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二ミプット監督のデビュー作で、大ヒットした実話のヤクザ映画

ダン・バイアリーズ・アンド・ヤング・ギャングスターズ
/Dang Bireley's and Young Gangsters


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 アクションもの。西暦1956年(仏暦2499年)に、実際にあった事件を基に映画化したもの。1950年代、タイでもヤクザ的グループが闊歩していた時代があった。デーン(Jedsadaporn Pholdee)はそんな時代に育ち、彼は13歳で初めて人を殺してしまう。成長した後ナイト・クラブなどの経営に関わるが、荒廃した世の中の波にのまれてゆき・・・というストーリー。
 この作品はノンシー・ニミブット監督のデビュー作で、公開当時大ヒットを記録した。この作品が作られた1997年というと、ほとんどがコメディー・タッチの作品ばかりでこれだけシリアスな作品はほとんどなかったに違いない。また、この時期はタイ映画界が斜陽の時代で、ニミブット監督はタイ映画界にとって突如現れた救世主だったに違いない。同監督は、この作品の次に作った日本でも公開されている「ナンナーク(Nang Nak)」<1999年>でも大ヒットを飛ばしている。
 今の作品と比べてしまうとどうしても見劣りするところが出てきてしまうが、当時これだけの作品はそうはなかったはずである。残酷シーンはちょっと控えめ(あくまで今現在の基準でのことで、当時はかなりのものであったと思われる)で、裸は出て来ないが女優が下着姿で登場するのもセンセーショナルであったに違いない。
 作品を観ていると、まるでアメリカ映画のギャングが活躍していた禁酒法の時代(1919~33年)であるかのようだ。それと、当時はアメリカ軍の基地があったので当然かもしれないが、ジェームズ・ディーンとかエルビス・プレスリーの写真や歌、ダンス・ホールなども登場する。まるでタイではないみたいだ。
 ノンシー・ニミブット監督の作品としては、日本でも公開やDVD化されている「ナンナーク」、「ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー(Queens of Langkasuka)」<2008年>、「THREE 死への扉(THREE)」<2002年>、「ジャンダラ 背徳の情事(Jan Dara)」<2001年>などの作品がある。原題は、「(仏暦)2499年 ヤクザ 町を支配する」という意味。この物語は、2012年にも「ギャングスター(Gangster)」というタイトルで映画化されている。

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※この作品は、現在タイで公開中の「ギャングスター(アンタパーン/Gangster)」の1997年版です。

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テーマ : アジア映画
ジャンル : 映画

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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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