本日、ジージャー出演の「チョコレート・バトラー」日本でレンタル開始

本日、ジージャー出演の「チョコレート・バトラー(The Kick)」
日本でレンタル開始


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 コメディー・タッチのテコンドーものアクション作品。タイの国宝級の剣を狙う窃盗団とテコンドー教室の一家が剣の争奪戦を繰り広げ・・・・というストーリー。日本でも公開された「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2009年>でもメガホンを取ったプラチャヤー・ピンケーオとチーチャー(ジージャー)が再びタッグを組んだ作品。ただし、今作ではチーチャーはは主演ではない。
 作品が始まった最初の数分間で、既に?と思わせる内容となってしまっている。この作品は、B級作品のつもりで作ったのではないだろう。であるならば、失敗作ということになるであろう。
 まずは、作品の基本となるストーリー構成がしっかりしていない。演出と脚本も???である。すばらしいアクション・シーンもあるのだが、アクションの演出も全体的に力がない。それに、クライマックスのお父さんと爆弾のシーンはお粗末だった。
 この作品があまり盛り上がらない理由の一つに、主人公たちが強いのだか弱いのだかよく分からない点を挙げることができる。強いのだったらもっと強く、弱いのだったらもっと弱くしないと観客は感情移入することができない。それと、登場人物のキャラクターがほとんど生かされていない。チーチャーにいたっては、ストーリー的にはおまけ的存在となっている。
 主人公は音楽をかけると強くなるという設定なのに、クライマックスでは音楽は使われていない。ワニが出てくるシーンは合成で、象のシーンでは象をうまく利用できていない。それに、作品の最初の方のアクション・シーンではスロー画面にしたために、実際には当たっていないことがはっきりと分かってしまう。
 アクション・シーンがだめでもストーリーがしっかりしているか、ストーリーがだめでもアクション・シーンがしっかりしていれば作品としては形になるのだが。韓国での興行成績は分からないが、タイではUS$172,000という見るも無残な成績に終わっている。原因は宣伝等興行面にもあるのかもしれないが、タイの人たちに評価されなかったのも一因に違いない。
 日本でのDVD化にあたっては、チーチャーが出演する作品は「チョコレート」という冠を付けるつもりのようだ。DVDジャケットのデザインの感じも、全ての作品が同じになっている。営業的には仕方ないのかもしれないが、なんだか芸がないような気がする。それと、チーチャーは助演なのに、日本版のDVDパッケージでは彼女が大きく載っている。これだとチーチャー目当てで買った人は、だまされた気分になるのでは?
 プラチャヤー・ピンケーオ監督には、日本で公開された「チョコレート・ファイター(Chocolate)」<2008年>や「パーイ・イン・ラブ(Pai in Love)」<2009年>、「サワッディー・バンコク(Sawasdee Bangkok)」<2009年>の中の「バンコク・ストーリーズ(Bangkok Stories)」などの作品がある。



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まとめtyaiました【本日、ジージャー出演の「チョコレート・バトラー」日本でレンタル開始】

本日、ジージャー出演の「チョコレート・バトラー(The Kick)」日本でレンタル開始 コメディー・タッチのテコンドーものアクション作品。タイの国宝級の剣を狙う窃盗団とテコンドー教室の一家が剣の争奪戦を繰り広げ・・・・というストーリー。日本でも公開された「チョコ...

「チョコレート・バトラー」を観ました。

既に注文済みではあったのですが、先日観たタイ版との比較もしてみたくて、レンタルし

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気になってレンタルしてみました

タイ版のDVDを買って観ていたのですが、気になって昨日レンタルしてきました。
タイ版とは、尺が7分ほど違っていて、シーンが4つほどカットされていました。

1つは、カットしても本筋には影響ないシーン。 最初の方の韓国人家族を紹介するような映像の部分。
1つは、カットすると前後が繋がりにくくなるシーン。 テヤンがオーディションから戻ってきて、強盗団たちを見つけて、店先のバイクを拝借するシーン。

残り二つは、テヤンとワワのシーンなのですが、あった方が、2人の距離感が伝わってくるので、出来れば残しておいて欲しかったシーンです。
ジージャーさんの可愛い笑顔のシーンもカットされちゃてました。その点は残念。

あと、日本語吹き替えはやはりあった方がいいですね。
スムーズに、見ることが出来ました。

また、映画のタイトルが出たあとのシーンも違っていました。
いくつかシーンをカットしたことにもよるのかもしれませんが、タイ版よりは日本版の方がテンポはいいと思います。

自分のベストバージョンは、日本版にタイ版にあった、3シーンを戻したものですね。

韓国のボックスOfficeを調べましたが、韓国での成績もふるわなかったようです。

家族愛を軸にしたアクションものなのでしょうが、そのバランスがとれないために中途半端な印象になってしまったのではないかと思います。

Re: 気になってレンタルしてみました

 やはり、発売される国によってDVDの内容が変わるということは普通にあるのですね。その国の特殊事情で内容が変わるというのは分かるのですが、全然意味のないところで変わるのはどうしてなのでしょうね。

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asianet

Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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