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東京国際映画祭上映のタイ映画/ホラー「Sisters(クラスー・サヤーム)」

東京国際映画祭上映のタイ映画
ホラー「Sisters(クラスー・サヤーム)」


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 クラスーものホラー。サハモンコン・フィルム作品。タイで公開時、クラスーもの作品が二本続けて公開された。「インヒューマン・キス(セーン・クラスー/Inhuman Kiss)」と本作がそれである。興行成績は、「インヒューマン・キス」が36.65百万バーツ以上とヒットしたのに対し、本作は6.93百万バーツ以上と惨敗してしまった。
 「クラスー(「ガス―」と表記する人もいるが)」は、タイ人ならだれもが知っているお化けである。クラスーは女性で普段は人間の姿をしているが、夜になると頭と内臓が胴体を抜け出し、獲物を求めて空をさまようという。
 作品的には、脚本がしっかりとしていないのが最大の弱点。人物関係も、どういう関係なのかがあまりはっきりしていない。そして、姉妹愛、父娘愛を描きたかったのであろうが、姉妹同士及び父娘同士が本当に相手を思いやっているようには見えないのも何とも言えない。姉の呪術師であるウィナー(プローイユコン・ローチャナカタンヨー)とクラスーの親玉ラートリー(ラター・ポーガーム)との対決も、最後はあっさりと・・・。そして、ウィナーはなぜか弓を操るのだが、あれは「ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)」<2012年/アメリカ>の影響か?
 姉を演じたプローイユコン・ローチャナカタンヨー、妹モーラーを演じたBNK48のナンナパット・ルートナームチュートサクン共に悪くなかった。ただ、プローイユコン・ローチャナカタンヨーは、剣を操って戦う剣士としてはあまりにも腕が細かった。
 ラター・ポーガームは、日本映画の「ルパン三世(Lupin the Third)」<2014年>や日本で公開された「メカニック ワールドミッション(Mechanic Resurrection)」<2016年/アメリカ>、「トム・ヤム・クン 2(ザ・プロテクター 2/Tom Yum Goong 2/The Protector 2)」<2013年>、「オンリー・ゴッド (オンリー・ゴッド・フォーギブズ/Only God Forgives)」<2013年/フランス、他>にも出演している。
 スパコーン・キットスワンは、日本で公開された「マッハ!弐(オンバック 2/オンバーク 2/Ong-Bak 2)」<2008年>、「ランボー 最後の戦場(ラムボー/Rambo)」<2008年/アメリカ>、「わすれな歌(Transistor Love Story)」<2002年>、「怪盗ブラック・タイガー(Tears of The Black Tiger)」<2000年>、「デッド・アウェイ(The Extra Legal)」<1999年>や日本でDVD化された「メテオ・クラッシュ(メテオ/Meteor)」<2004年>などに出演している。
 プラチャヤー・ピンケーオ監督には、日本で公開された「マッハ!無限大 (トム・ヤム・クン 2/ザ・プロテクター 2/Mach! Infinite/Tom Yum Goong 2/The Protector 2)」<2013年>、「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2008年>、「トム・ヤム・クン(ザ・プロテクター)」<2006年>、「マッハ!!!!!!!!!!(Ong Bak)」<2003年>、DVD化された「チョコレート・バトラー(ザ・キック/The Kick)」<2011年>や「ルーク・トゥン シグネーチャー(Looktung Signature)」<2016年>、「パーイ・イン・ラブ(Pai in Love)」<2009年/共同監督>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「バンコク・ストーリーズ(Bangkok Stories)」、「4 ロマンス(4 Romance)」<2008年>の中の「Warn」などの作品がある。
 原題は、「サヤーム(サイアム)のクラスー」という意味。おそらく、物語の主舞台の一つが、サヤーム・スクエアーだからこの名が付いたのではないだろうか? 作中では、サヤーム・スクエアーにある映画館「スカラー」が登場してくる。

◆東京国際映画祭

[ 参 考 ] タイ映画ライブラリー

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テーマ : アジア映画
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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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