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タイで、本日公開予定の東京国際映画祭で上映の「十年 Ten Years Thailand」

タイで、本日公開予定の東京国際映画祭で上映の
「十年 Ten Years Thailand」


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 タイで、本日公開予定の東京国際映画祭で上映の「十年 Ten Years Thailand(Ten Years Thailand)」です。この作品は、見る人によって感じ方が違うと思いますが、ある見方では痛烈な現軍事政権批判と感じ取れます。この作品、本当にタイで公開されますかどうか? また、公開されたとしたら、東京国際映画祭で上映された時と内容が同じかどうか観てみたいです。

 4人の監督による4本のオムニバス作品。オムニバス形式の作品で、10年後の自国を描く「十年」プロジェクトの中の一つの作品。このタイ編の他に、香港編、日本編、台湾編が製作されている。2018年のカンヌ国際映画祭に出品されている。日本では、第31回東京国際映画祭で上映された。


【サンセット】
 モノクロ作品。シンプルだが、映像的にはいい出来だ。だが、短編とはいえ、ストーリーとして完結していないような感じを受ける。また、主人公は軍隊をかばっているのだが、作品内容は明らかに軍政批判のように受け取れる。はたして、この内容で、自国において公開できるのであろうか?

【キャットピア】
 物語の起承転結が、一番はっきりしていたのはこの作品。緊迫感、倦怠感もあり、映像的にはおもしろい。東京国際映画祭の解説で、ネタバレが起きていたので、残念ながら冒頭の走っていく人たちを映したカメラワークにサプライズは起きなかった。アンダー・ヘアー無修正で、裸の女性が出てきた時には少々驚く。この作品も、見方によっては政府批判と取れないこともないが・・・。

【プラネタリウム】
 一体、この作品は何を言いたいのであろうか? 一瞬、王室批判かとも思ったのだがそうではない。新興宗教批判?仏教批判? いや、まったく分からない。独裁者の出現を警告しているという意見もあるのだが、意味が分からないので、カラフルな映像も陳腐に見えてしまう。

【ソング・オブ・ザ・シティー】
 真打ち登場のこの作品、例のごとく、物語がないように思える。よって、何を伝えたいのだかは理解不能だ(分かる人には分かるのかもしれないが)。撮影は、コンケーン大学のサリット・タナラット(Sarit Tanarat/1908~63年)元首相の銅像建築現場を中心にして撮影されたのだろうか? サリット・タナラット元首相は軍人で、クーデターによって政権の座に就いた。そして、民選議会を廃止し、首相に大きな権力を与えた暫定憲法を施行した人である。ただ、一方では、タイの経済を発展させた功績もある。ということで、この方と後世の似たことを行った方を対比させたいのかなと思ったりもするのだが・・・。

 アーティット・アットサラット監督には、日本の映画祭で上映された「ハイソ( Hi-So)」<2010年>や「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中のの「バンコク・ブルース(Bangkok Blues)」などの作品がある。
 ウィシット・サーサナティアン監督は、日本で公開された「カメリア(Camellia)」<2010年/韓国、日本、タイ>の中の「アイアン・プッシー(Iron Pussy)」、「シチズン・ドッグ(Citizen Dog)」<2004年>、「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>、日本でDVD化された「レッド・イーグル(Red Eagle)」<2010年>や「シニアー(ルン・ピー/Senior)」<2015年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「サイトシーイング(Sightseeing)」、「見えざる者(アンシーアブル/The Unseeable)」<2006年>などを手がけている。
 アピチャーポーン・ウィーラセータクン監督は、2010年の第63回カンヌ国際映画祭でタイ映画として初めてパルムドール(最高賞)に輝いた。日本で公開された「光の墓(Cemetery of Splendour)」<2015年/タイ、イギリス、フランス、ドイツ、マレーシア>、「ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)」<2010年>、「世紀の光(シンドロームズ・アンド・ア・センチュリー/Syndromes and a Century)」<2006年>や日本の映画祭で上映された「メコン・ホテル(Mekong Hotel)」<2012年/タイ、イギリス、フランス>、「トロピカル・マラディー(Tropical Malady )」<2004年>、「アドベンチャー・オブ・アイアン・プッシー(The Adventure of Iron Pussy)」<2003年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>や「アッシュズ(Ashes)」<2012年>、「モバイル・メン(Mobile Men)」<2008年>、「アンセム(The Anthem)」<2006年>、「真昼の不思議な物体(Mysterious Object at Noon)」<2000年>などの作品がある。

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「Ten Years Thailand | Official Teaser ตัวอย่างทีเซอร์ - SF Exclusive Movie」


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普段と違う光景がありました

今日2日目に見てきました。チェンマイでは5館中1館、夜1回のみの上映です。観客は32人でした。

普段と違うことが2点ありました。1点は上映前に起立しなかったタイ人が別々に2人いたことです。1人は若いカップルだったのですが彼女の方は起立していました。誰も注意はしていませんでした。もう1点は欧米系が3組5人いたことです。32人中5人は多いです。今までチェンマイではタイ映画で欧米系を見かけたのは60回中1回のみ、タイ人の彼女連れでした。

わかりにくかったです

映画の内容については東京国際映画祭では見ていないので比較できませんが、上映時間を見る限りほぼ同じではないでしょうか。4作すべて公開されていました。1作目はわりとわかりやすいと思いますが、2作目は〇〇派絡みでしょうか?驚かれたシーンもそのままです。3作目は確かに意味不明ですね。少年たちが白シャツだったので〇〇教団を連想したのですが、むしろボーイスカウトっぽい姿ですね。4作目もわかりませんが、冒頭は「クワイ河マーチ」(The Longest Day)が流れていましたね。恐竜の像もあったし確かにコンケーンぽいですね。

禁止語がどれかわからず苦労しています(笑)

Re: 普段と違う光景がありました

 起立しない人が増えていることは、タイでも問題になっていますね。○様に威厳がなくなったと言こともあるかもしれませんが。

 外国人が、この作品を観に来てもおかしくないと思います。アピチャーポン監督ですので。タイ人の彼女が観に行きたいとは言わないでしょうね(笑)。

Re: わかりにくかったです

 3作目なのですが、私も「〇〇教団」を扱っているのかな?という感想を持ちました。ですが、ある方の説明によると、これは教祖による「独裁」を描いているのだそうです。そう言われると、なるほどと思いました。「独裁」なので、「教団」ではなく・・・批判?

 4作目の「コーンケーン」という根拠は、確か日本語字幕に「コーンケーン大学」と出てきたからです。

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asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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