この作品を観て、北海道のニセコへ行きたいと思う人はいないだろうな/「ブッパー・アーリカート(ブッパーありがとう)」

ブッパー・アーリカート(ブッパーありがとう)/Buppaarigat(Haunting in Japan)


BupphaArigatoPoster5.jpg


 コメディー・ホラー。北海道のニセコにある雪に囲まれたロッジ「オスカー・ロッジ」。ここへ、ネック(チャーリー・トライラット)、チェック(チャルームポン・ティカマポーンティラウォン)らが訪れる。そこで待ち受けていたのは、美少女ブッパー(スパットサラー・タナチャート)と・・・というストーリー。
 「ブッパー・ラートリー」シリーズの17年振り第五作目。サハモンコン・フィルム配給。日本の北海道のニセコで撮影された作品。期待の作品だったのだが、時系列がよく分からない上、人物関係もいまひとつ不明だ。そして、ストーリーもよく分からない。
 タイ映画が好きな(男性の)裸やトイレ・ネタも出てくる。わざわざニセコまで来て、男優を裸にしなくてもいいのにと思う。さぞ、寒かったであろうに。作品の冒頭近くに激しいセックス・シーンが出てきて驚いたが、女性が服を着ていて再びびっくり。
 そもそも、この作品をニセコで撮った意味がないような内容だ。まあ、雪が必要だったのかもしれないが。作品のほとんどの部分は、ロッジ内で展開している。まるで、低予算映画風のストーリー展開だ。ニセコの観光地巡りのシーンもない。残念ながら、この作品を観て、北海道のニセコへ行きたいと思うタイ人はいないであろう。まあ、まれに見るすごい内容の作品だ。一体、何を描きたかったのであろうか? 興行収入は、13.37百万バーツとあまり良くなかった。
 ブッパー・シリーズのレギュラー・メンバーである元祖ブッパー役であったチューマーン・ブンヤサックが、霊界の女性?役で出演している。また、おかしな警察官役を務めたアディレーク・ワッタリラーは、そのまま警察官として出演している。
 主演男優のチャーリー・トライラットは、日本で劇場公開された「フェーンチャン ぼくの恋人(マイ・ガール/Fan Chan/My Girl)」<2003年>や日本でDVD化された「コメディ学園(ハサート/Ha-Zard)」<2011年>の主演男優。また、チャルームポン・ティカマポーンティラウォンは、「フェーンチャン ぼくの恋人」で太ったいじめっ子役を演じた男優。
 ユッタルート・シッパパーク監督には、日本でもDVD化されている「609(ロクマルキュウ/Buppha Ratree/Rahtree: Flower of the Night)」<2003年>、「キラータトゥー(Kiiler Tatoo)」<2001年>や「チェン・カーン・ストーリー (トゥッケー・ラック・ペーン・マーク/Chiang Khan Story)」<2014年>、「ウォンチョーンピット(Wogchonpit/Heaven and Hell)」<2012年>の中の「第三話/ナロック・チャン 8」、「バンコク・カン・フー(Bangkok Kung Fu)」<2011年>、「フライデー・キラー(Friday Killer)」<2011年>、「サタデー・キラー(Saturday Killer)」<2010年>、「サーム・ヤーン(Sarm Yan)」<2010年>、「ラートリー・リベンジ(Rahtree Revenge)」<2009年>、「ラートリー・リボーン(Rahtree Reborn)」<2009年>、「ラスト・モーメント(The Last Moment)」<2008年>、「イーティム ターイ・ネー(E-Tim Tai Nae)」<2008年>、「テンズ・エンジェル(Tengs Angel)」<2008年>、「ゴースト・ステーション(Ghost Station)」<2007年>、「ゴースト・オブ・バレンタイン(Ghost of Valentine)」<2006年>、「ラートリー・リターンズ(Rahtree Returns)」<2005年>、「パタヤー・マニアック(Pattaya Maniac/Sai Lor Fah)」<2004年>などの作品がある。この監督は、作品によって出来不出来の差が激しい。

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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