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ミー・マイセルフ 私の彼の秘密 / Me...Myself

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 オカマさんを題材にした、ミステリアスなラブ・ストーリー。と書いてしまうと敬遠する方もいるかもしれないが、オカマさんの世界を舞台にしたものではないのでオカマさんが嫌いな人でも見れるのではないだろうか。しかも、コメディーではなく純粋なラブ・ストーリーとして、シリアスに作られている。
 この作品、見ていてすごいと思ったのは脚本がしっかりとしていることだ。タイ特有のいい加減な場面進行がほとんどない。ただ、ほれてバンコクまで追っかけて行った人がなんでこうなるのという、ストーリーの根幹にかかわる疑問は残るのだが。ラストがちょっと弱いものの十分に楽しめる作品で、女性にはうけるであろう。上映時間が約1時間50分で、やや長く感じる。長いシーンが多いので、もう少し編集で短くするともっとすっきりするのだが。
 主演の男女優がまたいい。チャーヤナン・マノーマイサンティパープは、表向き気の強そうな女性を好演している。この人、新人なのだろうか?経歴などがよく分からない。たぶん、この作品が映画デビュー作。甘い顔のアナンダ・エバリンハムは、「Ghost Delivery」<2003年>、「心霊写真」<2004年>、「Coffin」<2008年>、「Queen of Langkasula」<2008年>などに出演しタイ映画階では活躍している。監督のポンパット・ワチラバンチョンは俳優業もこなす人で、「7 Pra Chan Ban (Heaven's Seven)」<2005年>と「7 Street Fighters (7 Prajanban 2)」<2005年>ではリーダーの赤パン役をやり、「アフロサッカー」<2006年>、「チョコレート」<2008年>などにも出演している。原題は「永遠に愛して」。


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Author:asianet
 初めてタイ映画を見たのは、東京の渋谷で行われたタイ映画祭。そこで「サラシン橋心中」など社会派作品を見てタイ映画もやるもんだと思ったのですが、その次にタイ映画に出会ったのは何年も後のことで国際線の飛行機内でやっていた「マッハ」。これすごいぞと思ったのでずか、そこまででした。そして仕事の関係で「アタックナンバーハーフ」を見なければならなくなり、いつの間にかタイ映画に病みつきに・・・。

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