」<2012年>、「プリンス・アンド・ミー 4 エレファント・アドベンチャー(The Prince and Me 4 The Elephant Adventure)」<2010年/アメリカ>、「スニー・エ・レレファン(Sunny Et L'éléphant)」<2007年/フランス>などがある。
 あと、確認ができていないが、麻薬組織の方目が悪い幹部は、ピン・ラムプラプルーン(Ping Lumpraplerng/พิง ลำพระเพลิง)か?

◆東京国際映画祭

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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